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オヤジの思ひ出話~第35話「5年半ぶりの発熱」

2回目のワクチン接種による副反応で、ここ数日苦しんできましたが、ようやく倦怠感もなくなり、腕の痛みも薄らいできました。それにしても接種翌日の発熱には、正直言って自分自身驚きました。

それというのも、私はこれまでの人生でほとんど発熱を経験したことがないからです。体温計も今年6月の就労支援訓練に備えて買い直したほどで、熱が出ない体質ということもあって「ほぼ用なし」の状態でした。

副反応では38度まで体温が上がりましたが、ここまで発熱したのはいつだったかと思い返してみると、約5年半前の2016年3月に3週間近く風邪で苦しめられたとき以来だったことが分かりました。

当時の日記を読むと、鼻水、のどの痛み、咳といった症状が「日替わり」で襲い掛かり、市販薬で何とかしのいでいました。その中で「熱が37・9度になった」との記述があり、発熱していたことを思い出したのです。

3月は季節の変わり目で寒暖の差が激しく、体調を崩しやすい時期でもありますが、当時の私は部署が異動になった直後で、しかも初めて監督職(見習い)に就いたばかり。様々なストレスに見舞われていたのでしょう。

その後、別な形で体調を崩すことはあっても、発熱した記憶はありません。そんな私ですら、ワクチンの副反応で発熱してしまったのですから、多くの方が副反応に苦しんでいることは想像に難くありません。

それでも新型コロナウイルスに感染し、重症化を避けるという意味では、ワクチン接種はメリットがあります。また私の場合、介護職への求職を希望しているため、接種は必要不可欠なものと思っています。

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