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Eagles 『One Of These Nights』
🎧 Eagles 『One Of These Nights』
説明不要の超メジャーバンド。音楽は好きだが正直バンドメンバーは好きではない。ほぼ全アルバム持ってるけど。
出会い
大昔10ch(関西ね)で日曜の昼にやっていた番組「TVジョッキー日曜大行進」という番組のエンディングで「One Of These Nights」のイントロが使われていた。ゲテモノ食いとか今思うと相当グロい番組で、しかも歌に入る前のイントロ部分だけだったのでただの不気味なBGMだと思っていた。後にEaglesのベストアルバムを買い、あのBGMに歌がある事とEaglesだったことを知って驚いた。しかもカッコイイ曲やん。
ゴシップ
洋楽に関してはテレビや雑誌を真に受けるタイプなので、バンド内でのいざこざでメンバーが嫌いになってしまう。The Rolling Stonesは好きだがMick Jaggarが嫌い、The Beatlesは好きだがPaul McCartneyが嫌い、と同様にEaglesは好きだがDon HenleyとGren Freyは嫌いなのである。数年前にEaglesの再結成ドキュメント番組を観た時、二人がさんざんDon Felderの悪口(ガチのやつ)を言っていたのを聞いて嫌になった。ギャラ上げようとしてきたとかなんとか。やとしてもや、ドキュメントで言う事か!。実はこのアルバムを最後に脱退した結成メンバーのギターリストBernie Leadonも二人の独裁を脱退の理由にしている。
アルバムジャケット
ファーストアルバムからジャケットをデザインしていたGary Burdenの紹介でBoyd Elderによってデザインされている。少しおどろおどろしいデザインはネイティブ・アメリカンの文化の影響を受けており、牛の頭蓋骨と翼はバンドが来た所と向かう所を表現しているのだとか。邦題の『呪われた夜』はこのデザインの印象から来ているではないかと思うが、たしかに今までのアルバムと方向性が変わって少し重たい雰囲気の漂うこのアルバムには合っているのではないかと思う。Eaglesのアルバムの中で一番好きなジャケット。
このアルバム
Linda RonstadtのバックバンドをしていたメンバーがBernie Leadonと合流して結成したのがEaglesで、当然ファーストアルバムはAORっぽいカントリーミュージックになっている。このアルバムから商業的な狙いがありロックっぽい、のちのEaglesサウンドが始まっているが、それだけではなく元々のカントリーやブルーグラスっぽいサウンドと少しロックでちょっとファンキーな新たなEaglesサウンドがバランス良くミックスされている。Eaglesと言えば『Hotel California』に代表される西海岸ロックとバラードだが、このアルバムの後『Hotel California』の前に『Greatest Hits 1971-1975』をリリースする。ファーストからこのアルバムまでをまとめたベストアルバムだが、Micheal Jacksonの『Thriller』がリリースされるまで世界で一番に売れたアルバムとなった。いかに初期Eaglesサウンドが支持されているかがよく分かる。
そもそもの古き良きアメリカの田舎っぽさがあるEaglesサウンドが好きな私としては、今風なロックに傾倒し始めたこのアルバムが1曲目から最後までバラエティにとんでじっくり楽しめるオススメのアルバムです。
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