ぐずる子供への適切な対応は?
こんにちは!
理学療法士をしているyukiです!
僕は理学療法士として、脳卒中などの患者さんを治療するだけでなく子供の療育にも関わっています。
そこで、早速ですが子供の行動に困った、いうことをなかなか聞いてくれない、ぐずったりするけど、どうしたら良いかわからない、などの悩みを持つ方は多いのではないでしょうか?
ここで、注意してほしいことは、
”子供の行動を強化しているのは親の方かもしれません・・・。”
どういうことかというと、特に2〜5歳程度までの子供は自分に注目してほしいと思っています。
注目させるためならどんなことでもしちゃうということですね。笑
つまり、例えば何か不満があり、ぐずったりしたとしましょう。
このぐずりの段階でその子の欲求を満たす対応をした場合、子供はぐずることで親が反応してくれる、つまり注目してくれると理解します。
一方で、手に追えなくなるケースは、子供の行動に対して親がどのレベルで反応をしたか、によります。
どういうことでしょうか?
つまり、ぐずるだけでなく、今度は机を叩き出したとしましょう。それでも親が反応しなかった場合、今度は近くの物を投げたりして気を引こうとします。
そこで、親が仮に反応した場合、子供はぐずってもダメ、、机を叩いてもダメ、、でも、物を投げたら親が反応する、ということに気づいてしまいます。。。
つまり、このことを”行動の強化”と言います。
今度から子供は、物を投げることで親の気を引こうとします。
こうなっては手に負えなくなるんですね。
なので、大事なことは子供が不適切な行動をした場合は反応しないことです!
もちろん、安全が確保された上で対応してくださいね。
子供自身が危険、その他別に被害が起こる場合は当然止める必要があるため、注意してください。
では、あえて行動に反応しないだけで良いかというとそういうわけでもありません。
どのようにしたら良いのか?
下記の画像を見てください。
当然、上記までに示した通り不適切な行動をしている時もあると思いますが、適切な行動をしている時に目を向けてあげることが大切です!
つまり、親が行うべき適切な対応としては、
1. 適切な行動をしている時に褒めてあげること
2. 一時は不適切と思われる行動をしたとして、その行動を止めた時(物を投げる、その他自傷行為等)に褒めてあげること
この2つが大切です!
そうすることで、画像で示すように相対的に不適切な行動が減り、適切な行動を行う時間を延ばすことができます。
そして、子供にとっても良い行いをすると良いことが返ってくる(脳での報酬系)
ことを理解することができます!
上記が子育ての一助になると幸いです!
では、また定期的に理学療法士が思う医学的に必要な子育てに関する情報も挙げていきたいと思います!
yukiでした!!
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