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住友林業の坪単価・値引き事情※実際に建てた人に聞いてみた

「住友林業」の坪単価と値引きについて詳しく説明しています。


住友林業の坪単価の相場

坪単価としては70万~90万円程度が相場となっています。

外部の給排水や電気工事なども含めた最終的な坪単価は80万円~といったところが目安の価格となってきます。

下記では商品別や建て方別の価格をまとめました。

住友林業のbf(ビッグフレーム構法)の坪単価や特徴

ビッグフレーム構法の坪単価は70万円~が1つの目安となります。

住友林業には、マルチバランス構法をはじめ、ツーバイフォー構法、そしてビッグフレーム構法があり、それぞれのニーズに合わせてより最適な構法を選ぶことになりますが、この中でも特にビッグフレーム構法は坪単価が高めだと言われています。

ビッグフレーム構法は、主要の構造材にビッグコラムが採用、梁勝ち構造の木造住宅で、通し柱が要らないため、間取りの自由度が高く、大きな開口を設けることも可能となります。設計の自由度が高い構法となります。

住友林業のマルチバランス構法の坪単価と特徴

実際に、住友林業のマルチバランス構法で見積りを取られた方の情報では、延べ床面積55坪、解体費用や外構なども含み約3700万円の見積り額を提示されたようです。

単純にこの坪単価を計算すると、約67万円という計算になりますが、最終的な坪単価は75万となったそうです。

マルチバランス構法でも、坪単価は70万~が相場といえます。

そんなマルチバランス構法ですが、日本の伝統的な構造となる木造軸組構造に、住友林業の独自技術となる「きづれパネル」や「Dパネル」などが採用されており、高性能住宅を実現されています。

そして、国産檜を使用した構造用集成材である「スーパー檜」を使用することで、収縮や変形、割れが起こりにくくなり、実際の振動実験では、最高等級3の想定レベルを上回るほどの、耐震性の高さが確認されているほどです。

耐震性の高さだけではなく、比較的間取りの自由度も高いようです。

住友林業のマイフォレストの坪単価と特徴

木をふんだんに使い、また耐震強度の期待できるマイフォレストの坪単価ですが、目安としては75万円~とされています。

しかし、実際に話を進めていくと、かなり坪単価が高くなってしまうというケースもあり、標準外工事や付帯工事費用なども含めると、坪単価が100万円を超えるようなケースもあるようです。

住宅事業の30周年を記念して誕生した「マイフォレスト」は発売が開始してから人気商品の一つです。

住友林業のフォレストセレクション(規格住宅)の坪単価と特徴

実際にフォレストセレクションで建築された方の情報でも、坪単価が60万円台が相場となっているようです。

これは住友林業の中ではかなり安い価格です。

2017年に規格住宅となる「Forest Selection BF」といった商品が新たなラインナップとして加わり、住友林業の中でもグンと価格が抑えられている商品ということで、発売が開始して以降注目を集めています。

このForest Selection BFでは、約30万邸にもおよぶこれまでの住友林業の家のノウハウをもとに、仕様やプランが厳選された1000プランが用意されています。

5つの樹種をベースとした5つのインテリアスタイルや、建物の外観はホワイト、ベージュ、グレー、ブラックの落ち着いた4色をベースとし、4タイプの外観の中から要望に合わせて選択することができます。

そして、注文住宅の中で特に人気の高い仕様や設備が搭載されているため、キッチンやバスルーム、洗面台などの設備も充実しています。

一般的に注文住宅で建てようとすると、自由度が高い反面、納得のいく間取りが出来上がるまで時間がかかります。

さらに、仕様や設備も自由に決めることができるため、時間が限られていると満足のいく家づくりが難しいですが、Forest Selection BFなら規格住宅のため、スムーズに家づくりを進めていくことが可能です。

ちなみに、規格住宅ですがちょっとしたアレンジには対応してくれるようです。

完全な注文住宅と比較すると、Forest Selection BFはかなりリーズナブルですが、その反面、キッチンや洗面所、お風呂、建具、壁紙などにはかなり制限があるようで、規格住宅ゆえ簡単に変更することは出来ないようです。

もともと、規格住宅ということで注文住宅のように融通が利かないということは理解されていると思いますが、キッチンなどのこだわりが特に強い方には不向きなようですね。

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住友林業の平屋(グランドライフ)の坪単価と特徴

住友林業のグランドライフの坪単価としては、80万円~が一つの目安となっているようですが、実際のところは話を進めていくと、坪単価100万円~になる事が多いです。

住友林業では、「GRAND LIFE(グランドライフ)」といった商品が平屋に対応されているほか、「GROUND LIFE Terrace Style(グランドライフ・テラススタイル)」といった庭付きの平屋住宅も取り扱っています。

実際に話を進めていくと、提案工事費用が結構ふくらんでいったとの体験談もあります。

この住友林業の提案工事とはオプションのことですが、特に床材や外壁材の変更などは、提案工事費用が高くつく要因となりますので、注意が必要です。

契約時点ですでに提案工事などもある程度入れておくと、資金計画が立てやすいようですね。

住友林業の3階建て(プラウディオ)の坪単価と特徴

実際に住友林業で狭小地の見積りを取られた方の情報によりますと、初期の標準本体工事の段階で坪単価は100万円を超えていたようです。

3階建ての坪単価目安は100万~が相場となっています。やはり2階建てより高くなってしまいます。

住友林業の都市型に対応した3階建て、4階建て住宅は「PROUDIO(プラウディオ)」と言い、ビッグフレーム構法が採用されており、耐震性の高さはもちろん、柱の位置に縛られないため、設計の自由度も高くなります。

