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教養にすら価値がない場所(600文字)

最近古本屋によく行きます。


村上春樹が読みたい

村上春樹は読んだ端から忘れるなんてよく聞きますが。

ひさびさに昔読んだ初期作品が読みたくなり。

図書館で借りて読みだしました。

図書館の本は2週間借りれるのですが。

コンテンツがあふれるこの現代。

読書だけに時間をかけれるわけでもありません。

テレビもアニメも観たいし、ゲームもしたい。

YouTubeには動画がどんどんアップされるし。

そんな感じで古本屋へ

返却期限内に読み終えるのは難しそうです。

だいぶん古い本ですし、古本屋に行けば安く買えるのではと思い。

行ってみると、100円コーナーにあるわあるわ。

ちょっと行かない間に、昔読んでいた本が安くなっていました。

うれしくなる

置いてある村上春樹を複数冊手に取りました。

上下巻構成の本は、片方しかなかったりします。

とりあえず、あるだけ購入して別の古本屋へ行くと。

今度は別の本の片方しかなかったり。

そんな感じで、ちょこちょこ通っては購入しだいぶん揃ってきました。

本としてはボロボロだったりしますが。

スキャンしてスマホで読もうと思うので、気にしません。

たった100円

それよりも、心踊らせて読んでいた本が『たった100円』で売られている。

・・・なんというか、それって少し悲しいですよね。

人の興味は長くは続かない証拠というか。

どんな巨匠のどんな傑作も、ここで見放されたら最後。

再生紙になるか、資源として燃やされるしかないんですから。


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