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引っ越しえぐいなぁ 〜資金繰り編〜
「東京から北海道って引っ越し費用えぐいと思うよ」
旦那が元同居人であるマイメンa.k.a 山賊に移住の話をしたところ、開口一番彼はこう言った。
結婚前に同居していたマイメンa.k.a 山賊と嫁と旦那の奇妙な3人暮らしの時代にも、はなし出したら止まらないストーリーがたくさんあるが、これは別の機会にしておきたい。
「ただでさえ君たち荷物が多いんだから、この家のもの全部持ってくってなったら、5,60万くらいいくんじゃない?」
と山賊。
「それはゲロだぜ」
と旦那。
「うん、ゲロだよ」
と山賊。
どんな会話だよ!と我ながらツッコミたくなるが、実際問題引っ越し費用は重大な問題であった。
山賊は東京で出会った大学時代の友達で、彼が一度地元である函館に出戻ったが、やっぱり東京に戻ろうと決心した際に、「物件探す間はいろいろ大変だろうから」と旦那がほぼ勝手に同居を決めてしまった。
「山賊さぁ、東京で家見つかるまでうちで住まわせるわ」
「えっまじで?、、、まぁ全然いいけど」
【結婚前の男女の巣に、山賊を同居させること】をあっさりと快諾してしまう嫁は、我が嫁ながら本当に懐の深い人間だなぁと深く感謝するばかりだ。
ちなみになぜ山賊かというと、その大きな体格も由来の一部だが、先祖が山賊であったというのが本当の理由。
そんなことはともかく5,60万なんていう大金はウチにはなかった。
しかし問題は、スパッと知り合いのツテが解決してくれた。
題名を資金繰り編としているクセに、解決策は知り合いのツテかい!!
とツッコミたいでしょう?
実際のところ資金繰りなんて、これぽっちもしてませんから!!
「ママの知り合いが鉄道会社に知り合いがいるみたいで、5tコンテナが格安で借りれることになった!」
と嫁。
「まじかよ?」
と旦那。
東京以上に地方というところは知り合いとの繋がりが身を助けると実感した、旦那なのでした。
ありがたやぁ〜 ありがたやぁ〜!
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