【やり方を考えた瞬間から在り方が崩れる】 #0
事業、企画、コンテンツを設計する際に
陥りやすい罠についてお話をさせて頂きます。
これは事業者に限らず、誰しも覚えておいて損はしないお話だと思います。
突然ですがあなたは
・目的と目標の区別は付いてますか?
・目的と結果の区別は付いてますか?
・目的と手法をいつの間にか取り違えてしまうことはありませんか?
もし、ピンとこないようでしたら、要注意かもしれません。
少々下世話かもしれませんが…
モテようとするとモテない
儲けようとすると儲からない
…これらはありがちなケースです。
「原因はコレだ!」とは一概には言えませんが、
そうなる要因の1つとして、真っ先に
"目的設定のミス"を疑いましょう。
それには、
まず【因果のセオリー】を意識することを
お薦めします。
因果のセオリーには基本型があります。
因果のセオリー 〜基本型〜
背景→目的→結果
はい、とてもシンプルです。
ただし、絶対に間違えてはいけません。
ボーリングでいえば、
背景は、助走。結果が、ピン。
レーンの床に書かれた印が、目的です。
ストライクを狙うことは、目的ではありません。それは、結果なのです。
レーンの印を正確に狙うという目的の先に、
ストライクという結果があるといったイメージをしてください。
因果のセオリーは
望み通りの結果を得るためには
必要不可欠な考え方です。
わたしは現在、地元の経営者が集う青年経済団体3カ所に所属しています。長いところは6年間在籍。そこで何をしているかというと、ボランティアを目的とした事業の構築を一年中やっているんですね。
ここまでのお話は、そうした経験から学んだ
あらゆる物事において成果を出すために抑えるべき「キホンのキ」です。
さらにこれを踏まえて発展型をご紹介します。
因果のセオリー 〜発展型〜
立場…社会に対する立ち位置 (在り方)
背景…立場の根拠となる事実や想い
目的…ターゲットの急所
手法…目的を確実に射るための策 (やり方)
導線…結果に繋げる道すじ
結果…目的を射ることで現れる事象
因果のセオリーを最大化する上で
いくつかコツがあります。
目的には、自分の利でなく、他者の利を設定し
結果とは、副次的産物だと理解してください。
利とは、利益とは捉えず、その人にとってのHAPPYくらいに考えてください。
ただその上で、仮に、結果に「収益」を設定するならば、必ず導線にこだわってください。
いかなる時も忘れてはいけないのは、
目的と結果の区別。
あなたは、結果を出したい想いが強くなればなるほど、目的と結果がいつの間にか、すり替わってしまうのです。
目的を正確に射抜くことで、結果が現れます。
さらに結果の精度を上げるには、導線にこだわるのです。
見出しにも書きましたが、
やり方を考えた瞬間から在り方が崩れる
という一文…
なかなか密度が高いフレーズだと思います。
結果に囚われ焦るあまり文字通り"的外れ"な「やり方」を量産してしまう罠にハマった経験って誰しもありますよね??
では、その手法(やり方)が一体どこに位置するのかを確認してみてください。
⬇︎図に表すとこんな感じ⬇︎
何かやろうと思い立ったときには試しに
この図に当てはめてみてください。
因果のセオリーを意識することで
格段に成功率が上がるのです。
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価値観の近いもの同志で一緒に何かやりましょう!