二次元の女性アイドルになりたい

昨日の夜「二次元の女性アイドルになりたい」と思ってから、やるべきことに全く手が付けられず、考えれば考えるほど「自分は3次元の男」という事実が肥大していき本当に悲しくなり、全部放り出してベッドに入った。

一夜明けた今でもその気持ちはずっと続いている。

そもそも僕は幼いころから「二次元の世界に入りたい」という願望があり、小学校の授業中などはずーっと「自分が漫画のキャラクターになったらどんな活躍をするのか」という事を考えていた。

当時好きだった少年漫画に僕がめちゃくちゃ強く、かっこいい役で登場し、とにかく僕がカッコよくなるストーリーを頭の中で作り上げ、特にそれを発表することもなく、ずっとニヤニヤしていた。

暇つぶしなどではなく、真剣に「自分がここではないどこか」に行くことに憧れていた。

しかし、成長するにつれて自分はこの世界で生きていくしかない、という事実を受け入れざるを得なくなり、それと共に「二次元への逃避」をすることも無くなっていった。

時を経て、昨日

猛烈にあの時の感情が蘇ってきた。

自分の生きている世界が急にめちゃくちゃ嫌になり、それと共に二次元への憧れが襲い掛かってきたのだ。

一つ、子供の頃と違うのが明確に「女性の、しかもアイドルになりたい」という感情になったという事である。

当時は少年漫画をずっと読んでいて、自分が憧れる存在というものが「強くてかっこいいキャラクター」だったのに対し、今は「女性アイドル」というものに強く憧れている。

ここで重要なのは「男性としてアイドルになりたい」「女性としてアイドルになりたい」「二次元の男性アイドルになりたい」「二次元の女性になりたい」ではなく「二次元の女性アイドルになりたい」という願望だけが、僕を奮い立たせこの文章を書かせているという事だ。

この俗世が醜い事ばかりで、自分が最も清いと思う世界に行きたいとずっと考えていたらこういう結論になった。

一晩中考えたけど結論は出ないし(限りなく二次元に近づく=女性キャラへのコスプレ?なども考えた)ボーっとしてても髭は生えるし、ああ、世界は無常だなあと思いました。二次元の女性アイドルになれる方法を思いついた方ご連絡お待ちしています。




こう思わせてくれたノクチルはすごいという話でもあります。



こういう経験はあります

頂いたサポートでドトールに行って文章を書きます