特に住宅が密集しているような地域での建築となると、何かと制約があったり、光や風の取り入れ方やプライバシーに配慮した間取りなど、様々な工夫が求められますが、プラウディオは柔軟に対応してくれるというのは嬉しいポイントです。

もちろん、プラウディオでは開放感のある空間造りを実現させることも可能となっています。

住友林業のkonokaの坪単価と特徴

konoka(コノカ)のモデルハウスプランの坪単価は85万円~と紹介されていましたので、坪単価としてはこれぐらいを目安に考えておく必要があります。

20代~30代の子育て世代をターゲットとした「mamato(ママト)」をはじめ、女性目線の生活動線やインテリアを提案している「konoka(コノカ)」もラインナップされています。

コノカでは、3つのインテリアスタイルが用意されていたり、ガーデニングの提案もされていたりと、確実に女性ウケは良く、とてもおしゃれな木の家を実現されています。

コノカは、女性誌のLEEの読者にアンケートを実施し、その結果を参考に商品開発が行われ、ママトよりもターゲットとする年齢層が高く設定されているようで、コノカの坪単価は高めに設定されているようです。

ちなみに、住友林業の値引き事情も気になりますが、コノカで新築された方の情報によりますと、モニターになるということが前提での割引があったようです。

住友林業の和楽の坪単価と特徴

住友林業は木造なので、どの商品も和を感じられる商品ですが、特に和風テイストの家を建てたいと強いこだわりをお持ちの場合は、『和楽(わらく)』という商品がお勧めです。
和楽には、純和風住宅の“雅”と、和モダン住宅の“華”が用意されていますが、現在、和楽での建築を検討されている場合は、どれぐらいの坪単価なのか?が気になると思います。

和楽の坪単価は約75万~90万円程度が目安となっています。これぐらいの坪単価を想定し、予算と照らし合わせていく必要があります。

仮に、40坪ほどの大きさの家を建てようとした場合の価格をこの坪単価で計算すると、3,000万円~3,600万円ということになります。

大手ハウスメーカーの和風住宅としては、お値打ちな印象も受けますが、オプションなどによって坪単価は大きく変動しますので、あくまで目安程度とお考え下さい。

住友林業の値引きと交渉方法

上記の通り、住友林業の坪単価としては、80万~100万円程度が目安となっており、数あるハウスメーカーの中でも高めの価格帯です。

現在、住友林業を検討されている場合は、予算に余裕を持っておかないと後々大変なことになりますが、ある程度予算に余裕を持っていたにも関わらず、実際に見積りを取ってみたら予算を超えてしまうこともあります。

そんな時には住友林業での建築を諦めるのも方法の一つですが、値引き交渉をし値引きに応じてもらうというのも方法の一つです。

住友林業では、交渉次第で高額な値引きが行われることもあるハウスメーカーとして知られていますが、実際に契約された方々がどれぐらいの値引きをしてもらったのかも気になるところです。

そこで、口コミを元に住友林業の値引き事情を調べてみました。

①30代(男性)

「我が家の場合、42坪で諸費用などを含め約3,000万円ぐらいの提示を受けました。
その後、何回か間取りの変更を加えた後に店長が登場し、300万円くらいの値引きは可能だと言われました。
ただ、本気で住友林業と契約を考えている人の場合は、それ以上の値引きも可能だというニュアンスで話されていたので、本気で交渉すれば300万円以上の高額な値引きに応じてもらえると思いました。」

②30代(女性)

「平屋30坪、床暖房、無垢床(全フロア)、樹脂サッシ、エアコン、登記費用、屋外給排水などを含み、値引きを頑張ってもらい税込み2,800万円の見積りが出ました。
この他には、カーテンや照明、外構、地盤改良費が別途必要となります。」

口コミの中には、『ここまで値引きしてもらえるの?と驚くほどの値引き額でした!』といった口コミなんかもあり、住友林業では時には高額な値引きが行われている印象を受けました。

そのため、本気で住友林業で契約を考えているのであれば、契約を交わす前に値引き交渉はすべきです。

また、住友林業には紹介制度というものが用意されており、住友林業で建てた人から紹介を受けて建てる場合に、値引きを受けることができます。

知人を紹介した人にも謝礼がもらえるため、紹介する側、紹介される側の双方がお互いにお得な制度となっているようです。

紹介制度のほか、モニター割引が適用される場合は通常よりも値引き率が高くなると言われています。実際、モニターを引き受けると、値引き率が10%を超えるケースが多いようです。

もちろん、全ての方が利用できる制度ではありませんが、担当の営業マンから『この家で基礎見学会と構造見学会を開催させてもらえませんか?』と言われ、承諾すると実際に見学会が行われ、モニター割引が適用されます。

見ず知らずの人に家の中を見られることに抵抗のある人も多いと思いますが、見学会の時に施主が立ち会う必要はないため、営業マンからモニターの話があった場合には引き受ける方が多いようです。

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