英語を勉強する方法について
何から始めるべきか
英語のスキルを測る時に、次の4つの能力に分けられます。
スピーキング、リスニング、リーディング、ライティング
そして、初心者はいつもどれから始めるべきか悩ましいところだと思います。
しかし、私の回答は、正直どれでも良いです。
なぜなら、どれから始めるべきかは、目的によってそれは変わるからです。
外国人に話しかけられても答えられるようになりたい人は、話すことと聞くことから始めるべきだし、インターネットで読み書きができるようになりたい人は、読むことと書くことから始めるべきでしょう。
英語を勉強する上で必要な2つのこと
ただ英語の勉強で重要になることが2つあります。
一つは、単語を調べる習慣をつけることです。
正直英語を学習するというのは、「単語を調べること」と言っても過言ではありません。
そのくらい単語を調べる習慣をつけることは英語を学ぶ上では重要になってきます。
正直それをやり続けることができるようになれば、英語はすぐにできるようになるでしょう。
逆にそれができるようにならないと、英語はできるようになりません。
そして、もう一つ重要なのが、毎日続けることです。
というか毎日続けなければ、できるようにはなりません。
しかし、安心してください。
別にガリガリ勉強する必要はありません。
とりあえず1日5分10分の隙間時間とかでも良いです。
量ではなく、とにかく毎日続けること。
それが超大事です。
私もTOEICのテストを受けていた時に、1日の隙間時間のほんの10分程度だけ英語を聴く習慣をつけました。
しかも勉強を始めたのは、テスト直前2週間前です。
私は、元々高校受験用の英語はある程度できましたが、TOEICではそんなに点数を取れていたわけではありませんでした。
私は、留学に行きたかったので、TOEICの点数を手っ取り早く上げる方法が何か考えました。
すると、ライティングは、とにかく決まった時間の中で最後まで解けるかという時間との勝負である一方で、
リスニングでは、一定の時間を確保されて、その中の時間でどれだけ正確に答えられるかという正確性の勝負だということに気づきました。
つまり、点数が上がりやすいのはリスニングです。
なぜなら、文章を読んで答えるスピードを上げるよりも、内容を聞いて正しく答えられるようになる方が簡単だからです。
ということで、1ヶ月の間でリスニングだけに集中して勉強することにしました。
これまでのTOEICのリスニングテストは、せいぜい6割程度。
しかし、そうやって2週間毎日ほんの隙間時間にやっていくだけで、テストの結果は8割に上がりました。
ちゃんと証拠の写真も貼っておきます。
↓2018年2月のテスト。リスニングは495点中285点でした(6割弱)。
↓2018年3月のテスト。リスニングは495点中415点です(8割強)。
たった2週間、移動時間とかほんの隙間時間に勉強するだけで、これだけの力がつきました。
どうやって勉強したのかというと、テキトーに「リスニング 勉強法」とかでググって、1番上に出てきた方法をただやりました。
つまり、勉強法は正直どうでも良いということです。
英語の勉強法なんて、調べればいろいろ書いてありますが、正直なんでもいいです。
なぜなら、英語なんてやればできるようになるからです。
ただ誰もやろうとしないので、できないだけです。
そのくらい簡単にできるようになるのに、誰もそれを続けようとはしないのです。
私のやった勉強法も別にそんなに特別なものではないので、今度また詳しく記事にして書こうかと思います。
とまあこのように、英語なんて本当にちょっとやれば簡単に力をつけることができます。
しかし、誰もが毎日やらないので、できるようにならないだけです。
本当にちょっとの時間で良いので、毎日やってみましょう。
そしたら、すぐにある程度のレベルにはいくことができます。
なので、英語というのは、勉強のコスパが最強です。
なぜなら、そのくらいの勉強量で、前回の記事で書いたようなメリットを手に入るからです。
毎日やってれば徐々に力はついてきますし、力がついてくれば毎日続けることも苦にならなくなってきます。
力がついてきたら、むしろちょっとの量じゃ足りないと感じるようになるでしょう。
そして、気づいたら毎日英語で情報を取得するのが当たり前というようになっている物なのです。
習慣とはそういう物です。
私たちは当たり前に毎晩寝る前に歯磨きをします。
しかし、歯磨きをするようになったのは、毎日お母さんが歯磨きをしてくれて、だんだん自分でするようになって、気づいたらしないと気持ち悪いと感じるほどになっていきます。
英語の勉強も同じように、ちょっとの量しか読めない・聴けないのが気持ち悪いように徐々になっていくのです。
そうなってしまえばもうあとは簡単です。
自分が感じるように、もっともっとたくさんの文章を読み、たくさんの文章を聞けば良いのです。
