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『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』無意識自傷行為
Twitterで『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』が話題になっていたので読んだ
主人公は2倍サイズのカップ焼きそばを2つ完食して「至って」いた
ドカ食い気絶というのは「ご飯をたくさん食べた後に血糖値が爆上がりして猛烈に眠くなること」だと思っていたがどうやら本当に気絶する場合もあるらしい、怖い
働いていた頃は忙しかった日やストレスが爆発した日によくマックをテイクアウトしたり、カップ麺とお菓子で「ドカ食い気絶」していた
週の半分はマック、ラーメンなどカロリーと味と塩分が高くて辛い食べ物を求めていたので自分はジャンクフードが大好きな大の辛党だと思っていた
無職になってストレスがなくなると自然とジャンクフードから遠ざかった
なるべくお金を使わないように生活しているのもあるけれど、食べたい欲が湧いてこない
食欲はある
美味しい物を食べたい欲もある
ただ、ジャンクフードに気持ちが向かなくなった
相変わらず辛いものは好きだ
でも、頻繁にあった「今すぐ辛い物を食べたい、食べないと無理、口の中を辛味でいっぱいにしたい、とにかく辛くしたい、そうしないと落ち着かない」という発作のような焦燥感はなくなって辛い物を食べすぎて盛大にお腹を壊すこともなくなった
今は適度な辛味を愉しんでいる
あれは自傷行為だった
あの時はストレス発散のつもりだった
苦しくなるまで食べてそのまま「気絶」するのは睡眠薬で寝逃げすることと同じだし、辛味を求めすぎて喉を傷めてお腹を壊すまで食べるのはリスカと同じようなものだと心に余裕ができた今、過去の自分を客観視してようやく気づいた
他にも無意識にやっていた自傷行為がまだありそうで怖い
ところで19日までドミノピザが半額になっているらしい
これは食べるしかない
ピザは美味しいし彼も私も大好きだ
冷凍庫にホールケーキが4つもあることはうっかり忘れてもいいことにする
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ランチピザパーティー
お酒も飲む(激よわなのでほろ酔い一本だけ)
ハバネロをお供にすることも忘れない
仕事をしていた時ならストレスの赴くままにお腹がはち切れるまで食べて、そのままデザートにケーキとアイスも食べてそのまま「気絶」していただろう
無職の私は成長した
自分を大切にできるように少しずつ練習しているので腹八分目がわかったし、デザートも我慢できた、うっかり長いお昼寝をして生活習慣を狂わせないように散歩に出て、夜はジムにも行った
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ピザはまだまだたくさんある
夜ご飯に食べてもまだ残っているので明日も食べられる
明日もストレスなく素直に食を楽しめる
PMDDの辛い時期でもなんとか仕事をしていた頃、つついたら即バラバラに砕けそうな「社会人の私」の形を保てるように常に臨戦体制だった
「社会人の私」を最優先にするために友達とご飯を食べていても、家で映画を見ながらお菓子を食べていても、常にスラックの通知を気にして明日の仕事のことを考え「プライベートの私」に戻れない
「社会人の私」に求められるのは【仕事を休まない】こと
休んでしまうと他の人に迷惑がかかるので当たり前のことだ、当たり前を行うことが私には大変だった
休まないために食事があり睡眠がありそれらは「プライベートの私」が楽しめる行為ではなかった
仕事を辞めてスラックのアカウントがなくなってようやく本物の食事を思い出せた
美味しいものを目と舌と頭で味わうこと
食事する行為を楽しむこと
大切な自分が元気でいられるように栄養バランスを考え料理をすること
無職になってピザを食べたのは今日が初めてだから、今日は【数年ぶりに本物の食事でピザを食べた記念日】だ
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本物の食事でいただける日がとても楽しみ
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