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京都府Summitを支える舞台裏vol.1〜司会:上口貴子さん(福知山公立大学)

今年も寒さを吹き飛ばすイベントが冬に始まります。
全国高校生マイプロジェクトアワードの開催が決定し、ついに京都府Summitの開催も発表されました。
そこで、今回は京都府 Summitを支えるメンバーたちにスポットをあてて、
今の想いを聞きました!


プロフィール
上口貴子さん(かみぐちたかこ)さん
出身:岐阜県高山市
所属:福知山公立大学3回生

Question1 
マイプロジェクトを始めたきっかけとは?


 岐阜グローバルでの経験 
高校時代に参加した地元での探究学習の体験と大学の先輩からの誘いがきっかけです。高山市は観光地として有名ですが、遊ぶ場所が少なく、地元を早く出たいと思っている子どもも多くいました。

そこで、高校の先生方が「子供たちに地元愛を持ってもらおう」と岐阜グローバルという探究学習を始めていました。私も岐阜グローバルに参加して、飛騨高山市について学びを深めていくうちに、『地元について学ぶのって楽しい!』『自分の興味のあることに取り組むことは楽しい!』ということに気づくことができました。この体験からマイプロジェクトに参加しようと思いました。


Question2
今回の京都府summitはどのような場にしていきたいですか?

 【楽しい!を大切に
参加者全員が楽しめて、学びを得られる場にしたいです。
運営側も楽しめていないと高校生たち自身も楽しめないと思うので、私たちスタッフも一参加者として、高校生の話を聞いて 『え!すごい!!そんな発想なかった!!』 など楽しめて高校生から学び・刺激を得られる場にしたいです。

高校生は学校内・部活動内など限られたコミュニティーで、このSummitは多くの人と関われるめったにない機会だと思います。 高校生には、この機会を大切にしてほしいなと思っています。 そこで運営側が高校生と高校生をつなげる役割をしていきたいと考えています。

Question3
全国高校生マイプロジェクトアワードは、学びの祭典と言われていますが、たかこさんが思う学びの祭典とはどのような場ですか?

わくわくで溢れる空間

探究することや学び自体に対して楽しいと思える空間のことだと思います。
小中高を通して勉強は楽しくない、つらいなどマイナスに捉えてしまうことが多いと思います。 
ですが、少しでも『知れば知るほど楽しい!』『自分の興味があることを学ぶことは楽しい!』ということが気づくことができる場にしたいです。


Question4
今回の京都府Summitでは司会を務められるとお聞きしましたが、どのような心境ですか?

チャレンジは自分の糧となる
声がかかった時は、「私でいいのか⁈」思いました。(笑) 
でも『人から頂いたお誘いはやってみる!』と、すぐに「やります!」とご返事させていただきました。 

大きな大会の司会をすることは初めてで不安でいっぱいですが、自分が成長するチャンスだなと、とても楽しみです!

Question5
今回の京都府Summitを運営する意気込みをお願いします!

【 みんなが笑顔で終われるように 
Summitでは初めての司会なので緊張しますが、大会をまとめる重要な役割なので参加者の皆さんが楽しめているか目を配り、参加者全員が楽しかったと言ってくれるように頑張ります!

Question6
京都府Summitに関わる人はどのような人たちですか?

目指す方向は同じ
皆さん個性豊かでタイプはバラバラですね(笑)

でも、探究を楽しんでいる人や高校生のためになりたいと考えている人、私のようにこの経験を通して自分も変わりたいと思っている人。

皆さん社会に対しての思いや願いがとても強く、もっている芯・考え方は同じです。
また、高校生たちもものすごく楽しそうに探究学習に積極的に取り組んでいます。表情からも楽しんでいるのが伝わってきます。

それを見ているだけで刺激を得られて、私まで楽しみながら参加できています。
けれどそれと同時に、「私よりも年下なのに、こんな考えを持つことができるのか…。私が高校生の時こんなこと考えられなかったな。私も頑張らないと!」と思うこともあります(笑)

エネルギッシュな高校生の自分には思ってもいなかった視点からの考えや行動力から刺激を得ることがとても多いです。

マイプロジェクトの参加者の方と関わることで、たくさんの人たちの多様な考え方に触れることができて、広く柔軟に物事について考えられるようになりました。

Message
高校生へメッセージをお願いします!

きっかけはなんでもいいと思うんです。先生や友人から誘われたから。就職に有利かもしれないからというきっかけだとしても。

一番大切なことは参加して探究学習に対する大切さや楽しさを気づけることだと思うんです。マイプロジェクトを通して勉強などいろいろな物事についての考え方が変わったり、視野が広げることができたらうれしいです。

― 上口さん ありがとうございました!

編集後記

マイプロジェクトに参加して不安なことが多々ありましたが、上口さんがとても暖かく話してくださって、これからのマイプロジェクトの参加がより楽しみになりました。私からの質問にもすぐに返答してくださったり、アドバイスをいただいたりなど、「すごく大人だな。二年後の私は上口さんのようなふるまいをできるのだろうか。」と考えさせられました。今回の取材は、マイプロジェクトについてだけではなく、自分のこれからの行動についても考えることができた貴重な時間でした。大学一年生のこの時期に気づけたことは大きいと思います。夏休みを使ってこれからの大学生活をどのように活用するか考えることもできました。ありがとうございました。
少しでも多くサポートできるように精一杯頑張ります!!

聞き手:高校生マイプロジェクト京都実行委員会 新井 響

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