そうやって習得してけば良いのです。
なので、辛いのは最初の数ヶ月くらいでしょうか。
その数ヶ月1日数分を我慢するだけで、前の記事で述べたような最強のツールをゲットすることができます。
逆にこんなに簡単に成果が出るものはそうないです。
そして、正直英語が読める・聴けるようになる頃には、ある程度英語を書ける・話せるようになっています。
ここではあえて4つに分けましたが、正直読むと書く、話すと聴くは同時並行でやった方が習得は早いです。
なぜなら、お互いがお互いの学習効率を上げることになるからです。
聴けるようになったら、話し方もだいたいわかりますし、話せるようになったら聞いた言葉も定着してきます。
そうやって聞いたり話したり、書いたり読んだりしてるうちに、英語を使いこなせるようになっていくのです。
では、次に具体的にどういう勉強をしていけば英語を使えるようになるのかというところを説明してきます。
英語を読める・聴けるようになりたい人
それでは、英語を読める・聴けるようになるためにはどうすれば良いのかということについてお話ししていきます。
基本は、先ほども言ったように、ひたすら単語を調べていくだけです。
そして、やり方は正直なんでも良いです。
ただ英語を読めて、聴ける環境を利用し、自分にあった勉強法を見つけましょう。
では、英語を読めて・聴ける環境というのはどう言った環境があるのでしょうか。
それは、次のようなものです。
英語を読む環境
ネット記事を読む。
英語で検索してみる。
kindleで英語の本を読む。
気になる海外の有名人のSNSをフォローする。
英語を聴く環境
洋楽を聴く。
映画を英語字幕で見る。
YouTubeで海外のコンテンツを見る。
単語帳を買って、それについているCDを聴く。
私がパッと思いついたのはこのくらいです。
ただここに挙げている以外にもきっとそう言った環境あるかと思いますし、正直使うものは本当になんでも良いです。
ただ英語を読めたり聴けたりすれば、あとは分からないところを調べるだけなので。
ただ聴くことに関していえば、字幕やその英文を文字として認識できる物が絶対にいいです。
なぜなら、それがないと調べられないからです。
もしそれがない場合はどうすれば良いのかというと、Siriを英語に設定して聞かせてしまいましょう。
そしたら、勝手にSiriが文章で書いてくれます。
その中で知らない単語を調べましょう。
あとは、その単語の意味と音を聴くだけです。
これで、その単語は見たこと・聞いたことのある単語になります。
その後は別に復習する必要はありません。
もちろん復習した方が定着率は上がるでしょうが、その単語はもしかしたら生活の中で使わない知らなくても良い単語かもしれません。
なので、そこにエネルギーを使う必要はないです。
なんか見たことあるなと思ったら、そのときにまた調べて、そこでなんとなく覚えていけば、気づいたら徐々に定着していきます。
それをひたすらやっていくだけです。
しかし、やっぱりSiriに毎回聞かせていくのは面倒なので、最初から英文が用意されている物をおすすめします。
ただここで、本当に単語を調べるだけかよと思ったかもしれません。
しかし、本当に単語を調べるだけです。
それ以下でもそれ以上でもありません。
大概の人は、英語を聞いたり読んだりするのには、もっと特殊な力が必要だと思っている人が多いですが、正直単語を知らないだけです。
読めないのは、その単語のスペルを知らないだけですし、聞こえないのはその単語の音を知らないだけです。
なので、単語を覚えていれば、できるようになります。
というのも、私自身英語の勉強はひたすら単語を調べて覚えることしかしてこなかったからです。
元は私も英語が得意というわけではありませんでした。
高校の頃なんかは、英語の偏差値が40くらいでした。
しかし、高2になる前の春休みで、英単語を覚えるのにハマって覚えていたら次のテストでは、偏差値が60くらいになりました。
その時、「あ、その程度なんだな。」と思いました。
それからも、英単語を覚え続けて、長崎県内の東進の英単語テストで3位になるくらいまで英単語を覚えまくりました。
すると、リスニング・リーディングの総合のテストでは、県内10位という結果でした。
やっていた勉強法は、ひたすら英文を読んで、聞いて、分からない単語を調べる。
ただそれだけです。
それだけでそこまでできるようになりました。
なので、英語ってかなり簡単なんです。
ただ誰もが難しく考えているだけなんです。
なのでシンプルに難しいことは考えないで、数ヶ月間本気でとことんやってみるくらいで、ガッツリやってちゃっちゃと身に付けちゃえばと思います。
その程度の話です。
英語を書ける・話せるようになりたい人
それでは、次に英語を書ける・話せるようになりたい場合は、どうすれば良いのかということを話していきます。
