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鳥山明の幻のヒット作(600文字)

鳥山明さんの編集者といえばマシリトでおなじみ鳥嶋とりしま和彦かずひこさんですが。


3つ年上の編集者

鳥山さんのデビュー前からドラゴンボールの2回目の天下一舞踏会まで。

マシリトさんは交代する事なく鳥山さんの担当をしていました。

担当13年目に副編集長への昇進が決まりました。

その頃、サイヤ人からフリーザ編あたりまでの構想はできていた事もあり。

マシリトさんは担当交代をすんなりと受け入れました。

フリーザ終了あたり

1991年頃、ジャンプでの人気はピークに達していました。

そこでドラゴンボールを辞めれるような状況ではありませんでした。

マンガ家の限界

1993年頃、魔人ブウ編あたりで鳥山さんは限界を感じます。

当時、マシリトさんは派閥争いでジャンプからVジャンプへ異動する事に。

人づてて鳥山さんが辞めたいと仕切りに言っている事は知っていましたが。

既に別の部署の人間になった自分が口出しできません。

鳥山さんが苦しい時に助けることができなかった事をこの後、後悔します。

どこが辞め時だった?

Dr.スランプが終了し、ドラゴンボールが始まったのはたった3ヶ月後。

燃え尽きる前にフリーザ編ですっぱり辞めていれば。

Dr.スランプの時のようにしっかりと次の構想の準備ができていれば。

もしかしたら、その後の衰退とマガジンに売上首位を奪われる事もなく。

もしかしたら、もう1本歴史に残るような代表作が出来たかもしれません。

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