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自分の字にどれくらい自信があれば、教室をはじめることができますか?

こんにちは。きみこです。

今日は、「美文字講師になる方法メルマガ」の読者さまから届いたご質問にお答えします。

〜本日のご質問〜 

「メルマガありがとうございました。興味深く読ませていただきました。きみこ先生は最初は月イチで教室を始めたとのことですが、その時は自分の字にどの程度自信がありましたか?教室を始めるタイミングについてお聞きしたいです。」

ご質問ありがとうございました。それでは、一緒に考えてみましょう!

自信がない状態からスタートしました

今回いただいたご質問は、①教室をスタートしたときに、自分の字にどれくらい自信があったか、②教室を始めるタイミングはいつ?、です。

まず、先に、②教室を始めるタイミング、について私の例からお話しますね。

わたしは、月に一回のグループレッスンからスタートして、(当時、会社員の仕事と婚礼司会の仕事もしていたので)しばらくは月一回ペースで、都内で単発のレッスンをつづけていました。

教室をスタートしたきっかけですが、当時は、婚礼司会者として事務所に所属していて、婚礼司会の仕事を増やして本業にしたいな、と考えていたところ、当時の事務所の社長に「どんどん自分のやってみたいこと、司会以外のことも、もっと自由にやってみるといいよ!」とアドバイスをいただきました。

「そっか、自由にやってみてもいいんだ」と思い、

当時の空いているスケジュールが、婚礼司会の仕事が入らない週末と、平日の夜だったので、「空いている時間もあるし、何かスタートしてみよう」と考えて、今の仕事を選びました。

当時、20代のうちに4回も転職していたので、何か長くつづくことを始めたいという気持ちも強くありました。

そこから、毎日ブログを書いて集客・・・といった毎日がスタートしたのですが、当時をふりかえると、「自分の字に自信がかなりある!」「講師として自信がある!」という感覚はありませんでした。

ここから、①教室をスタートしたときに、自分の字にどれくらい自信があったか、についてお話がつながります。

というのも、とても緊張してしまう性格なので、声が震えるし、レッスンの前日は眠れないし、遅刻してしまうのではないかと思うと、何時間も前から教室の近くのカフェで待機し続けるし・・とにかく自信はありませんでしたし、長く緊張し続けるのは本当につかれます(苦笑)

それでも、自信がなくても、何とかえいやっと、スタート地点に立てた!という感じでした。


ちなみに、当時は自信のなさと恥ずかしさから、ブログを2つほど立ち上げて消して・・・を繰り返していました(^_^;)


まず、字のスキルへの自信は「客観的にみてもらう」のがおすすめ

さて、ご質問者さまの「字のスキルと教室スタートのタイミング」についてですが、これは、「客観的にみてもらう」のがおすすめです。

いろいろと方法がありますが、だいたいこの3つに絞られるかと思います。

①書写技能検定の資格を取得する
②協会に所属したり、教室の「師範コース」など受講する(民間の資格をとる)
③すでに教室を開講している講師にプロとして活動できるレベルか判断してもらう

最初は①〜③からスタートして、独学に移行する方もいると思いますが、どれかに当てはまるかと思います。

(この辺りは、ご自身の好みやライフスタイルなども関わってくると思いますので、好きな形を選ばれるのが良いと思います!)

教室に通うのであれば、先生が好き、字や指導スタイルが好き、憧れる!という理由で選ぶのもモチベーションがアップするので、おすすめです。

「お手本」として文字を書くことができ、生徒さんに指導ができる、というひとつの基準をクリアしていれば、お教室の先生としてスタートすることが
できます。

わたしは、他の仕事もあったので、できるだけ自由度の高いフリーで活動する道を選びました。


字が上手な人でも自信がない!?

わたしがこれまで教室で出会った生徒さんの中で、こんな方がいました。

「客観的にみても、とても字が上手なのに、本人に自信がない」

私や、教室の他の生徒さんも憧れるほど、とても上手な文字を書かれる方なのに、「いえいえ、わたしなんて。まだまだです。」「全然上手じゃないです。」とおっしゃるのです。

周りが「いえいえ、絶対お上手ですよ!!」とびっくりしてしまうほど。

でも、わたしもとてもお気持ちがわかります。

私も昔、褒めていただいた言葉を受け入れることができない時期がありました。

講師として働きはじめてからも、生徒さんに「先生の字が好きです」と褒めていただく度に「いえいえ、まだ全然上手じゃないですし・・」と自信なく、答えていました。

生徒さんも「そうですか・・?」と、不思議そうな表情をされていました。

あるとき、ハッときづく

そんな風に答え続けていて、あるとき、ハッと気づきました。

「生徒さんは、自信のない先生から習って、嬉しいだろうか」

ワクワクこれから字を習って、上手になりたいな、と勇気を出して教室に訪れた生徒さんに対して、「先生は、字に自信がないです」というのは、ものすごく失礼なのではないか・・

たとえ、今のじぶんのスキルに満足していなくても、これからもっとスキルを向上したいと思っている気持ちや、前向きに自分も学び続けている姿勢をそのまま見せていくほうがよいのでは・・?

と感じたのです。

その方が、生徒さんと一緒に、私自身も成長できてお互いにいい関係になれるんじゃないかな、と。

先生も完璧じゃなくてもいい 先生も成長しながら少しずつ自信をつけていこう

先生も、最初から完璧な人なんていません。
みんな少しずつ経験して、先生として育っていくのです。

課題をクリアしたら、また新しい課題が必ず出てきます。

ゴールはないのです。

だからこそ、最初は自信がなくても大丈夫ですよ。

お手本を書くスキルがついてきたら、ぜひ講師として活動をスタートしてみてくださいね^^

あなたと一緒に字を書きたいと思っている、未来の生徒さんが待っているはずです。

ご質問者さまのご活躍、応援しています!!


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本日もお読みいただき、ありがとうございました。

美文字講師 萩原季実子






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