見出し画像

創作のお勉強 『何を書きたいのか』


こんばんは みょーです。

火曜日は『創作のお勉強』です。意外と評判いいです。自分では全然、思ったようにまとめられてないのですけども。記事の画像で、閲覧数を損してる気はします(辛辣)


とは言え、参考にしてくださる人が一定数いる以上は、続けて行こうと思います。

ってことで、今日のテーマは『何を書きたいのか』です。個人的にこれが一番大事なことだと思います。



創作のお勉強 『何を書きたいのか』



今日の話をするにあたって、紹介しておきたいのが、僕の記事でよく話題になるこの漫画です。いい加減にガチ紹介したいですが、一つの記事に書き切れる気がしません。

日本橋ヨヲコ先生の『G戦場ヘブンズドア』です。

主人公の堺田町蔵は、あることがきっかけで絵を描くことが出来なくなり、もうひとりの主人公である長谷川鉄男も、過去の出来事によってストーリーを考えることが出来なくなりました。

物語が進むほどにこの説明では足りないと分かるのですが、知らない方が絶対に面白いので、二人について今は深堀りしません。

漫画家になるのが夢だった少年二人が、それぞれの足りないものを埋め合うために手を組んで漫画家を目指す……というのが、この作品のストーリーです。王道のように思えますが、『G戦場ヘブンズドア』は圧倒的に特別で、他の作品とは比べ物にならないほど濃密です。全三巻ですが、二巻からずっとクライマックスです。


この漫画は、日本橋ヨヲコさんという漫画家が書いた漫画家が主役の漫画で、「遺書のつもりで書いた」とおっしゃっていました(細かいところ間違ってたら申し訳ないけど、たぶん言ってた)

つまり、漫画を描くことに対する考え方を、余すことなく作品に表しているのです。


そんな日本橋ヨヲコ先生の血が通った『G戦場ヘブンズドア』の三巻で、超敏腕スパルタ編集長は、漫画家の卵たちに向かってこう言います。

無駄な個性などいらない。
君達は君達にしかなれない。
君達が描く必然が無いマンガなど必要ない。

G戦場ヘブンズドア 三巻P28~29から


歌でもそうだと思うのですが、素晴らしい作品というのは、その人が作り上げたその人だけの世界を、深いことは考えずに自身の感覚で受け取るはずです。「〇〇がすごい」とか、「〇〇だから良い」ではなく、「体に電流が走った」とか、「鳥肌が立った」だと思うんです。


僕みたいな素人が何かを書いた時、『みょーが書く必然の無い作品』が何度も生まれます。noteに投稿したものの中にも、自分でダメだと思うものはたくさんあります。

では、逆に「僕が書く必然だった作品は何か?」を考えると、多分これだと思うんです。

「めちゃくちゃしつけぇ~」って感じで取り上げまくってますが、自分でも形になったと思えるものを思い浮かべると、このふたつくらいしか思い浮かびません。しいて言うなら企画で書いた『青+花+指さき』のやつ。


『笑顔の~』は、僕の中にハッキリと書きたかった大きな後悔があり、それを表現するため、読み手に伝えるために全てを組み上げました。『あの日の~』は、僕の人生において特別な存在のクロワッサンをテーマに、努力することの意味や、高い目標を持つことの大切さを伝えたいという想いがありました。

では、それ以外のもの、皆さんに見せていない、僕の中だけにある駄作の数々にそれがあるのか……というと、無いです!(開き直った)


いい加減に気づいたんです。技術や知識を集めても、結局は伝えたいこと、書きたいことが無い、表現できない、伝えられないなら全部カスです。ゴミです。う〇ちです(ヤケクソ)

せっかく面白いアイデアが出ても、『僕が書く必然が無い』なら、それはただSNSでちょっとバズるくらいの一瞬の儚い命です。地上に出たセミだ。


ということで、僕は僕の中の伝えたいことを、上手く作品に混ぜられるようにしないといけません。出来ている時もあるし、たぶん出来ると思うのですが、出来てない時もあるし、正直いうと書いていて頭から抜けてしまっていることもあります。


たぶんですけど、僕はそれが出来たらかなり大きく成長するはずです。実は、さっきのスパルタ編集長のセリフには続きがあります。

マンガは練習するものじゃない。覚醒するものだ。

G戦場ヘブンズドア 三巻P29から



覚醒しなければ



ということで、本日は終わります。

僕は『作品の面白さは、作家自身の面白さが生むもの』だと思うんです。そういうのも僕の作品の中で語りたいと思います。出来るかは知らん!(開き直った)



最後に



めちゃくちゃおしゃべりしたいから、stand.fmしたいんやけど、今からやっても人は来るのだろうか?


また明日か金曜日とかにしようかな?

前に話したことに進展があったんやけど、この話を知ってるの一人だけやったわ



応援よろしくお願いします 心の支えになります