#レポート|事業化実現プログラム|考えるから、「実現」に向けた「実証」へ。
考えるから、「実現」に向けた「実証」へ。
みなさん、こんにちは。MYSHやちこです。
現在進行中の「事業化実現プログラム」、今回は、10月に実施された研修会と半期報告共有会のレポートをお届けします✍️
MYSHと南相馬は、あなたの「やりたい」を全力で応援しています。
全体概要
10月2日(日)東京にて研修会、そして事業報告共有会が行われました。
オンライン参加者も含め総勢17名が参加、現地では南相馬市役所からもご参加頂きました。
このプログラムでは事業化に必要なマインド・スキルを獲得するために研修を実施しております。
今回の研修会では「相互理解」というテーマで3時間たっぷりと研修を受けました。また、共有会では、事業化に向け進行中の実証実験のレポート報告が行われました。
起業家への道・相手を知ることは自分を知ること|研修会
今回の研修会のテーマは「相互理解」。
調べてみると相互理解とは「他人同士で互いに異なる価値観や人間性、考え方を理解し合う」という意味合いのようです。なんだか頭ではわかっていても今まで特別考えたこともなく、私自身、どのような研修をするのかとても楽しみでした。
今回はこのテーマを選んだ理由として、事業化実現に向け、地域の方、企業の方など一緒に動く人も増えていく中で、いい関係性を作れるようになろうとのことで、研修が行われました。いい関係性を作れるかは事業を進めるうえでとても重要なことです。
「あこがれる映画は?」など日常の会話から相手を知り理解すること、そして一つの質問をし掘り下げる練習などを行いました。
相手を知ること、そして自分も質問を受けることで自分を知ることへ繋がっていきました。
自分を知ると自己開示ができる、自己開示ができる人は応援してもらうチャンスが増えると感じています。
最初は緊張しながらも始まった研修は、「知ることが面白い」「もっと知りたい」といった様子で、3時間あっと言う間に終了しました。
これから、多くの人に出会いぶつかることもあると思いますが、研修で得たことを活かし、楽しみながら進んでもらいたいですね。
実証実験スタート!「松野実験」ってなに?|共有会
9月には事業検討者にとって大きな動きが2つありました。
1つは、相馬弁の魅力を伝えようと、現役高校生デザイナーが、LINEスタンプを作り実際に販売したこと。
もう1つは、事業化に向けた実証実験がスタートしたことです。
今回の共有会では、実験の報告やこれからの課題・取組みについて発表してもらいました。
実証実験では、南相馬で将来的に珈琲の提供やカフェの経営を考えている松野さんがコーヒーイベントを開催。(通称、松野実験)
「珈琲の輪」テストマーケティングということで市内何カ所かで実際にコーヒーを淹れ、場所や雰囲気の違いで会話にどういう差異が生まれるのかという違いの検証を行いました。
ここでの実験から繋がりが生まれ、南相馬での朝市やイベントへの出店が決まりました。結果としては、イメージしていたことと違った結果も生まれたこと、実際にイベントに参加してくれた方からの意見や、事業化に向け実際に利益を出す取組など、メンターからの的確なアドバイスも受けブラッシュアップしながら次回に取り組んでいくとの意気込みでした。次のステップに向けしっかりと進んでいます。
松野さんの取り組みは下のnoteよりご覧いただけます。
次は「高校生と未来を描く よりみちプロジェクト」。
南相馬市の高校生の皆さんがたくさんのきっかけに出会える場所をつくるための活動を行っている「よりみちチーム」が開催した、南相馬の高校生と現役女子大学生4人と話す座談会の報告です。参加してくれた高校生は、最初は緊張していましたが、「次は友達を連れてきたい!」と楽しそうに帰ったそうです。
「思うように集客ができなかった」という反省点はあったようですが、今後の活動の方向性を決め、既に次回の開催日に向け動いています。
メンターからのコメントで「クロネコヤマトの初日の荷物は11個、今は年間16億個以上。千里の道も一歩から。まずはスタートおめでとう。」という話が印象的でした。実証実験をスタートさせているということが大きな一歩ですね。
事業検討者は、首都圏に住んでいる学生や社会人です。学校生活や本業がありながら、離れた地域で事業化を進めるというのは、とんでもなくエネルギーがいることです。
このプログラムでは、個別メンターやMYSH南相馬メンバー、協力してくれる地域の方、参加者同士など、たくさんの人と関わりを持ちながら実行しています。
共有会では、メンターからアドバイス、参加者からの応援やアドバイスもあり、参加者も自信に繋がったようです。
一人で走るのではなく、困ったら相談できるメンター、現地でサポートするメンバー、共に悩み切磋琢磨する仲間がいることが、このプログラムの強みです。
着実に一歩ずつ動いている事業検討者の姿に、胸が熱くなり、そしてこの事業が実現した時のことを想像し、とてもワクワクしました。
趣味の話から新たなアイデアまで!メンバーとの交流が新たな活力へ|まとめ
共有会が終わると、そこからは交流会へと入ります。久々のリアル開催で、実はリアルに会うのは初めてというメンバーもちらほら。
オンラインでの交流を重ねていたことと「南相馬を元気にしたい!」という共通の思いがあるので、会った瞬間打ち解け、楽しそうな時間を過ごしていました。学校や会社以外で、仲良しこよしではなくお互い切磋琢磨しあっている関係はかけがえのない仲間です。
美味しいご飯を囲みながら趣味のサウナの話から、事業の新しいアイデアも飛び交う交流会。こういう時間が生み出す話はなんだか力を感じます。
話足りないメンバーは、交流会が終了した後、社長オススメの海老ラーメンを食べながらまだまだ熱く語り合っていたそうです。
偶然出会った南相馬、挑戦できるまち南相馬。
自ら課題を見つけ、解決する為の事業を考え事業化に向けて取り組んでいる。
みんな、偶然出会った「南相馬」が大好きになりました。
大好きなまちを元気にするため、自分が挑戦したいことを叶える。
事業化実現プログラムの今後の展開が、とっても楽しみです。
迷わず行けよ。メンターもサポートメンバーも全力で応援しています。
MYSHでは、地方で新しいチャレンジをしたい皆さんを応援しています📣
あなたの「やりたい」をぜひ、南相馬で実現しませんか⁉️
ご興味のある方は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください✨
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