2分で読める子育てエッセイ№643『筋トレのレベル上げに協力』

小2の息子が、変なタイミングで腹筋をやりたいと言い出した。

「突然なに？　普段そんなこと言わないよね？」

と思っていたら、
「お母さんは、足が動かないように押さえておいてくれる？」

と言われた。

え〜。

ワタクシ返事に困っていたら、息子はこう続けた。

「寝ているお姉ちゃんを起こすとかわいそうだから、なるべく迷惑かけないよう、静かに腹筋するからね」

ですよね～。
お母さんも、あなたに声を掛けられるまで、うと～っとしていました。

今は春休みだから大目に見るけど、結構遅い時間、夜なんですけど。

それに、お姉ちゃんには気が使えるのに、お母さんはかわいそうだと思ってくれないの？　

うそーん。

そんな母のことをよそに

「い～ち！　に～！」

とマイペースに腹筋を始めた息子にうっすらモヤっとしてきた。

なので遠慮なく、腹筋している息子と目が合うたびにワタクシ1回1回変顔して、20回分、きっちり息子の邪魔したった。

イチイチ笑うのでチカラが入らない息子は、なかなか上がってこられない。

筋トレのレベル上げに協力してあげたワタクシって親切〜。

うけけ。

P.S　ワタクシの変顔は息子専用です。悪しからずご了承下さい。