アメリカ滞在記11

 昨日今日と連日友人達とのアポイントがあり刺激のある二日間を過ごせた。昨日は以前にも会ったHunterと会いまずはランチがてら今滞在で初のIn n outへ。とりあえず一口目でドーパミンが吹き出したのは言うまでもない。日本での展開も期待したい反面、彼らのポリシーであるフレッシュさを重視するには、このままで良いのだろうとも改めて思った(そのほうが特別感もあるし)。その後はHollywoodに行きあたりを散策。Hunterの希望で入った寿司屋は日本人が経営しており、ということはあの伝統的な寿司が出されているのかと思っていたところ、なぜか見事にアメリカナイズされていた。もちろんビジネス的にはアメリカ人ウケも取らなければやっていけないのだろう。僕は滞在中なるべく日本食を避け生活しているので、唐揚げだけ注文した(ランチしたばっかりというのもあり)。今日は初めましてのKelvinとようやく会うことができた。日本人と結婚しているという彼の日本語はかなりナチュラルで、久々の英語と日本語がミックスした会話はやはり頭を使うなと改めて実感した。気づけばカフェで3時間ほど話し込んでおり、そのトピックはどれもディープでインターナショナルなものが多くとても楽しかった。ちなみに帰りのUberのドライバーもなかなかの話好きで、映画の話などでだいぶ盛り上がって良い時間になった。

これだけはマストで食べておきたい。

 さて前回の続きといこう。少しJoshua Tree編とも被るのだが、帰路の夜はアパートに戻る前にGriffith Ovseretryへ。個人的には久しぶりに行ったのだが、間違いなくあそこから見える夜景は絶景だと言える。日々この広大なアメリカにいる実感はあるのだが、その街を引きで見るとさらに深くそれを感じられる。天文台が持つクラシックな雰囲気ももちろん素晴らしい。その後は一度アパートに戻り、夜ごはんを食べにお気に入りのQuater Sheets Pizzaへ。少し遅くなってしまい、店内も店外も混み合っていた。受付?でいつ案内できるか確かではないと言われるも、たまたまバーカウンターが直ぐに会いたので10分ほどの待ち時間で入ることができた。相変わらず抜群に美味しいピザをいただき、再びアパートに戻る頃には22時近くなっていた気がする。週末にはこれまた美味しそうなサンドイッチを出しているみたいなので、タイミングが合えば是非食べてみたい。

恐らくここには毎回来てしまうだろう。

 翌日は再びCanyon Coffeeへ。土曜日で混み合う店内であったがそれすらも雰囲気を演出してしまうのが不思議だ。その日はコーヒーをテイクアウトし、Echo Parkをふらりと一周することにした。その後はロサンゼルスと言えばここもということでダウンタウンへ。Angeles FlightやGrand Central Marketなどちょっとしたララランドロケ地ツアーも挟みながら、Arts Districtまで気づけばほとんどダウンタウンを横断していた。僕は割とどこへでもズケズケと歩いて入ってしまうので(もちろん最低限のガードは下げないが)、ダウンタウンのような比較的治安の悪いエリアを歩き回るのにもあまり躊躇がないが、やはりところどころには嫌な雰囲気も漂っているので、油断はできないなと改めて思った。そしてこの日はまきちゃんの誕生日だったので、夜はささやかながら少しかしこまったレストランへ。Silver LakeにあるBotanicaはとても落ち着いた雰囲気で、料理は食材の質にこだわった素敵な場所だった。

グローサリーもとても魅力的だった。

 そして、次の日は早くもまきちゃんが帰国の日だったので空港まで見送り、最後に車をMohanmadに返却し、約一週間の素晴らしい時間を終えた。その後数日は再び元のスローライフへと戻った。気づけばロサンゼルスの滞在もあと20日ほどを残すだけとなった。まだ総括するには早すぎるし、いくつか消化できていないことがTo doリストに残っているので、できるだけやり切って帰国日を迎えたい。さて、ランチの残りの炒飯とビールで今夜はゆっくりするとしよう。それではまた次回:-)

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