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ベースを改造したい欲求が高まっている

きっかけは、俺の持っているスティングレイってベースのピックアップを交換してから。


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消えかかってるけど「BASSLINES」の文字がある、セイモアダンカンのSMB-4Dに。

元々のピックアップがある時からしっくり来なくなっちゃって、Villexに換えたりしたんだけどそれでも違和感があった。結局去年か一昨年に配線を見直してもらった時に純正のものをつけ直したんだけど、それでもなんだか音に違和感があって、一言でいえば「スティングレイの音じゃない」って感覚。

で、少し前にたまたまデジマートを見てたらセイモアダンカンのピックアップが中古で出てて、安かったから勢いで買って付け替えたんだけどそれが大当たりで、昔俺が心を躍らせてた「あの音」そのままだった。

そんな嬉しい出来事があって、最近ではスティングレイばっかり弾いてるんだけど、こうなってくると他のベースにもそういう改造欲求が出てきちゃって、やってしまいました…


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メインで使ってる5弦ベースのペグをヒップショットに換えて軽量化。

元々5弦ベースとは思えないボディの軽さだったんだけど、それだけに低く構えた際のヘッド落ちが気になっていた。昔弾いてたモジュラスもヘッド落ちがあったから慣れてはいたんだけど、それでもヘッド落ちはあんまりいいものでは無かったし、ペグを軽量化出来るならそうした方がいいなと思い、サウンドハウスで購入。

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上が元々ついてたシャーラー製のペグ。下がヒップショット。こうやって見比べるとシャーラーはゴツい…

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取り付ける際にネジ穴を空ける必要があったので、ホームセンターでキリを買っておいた。本当はピンバイスがあれば最高なんだけど、近くのホームセンターには電動工具用の先っぽ部分しか無かった。仕方なく縄文人の火起こしみたいに穴をあける。

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そんなこんなで5個とも交換完了。シャーラーのネジ穴は爪楊枝と木工パテで埋める。

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素手で作業してしまったが為に、指先がパテまみれに…

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こうして無事に作業完了。

モノが届いて分かったんだけど、ヒップショットのペグ、黒は黒でも光沢のないマットな質感だった。照明映えはもしかしたらしないかも知れないけど、色が分かりやすくくすむ事も無さそうで良いかも。取り付ける際はその辺も留意する必要あり。


替えてから2回ほどバンドの練習があって、ラインとアンプで両方鳴らしてみたんだけど、やっぱりヘッドの重さが段違いで、ローポジションを押さえた時に必要な左手の力が以前と全く違って軽く済む。漫画的表現をすると「左手に羽が生えたような軽さ」で、特にコーラスをしている時なんかは脳のリソースを左手に割かなくて済む為、歌に集中しやすい。

音質的な変化は全体的にピークがミドルに寄って、以前と比べると音の固さが無くなったものの、その分アンサンブルの馴染みも自然になった気がする。これは実際にやってるバンドの音作りにもよるけど、少なくとも歪んだギターがいるロックには馴染むよ!

あとはこのベース、アクティブでプリアンプが本体に入ってるんだけど、それのトレブルの効きも若干変わったかも。ピークがミドルに寄ったせいなのか、ブーストしても金属的な高域が軽減された気がする。だからマーカス・ミラーみたいな音を狙いたいなら、このペグにはしない方がいいかもね。

あともうひとつ、これは人から聞いた話だけどペグを軽くするとデッドポイントが無くなるらしい。このベースは特に目立ったデッドポイントがないので、その変化についてはノーコメント。分からん。

ともあれ、全体でみれば最高の変化で、今後もこのベースでガンガンライブをやろうと思う。


ライブが出来るようになるのはいつになることやら…



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ちなみに、元々ついてたシャーラーのペグなんだけど



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スティングレイに流用した。ネジ穴もピッタリ合いました。トレビアーン!

こんな事やったもんだから、どんどん改造熱が高まっている。今度は5弦のピックアップ交換でもしようかしら?(予算不足)


そして、今回のペグ交換にあたって参考にしたnote 記事がこちら


以下、ライブハウスでライブを収録した時の感想


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みゆきさんの内面。ちょっと言いづらい話とか(特定の何かを貶める内容はありません)

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