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地域の象徴である寺社と組んで地域活性化!

地域を見守り、多くの方の憩いの場としても存在する神社仏閣。
そんな寺社とタッグを組んで、地域活性化にビジネスとして果敢に取り組む会社があります。
寺社が抱える課題と元気な地域のあり方の模索。
地域活性化を本気で考えているあなたに、是非最後まで読んでほしいです!


こんにちは! まいぷれ本部の佐藤です。
今回は、岡山県岡山市と瀬戸内市でまいぷれ事業を運営されているシームスブレインズ株式会社 田中社長から話を聞いてきました!
単なる「広告屋」ではなく、地域を盛り上げる「プラットフォーム」だからこそ作れる繋がりを感じていただければと思います。

シームスブレインズ株式会社 田中社長

シームスブレインズ株式会社 代表取締役社長 田中社長
岡山市を拠点に、教育機関向けの校務支援システムの開発・販売を行う。
まいぷれ事業への参入動機は大きく分けると2つ。ひとつは学校向けの
ビジネスは年度末集中型であるため、 起業当初から単ー事業への不安があり、
ビジネスモデルの異なる事業を立ち上げ、会社の収益の柱を強化したかったこと。もうひとつは起業前の経験にあり、当時勤めていた職場で学
校や自治体とタッグを組み、 地元企業や商店向けに地域密着型の仕事をし
ていたのを思い出し、再びそうした活動がしたいと考えたこと。

田中社長の地元は岡山市で、仕事を通じて地元に感謝を還元できればと考えていらっしゃいました。まいぷれ事業におけるスローガンは「地域が元気じゃないと、岡山は元気にならない!」です。

1、神社から地域を盛り上げる!

地域密着だからこそ神社の力にもなれる

まず最初に繋がりが出来たのが、備前国総社宮です。

備前国総社宮は20年以上前に放火に遭い、それから関係者の方々は復旧復興に大変ご苦労されていたそうです。そんな中で、現在の宮司さんとはまい
ぷれ事業参入以前から様々な活動を通じて知り合いだった田中社長に、すぐにご相談いただいたそうです。
そして、「より地域の人から愛されたい」「人々が集う地域コミュニティとしての存在になりたい」という想いで、まいぷれ岡山市への加盟を決断されました。

今では、まいぷれ岡山市が「直会」というイベントに携わるまでに!
まいぷれ岡山市の他の加盟店舗の出店があったり、地域の子どもたちを呼んでお菓子を配ったりなど。
このイベントを通して、まいぷれ岡山市の認知を広げることにも繋がっているそうです。

65年ぶりに伝統行事を復活!

次に繋がりが出来たのが、窪八幡宮です。

窪八幡宮では、年々地域の方が離れてしまっていることにご苦労されていました。
たまたま宮司さんが田中社長の元経営者仲間ということもあり、まいぷれ岡山市に声がかかりました。

窪八幡宮のお祭りでまいぷれも出店!

ここでは、まいぷれ岡山市は、窪八幡宮の方々と協力してお祭りやお神輿の復活に尽力されたそうです。
そして、何と言っても窪八幡宮と西大寺観音院の「両参り」の復活
戦後、経済的事情や街の開発によって行われていなかったこの伝統行事を復活させることに成功しました。

現在の宮司さんが着任され、窪八幡宮の歴史を振り返る中で気づかれた「両参り」の存在。地域を盛り上げるためにこの伝統行事を何とか復活させられないか、西大寺観音院との繋がりもできないかと思った時に、田中社長に声がかかりました。
何とその時、田中社長は、西大寺観音院の「世話役」だったのです!

由緒あるお寺と信頼関係を築いた方法

「世話役」と言えば、なりたければなれるという簡単なものではなく、推薦人と共に選ばれた人しかできないものだそうです。
どのような経緯で、田中社長はその役職に就かれたのでしょうか?

まいぷれ岡山市の運営を始められた当初、まいぷれを地域の方々に見てもらうためのコンテンツとして田中社長は「会陽」特集を考えられました。
これは寺社の伝統行事で、岡山県内では13カ所で行われており、中でも西大寺の会陽(はだか祭り)は日本三大奇祭の一つであり、国の重要無形民俗文化財にも指定されているそうです。

そこで田中社長は、ただ単に、日本で有名な西大寺のはだか祭りだけを取り上げるのではなく、「岡山全体の会陽をデータベース化しよう」と考えられました。
そして情報収集をし、会陽の各会場をくまなく歩き、取材を続けられました。
しかも、実際に取材に足を運んでいたのは、はだか祭りではとても珍しい女性スタッフでした。
そんな女性スタッフが現地で一生懸命取材をしつづけたことで、次第に会陽の参加者の方から、まいぷれ岡山市を認めてもらえるように。

会陽の取材を行うスタッフの片山さん(左腕に黄色の腕章をつけている女性)

そうして動いている内に、西大寺の世話役の方から「世話役になって伝統行事に携わらないか?」と声がかかり、田中社長が任命されたそうです。

2、「まいぷれ事業」だから出来たこと

まいぷれを始めていなければこんなに繋がりはできなかった

地元とは言え、既存の人脈ありきで事業を進めたわけではないと語る田中社長。
一般的には、何か大きなきっかけでもないと、地域の主要な方々や地元経営者の方々とお目にかかることはありません。
今となっては、地元法⼈会や観光協会の理事、一社)⻄⼤寺活性化協議会の
情報発信推進委員長も務めているそうです。

「まいぷれがきっかけで繋がりができていった」

地元で地域密着事業を始める場合、元々の人脈を活用することが多いと思われる方もいるかもしれません。そういった考え方からすると、意外に感じられるかもしれないですね。

まいぷれは、地域を盛り上げる新しい仕組みである

まいぷれ事業の特徴を、下のように語る田中社長。

「お客様と一緒に、地域を楽しく元気にできる事業」

まいぷれは、地域の魅力を発掘し、それを発信することで地域社会の貢献に携わることができます。そしてその喜びを、お客様を巻き込み、みんなで共有することができます。

運営当初は、「デジタル化、DXが進む今、足で稼ぐのが合っているのか?」と思うこともあったそうです。
でも今は、「まいぷれを使った新しい仕組みで、地域の魅力をさらに高め、新しい市場価値も生み出していく、それをお客様と一緒に楽しみながらやっていきたい、結果的に街を元気にしていきたい」と力強いお言葉をいただきました。

多くの市民も参加したしめ縄づくりイベント

「まいぷれを辞めるときは会社が潰れる時」と覚悟を決めている田中社長。今後は、売上と収益のことも考えながら、事業をより加速させていきたいという話も聞かせていただきました。
今後のシームスブレインズ株式会社さんのご活躍に目が離せません!


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 シームスブレインズ株式会社さんが取り組む「まいぷれ」事業は、寺社と共に地域コミュニティを復活させることによる地域活性化への挑戦にとどまりません。
 より「まいぷれ事業」の全貌を知りたい方は、ぜひご覧ください!

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