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Dr.スランプの2話目を読んで編集者が驚いたお話(600文字)

鳥山明さんのお話でも。


プロットを考える

プロットはマンガの構成を考える作業

マンガ家は新しいマンガのプロットを編集者に説明しました。

『Dr.スランプという題名で
 ある天才発明家がスゴイ発明品を作っていくコメディ。    
 最初に発明するのは女の子タイプのロボットです。』

編集者は面白そうな話になると思い、ネームを書いてもらいました。

よくできたネーム

紙にコマ割りやセリフを書き構成を具体化する作業

出来上がったネームを見て、その出来に編集者は感動しました。

そこで、編集者は1つだけお願いをしました。

仕上がったマンガ

ほとんど修正を加える事なく、完成した1話。

編集者のお願い

ネームを見て、連載を確信した編集者がお願いした事。

それは彼が一発屋ではなく、仕事として続けられる事を証明する為。

2話目のネームを書く事でした。

2話目のネーム

ネームを見て編集者はオドロキました。

あの魅力的な女の子のロボットが出てこない!

編集者はどうして登場しないのか、マンガ家へ聞きました。

アレは発明品

『プロットで話したように、お話はDr.スランプ
 発明家が発明品を作っていくお話です。
 それに、少年漫画で女の子を主人公にしたマンガは書きたくないです。』

その後、編集者の説得でなんとか女の子を主人公にする事はできましたが。

マンガ家の意地でタイトルはそのまま残す事になりました。

しかし、アニメ化の際に再びタイトルは変更される事になりました。


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