アメリカ滞在記⑩

 2月27日から約一週間、僕のパートナーであるまきちゃんがロサンゼルスに滞在していたので、その期間は普段のスローライフを中断してあちこちを二人で巡った。せっかくだからと短い期間だったが、けっこう予定を詰め込んだので、それなりにボリュームのある約一週間となった。もちろん記録と残したいことがたくさんあるので、記事を3つほどに分けて書いていこうと思う。今回はその一つ目だ。

 まず初日は少し早起きして、一人で予約していた車を取りに行くことから始まった。普段の生活は徒歩やUberである程度まかなえているが、これからの一週間のスケジュールでは車が必須だったのだ。今回はコスト面やピックアップ等の手間を考えてTURO(Airbnbの車版と言ったところだろう)を使用した。待ち合わせ場所に現れたMohammadは感じが良く、チェックインはスムーズに完了した。数年ぶりのアメリカでの運転はさすがに少し緊張感のある状態(しかもけっこうな雨で視界が悪かった)から始まったが、予想よりも早く順応することができた気がする。やはり慣れてくると様々な面で日本での運転よりストレスが少ないなあと今回も感じた。そして、LAXでのピックアップは初めての経験だったが、比較的スムーズにまきちゃんと合流でき、約2ヶ月ぶりの再会を果たした。

着いて早々、猫達の洗練を受ける。

 一旦アパートまで戻り、Marianoに挨拶をした後はしばし部屋で休憩を挟むも、せっかくだからと目星を付けていたカフェ、MARUへコーヒーを飲みに。平日の夕方、雨の中でも混み合う店内は個人まりとしたとても居心地の良い空間が広がっていた。もちろんコーヒーも美味しく、ホッとひと息つくことができた。夜ごはんはお互い疲れもあったのでLassensでデリを買ってアパートへ再び戻り、翌日の予定などを話しながら部屋でゆっくりと過ごした。今までも頻繁にテレビ電話などで連絡は取り合っていたが、やはり同じ空間を共にできることはとても嬉しかった。

雨で少し残念。外観もバッチリだった。

 2日目も早起きをして朝ごはんを食べにまきちゃん念願のCanyon Coffeeへ。やはり朝からも人気で、仕事前の人達などでやや混み合っていたが、外の席に座ることができた。何を食べるか悩んだが、以前からよくインスタで目にしていたアボカドトーストを選んだ。少しスパイシーな味付けのそれは、アボカドトーストってこんなに美味しかったのかと実感させてくれた。しばしゆっくりと過ごし、それからまたアパートに戻り、ビーチエリアの観光へ車を走らせた。まずはベタにSanta Monica BeachとVenice Beachをふらりと(けっこう歩いたが)した後はさらにもう少し足を伸ばし個人的にも初となるVenice Canalsへ。恐らく映画Valentain’s Dayのロケ地だと思うのだが、そこに足を踏み入れるとビーチサイドの喧騒からは雰囲気が一変し、とても穏やかで素敵な場所が広がっていた。その後は休憩とランチがてらGjustaというベーカリーへ。店の外見や内装はもちろん、屋外の席も素敵だった。サイドで注文したサワードゥブレッドが思ったよりも大量だったのには思わず笑ってしまった。夜はWoonという中華料理屋へ。ロスの中華料理屋では珍しく?程よくお洒落な店内で、見た目よりも優しい味付けの美味しい炒飯に、空腹も相まって気付けばあっという間に食べ終わっていた。

いつかAirbnbで滞在したいものだ。

 この翌日からはJoshua Treeに1泊2日で行ってきたのだが、これまたまあまあなボリュームになりそうなので、時間の記事に持ち越すことにしよう。それではまた次回:-)

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