アウトなやつら(６００文字)

第10話 君去りし後

うる星やつらの基本構成はこんな感じ。

浮気者の高校生・諸星あたると、彼を愛する一途な宇宙人美少女・ラムを中心に友引町や宇宙や異次元などを舞台にしたドタバタラブコメディ。

Wikipedia「うる星やつら」

ラムが消えた

ある日、「バイバイ」と言い残しラムが姿を消します。

はじめは「ガールハントし放題じゃ！」とあたるはご機嫌なのですが。

人形を一つ残して全然帰ってこないラムに。

寂しさが募って寝ながら泣くほどに。

ハッピーエンドながら

最後はご想像のとおり、ラムちゃんが戻ってきていい感じで終わります。

で、この回をリセットしたかのように次回から話は続きます。

そこはいいけど

実は今回、お話のパーツがちょっとアウトなんです。

アウトポイント①盗聴器

自分がいない間のあたるが心配とラムは人形に盗聴器を仕込んでいます。

プレゼントに盗聴器を仕込む彼女ってヤバすぎでしょ。

いくら心配だからって、怖すぎるわ。

キスしかしてない関係なのにこの独占欲ですから。

アウトポイント②人形を持ち歩く高校生

別れた彼女の残した人形を肌見放さず持ち歩く高校生男子。

これも何だか気持ち悪い。

アウトポイント③涙と鼻水で汚れた人形

これが一番に気持ちわるい。

ホワイト社会で汚れた人形が出ると、ちょっと「ウェ！」ってなりますね。

モニター越しでもちょっと気持ち悪かったです。

内容はいいけど

古いマンガだからでしょうか、なんか歪いびつですね。