書く・話すという力は、聴く・読むとはまた全く別の能力になってきます。
なぜなら、日本語がわかる人の中でも、話すのが得意な人と苦手な人がいますよね。
なので、英語もそこは変わりません。
つまり、英語が理解できるようになったからと言って、話す能力が上がるとは限りません。
よく英語を話せるようになりたいと思っている人にありがちなのが、自分が話せない原因を英語ができないからだと勘違いしてしまうことです。
確かに、最初のうちは英語での表現の仕方がわからないから話せないということも多くあります。
しかし、ある程度英語を理解し、使いこなせるようになっている人に関しては、ただ話す内容がなかったりだとか、話す表現の仕方が思いつかないなどが原因である可能性が高いです。
日本語でも、これを伝えたいけど、どう言ったらいいんだろうってことありますよね。
それと同じです。
それでは、英語を書く・話す勉強の注意点を説明してきたところで、実際の勉強法はどんなものがあるのかを説明していきます。
まずは、それぞれの勉強する環境から説明していきます。
英語を書く環境
ネット検索を英語でする。
海外の友達を作ってLINEする。
Twitter、instagramなどのSNSで呟いたり、絡んだりする。
YouTubeなどのプラットフォームのコメント欄でコメントする。
英語を話す環境
Siriに話す。
Camblyなどの英会話サービスを使う。
国際系のサークルに入って、交流する。
自ら外国人が来るようなイベントを開く。
ブリティッシュバーに行って、話しかけてみる。
という感じですね。
書く・話すについては、正直聴く・読む程は簡単ではないです。
しかし、こちらも習慣にしていけば、着実に身についていくものなので、しっかり積み上げていきましょう。
では、まず書く・話す上で、まず必要なものを説明していきます。
まず大前提として必要なのは、基本文型はちゃんと知っておくということです。
基本文型とは、中学1年生の時に習うSVOCとかいうやつですね。
これは最低限知っておく必要があります。
もちろんこう言った基本文型を知らなくても、単語だけで伝えることもできます。
しかし、今回はそれが目的ではありません。
しっかり英語を話せるようになることが目的であるはずです。
最初はそれでも良いかもしれませんが、効率的にできるようになりたかったら、まずは文型をざっと覚えましょう。
まあ5つしかないから余裕です。
ちゃんと理解して覚えましょう。
そして、文型がわかったら後は書く・話すのみです。
自分の話したいことを話す・書くだけです。
そして、分からない表現は調べます。
基本はそれの繰り返しですね。
後は、聴く方法の時に話したのですが、英語字幕で英語を聴くじゃないですか。
そしたら、それを真似して自分も話してみるんです。
最初は、日本語のカタカナに直して読んでも構いません。
慣れてきたら1文字1文字の英語の読み方がわかるようになってきます。
ただ基本的には、私たちが読むアルファベットと同じように読むと覚えておけば良いでしょう。
a(エイ)b(ビイ)c(スィイ)d(ディー)、、、
bake(ベイク)bのあとがa(エイ)なので、「ベイ」という読み方になります。
bike(バイク)bのあとがi(アイ)なので、「バイ」という読み方になります。
これで後は、若干日本語と発音の仕方が違うので、これはもうアメリカ人のモノマネをするだけです。
ちょっと余談ですが、英語の発音綺麗な人って歌上手い人が多いんですよね。
なぜかというと、耳から聞いたものを真似する能力が高いのかなと個人的には思っています。
カラオケも結局自分が聞いた音楽を、どれだけその歌手と近いように歌えるかということなので、そう考えるとやっていることは同じですよね。
つまり、英語を話せるかどうかというのは、次の2点がポイントになってきます。
多くの表現を知っていること
ネイティブスピーカー(英語圏の人たち)の真似をできること
この2つだけです。
この2つを意識しながら学んでいけば、そのうち英語を話せる・書けるようになっているでしょう。
結局言葉というのは、真似することで習得できるものなのです。
私たちが子供の頃も、家族が話しているのを聞いて、それを真似することで、言葉が喋れるようになったはずです。
つまり、教科書なんていらないのです。
ただ聞いたことを真似する。見たものを真似する。
それだけで良いのです。
そうやって使っていくうちに、徐々に英単語のニュアンス、発言のニュアンスなどが分かってきます。
そうなってきたら、もう英語で問題なくコミュニケーションを取れるようになっています。
後は海外に行くだけです。
というように、英語を使えるようになる方法というのは、本当にこれだけです。
これをひたすら毎日やっていくだけで、数ヶ月後にはだいぶ英語を使いこなせるようになっているでしょう。
