家どうしようか??
東京から北海道に30歳で移住したヘンテコフーフの旦那日記
北海道移住を決めたその頃、嫁は3年間の地獄の営業職を全国1位という輝かしい実績とともに卒業。
退社後は、貯金でやりくりな休業中だった。
旦那は都内のゲストハウスで、それなりにゆっくりと仕事をしている状況。
しかし北海道までいけるほどの休みは取れず、物件探しは盆などに帰省した嫁が担当してくれた。
義理の母(以下、ママ)と一緒に何件か物件を回ってくれて、ラインで画像を送ってもらっては、「ここはどうだ?」だの「この場所はどこだ。どうなんだ?」だのという感じで進めていた。
正直、北海道の土地勘がなかなか掴めていなかった旦那は、「どこでもいいよ〜」と、心の中で思いながらそう言ってしまうと「他人事だなぁ!」と嫁に怒られてしまうので、ふたつ三つ意見を述べていた。
しかし旦那は本当に物件を探すのが苦手で、興味もないので面倒くさがってきた実績があり、これまでの新居も嫁が探してきたのだ。
というのも旦那は嫁の物件探し力をかなり買っていたので、人間の能力は適材適所!と自らを納得させて、「物件探しは嫁にお願いします!」というスタンスをとった。
と言う方が、面倒くさがったと言うより聞こえがいいだろう。
とにかく!
新居の条件は下記。
・とにかく騒ぐしゲストがいっぱいくる家にしたいので一軒家!
・今住んでいる家より大きい
・車がおける
・家庭菜園ができたらベター
・庭とか最高
・子作りがメインミッションなので、ママの家の近くにしよう!
などなど。
「小樽は遠すぎるから、札幌市内だな」
と嫁。
「ママの家から車ですぐいけるところがいいんじゃない? しかし近すぎるとあんまり良くない結果に終わる知り合いが多いから、ちょうどいいところがいいかもね?」
と旦那。
今更ながら、ほぼ他力本願な奴がいうリクエストではないなぁと思ってしまうw。
何件かの内見ののち、これからの北海道ライフが始まる新居が決まった。
「西岡の物件で決めちゃうね〜」
と嫁。
「よろしくお願いします!」
と西岡がどんなところか、検討もつかないで返事をする旦那。
後日。
嫁の友達がその家を見て「ちくわみたいだねぇ」と言ったので、我が家は『ちくわハウス』と名付けられた。
ヘンテコフーフのちくわハウス、、、なかなかいいんじゃない?
そして話は、怒涛の引越しストーリーへと続くのである。
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