英語の習得とは、そのくらいのものなのです。
つまり、英語の勉強は、非常にコスパが高いです。
なぜなら、そのくらいの勉強で、前回の記事でも話したようなものを手に入れることができるからです。
これをやらないのは、本当にもったいないですよね。
なのに、ほとんどの人がやらないという選択をしています。
これが日本人の弱いところですね。
与えられる物に何も疑いを持ちません。
しかし、冷静に考えたら、急にその辺の人から渡された水を飲めるかと言われたら飲めないですよね。
それと同じで、教えてもらったことも常に疑うのが必要です。
日本の英語教育は、10年勉強しても英語ができるようにならないのですから、明らかに勉強方法として崩壊しています。
10年もやってればどんな仕事でもある程度できるようになりますよね。
しかし、それがならないということは、どこかがおかしいのです。
要は先ほども話したように、数週間ちょっと勉強すれば伸びる物をわざわざ何年もかけて遠回りしてやっているものなのです。
しかし、こんなことを言っても、簡単に教育というものは変わるものではありません。
なので、自分自身で気づいて対処していくしかないのです。
人任せにするのではなく、自分自身で全てなんとかするという気持ちがないと、ただ騙されて時間を無駄にしてしまうというそんな話なのです。
それに気づくことができれば、きっとすぐに動き出すことができるでしょう。
完璧を求めない
勉強をしていると、調べてもよく分からないようなことが出てくると思います。
しかし、単語を調べて、もし分からないような単語があっても、とりあえず「へー、そうなんだー」くらいで次に進んでしまいましょう。
確かに徹底的に調べて方が勉強になるかもしません。
しかし、いくら徹底的に調べても分からないことだってあります。
そんなものにわざわざ時間を使っても、逆に意欲を削がれるだけでしょう。
それなら、とりあえずその単語は無視して次に行ってしまった方が得策です。
もし調べてもよく分からない単語があれば、それはまだあなたのレベルがそこを理解するまでに達していないだけです。
なぜなら、それを理解するためには、文化的側面や他の前提知識がないと分からないようなこともあります。
なので、そこで完璧主義になる必要はありません。
分からないものは、キッパリ分からないで終わりましょう。
日本語でも相手の言葉の意味を全て理解できるわけではありませんよね。
それと同じで、英語でも読んだり聞いても一発で理解できることとそうじゃないことがあります。
最初から完璧にならなくて良いのです。
またそれを学ぶ機会ができたら、その時に学べば良いでしょう。
なぜこういうことを言うのかというと、その単語を知ったとしても結局他の場面で使わないことって結構あるからです。
なのにそこで無駄にエネルギーを使って、英語の学習意欲がなくなっては本末転倒でしょう。
そのくらいなら、とりあえずその時はスルーして、次に進んでしまう方が良いです。
なので、とりあえず「なんか言ってんな。」くらいのスタンスでいきましょう。
最終的に、こんなことが言いたいのかな?という予想ができれば十分でしょう。
どんなに優秀な人にも、最初は英語を全く使いこなせない時期があります。
例えば、自転車だってみんな最初は一生懸命練習したから今誰でも乗れるようになっているわけであって、何回も転んでは練習したから今乗れるようになっているはずです。
それと同じで、英語も何回も使って間違ってはそれを学んでいく。
そして、気づいたらできるようになっているものなのです。
なので、勝手に自分に高い期待をしすぎて、勝手に離脱していくのだけはやめた方が良いです。
それほど英語学習は難しくなく、シンプルです。
やりたいようにやり、やりたくないことはやらない。
それでも、ある程度のレベルまでいくことができます。
むしろ私たちがやりたくないような勉強は、アメリカ人も知らないことが多いです。
なぜなら、日常で別に普段使わないからです。
それならやってもただの骨折り損ですよね。
それなら知らない方がマシ。
むしろ知っていることによって、それを話して伝わらなかったら結構ショックです。
なので、知らないことは知らない。
知りたいことを知ろうくらいで初めてみれば良いと思います。
そのくらい気軽にやってしまってください。
ということで、今日はこの辺にしようと思います。
いかがでしたでしょうか。
もしかしたらまた私がやっていた具体的な勉強方法についても、記事を書くかもしれません。
知りたい方がいたら、ぜひコメント欄などで教えていただければと思います。
ということで、今日は以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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