アイフルホームの坪単価・値引き事情
ハウスメーカーの中でも人気のある「アイフルホーム」の坪単価や値引き情報について説明しています。
アイフルホームの坪単価の相場
アイフルホームの実質的な坪単価としては、40万円台後半~50万円台が相場となります。しかし、坪単価が60万円台だったいう事例も少なくないです。
基本的にローコスト系のハウスメーカーでは、標準範囲内から外れオプションを選択する場合に、そのオプション料金が高いという傾向にあり、必要なオプションを付け加えていくと、契約当時よりも思いのほか価格が高くなってしまうという話をよく聞きます。
アイフルホームのセシボの坪単価と特徴
アイフルホームの主力商品といえば、「セシボ」シリーズで非常に高い人気を誇っている商品です。
そんなセシボの見直しが行われ、2017年にセシボから「セシボ極」「セシボ零」「セシボ爽」が新たなラインナップに加わり注目を集めています。
極、零、爽は仕様が異なっていますが、まずスタンダードな仕様としてセシボ爽がラインナップされています。
セシボ爽では、平成28年基準の断熱性能をクリアしていますが、残念ながらZEH基準は満たしておらず、断熱性や気密性などの性能の面で極や零よりも劣る部分があります。
そして、爽では太陽光発電システムや制振システムが標準仕様ではありませんが、坪単価40万~50万円程度と非常にコストパフォーマンスに優れた商品です。
続いて、零ではUA値0.52となっており高い断熱性能を誇っていますし、太陽光発電システムや制振システムが標準で搭載されています。
零の坪単価としては、45万~55万円程度と若干、爽よりも坪単価が高く設定されていますが、ZEH基準を満たした断熱性能や標準仕様が充実していることを考慮すると、かなりお得ではないかと思います。
そして、最上位の位置付けにある極は、UA値0.30とZEH基準を上回る高い断熱性能をはじめ、太陽光や制振システムの標準搭載はもちろんのこと、オリジナルとなる高断熱パネルに付加断熱、クリプトンガス入りのトリプルガラスのサッシなどが採用されており、徹底的に住み心地の良さ、快適さを追求した住まいとなっています。
最も高いグレードということで、坪単価は55万~65万円程度となっており、セシボ極はローコスト住宅とは若干かけ離れていますね。
ただ、大手でZEH仕様に対応した性能の良い家を建てようとした場合、まずこの坪単価には収まりませんので、そのことを考慮するとセシボ極はかなりお得に思います。
アイフルホームのFAVOの坪単価と特徴
アイフルホームのfavoの坪単価相場は60万~70万台とアイフルホームの商品の中では高い方となります。
アイフルホームの主力商品としては上記で説明した「セシボ」シリーズがありますが、2020年4月29日から「FAVO(フェイボ)」という商品が新たに加わりました。
FAVOは主力商品の「セシボ」をはじめ、平屋住宅の「AYA(アヤ)」、3階建て住宅の「SUPREME(スプリーム)」、セミオーダー商品の「Simple Life.(シンプルライフ)」の4つの商品を統一した商品です。
「FAVO」は家をどう建てるのか?ということに焦点を置かずに、どう暮らすのか?ということに焦点を置き、それぞれが求めるこだわりの暮らしを反映することができる家です。
“OUTDOOR”や“PARTY”、“KIDS”、“HIRAYA”、“SKY”、“WITH”など、11シリーズの暮らし方が提案されており、様々な暮らし方のニーズに応える住まいとなっています。
このFAVOという商品は自由設計のようですが、セシボシリーズなどの4つを統一した商品で、実際にFAVOで見積りを取られた方は坪単価約70万円ぐらいだったようです。
ちなみに、平屋を希望、制震装置、グラスウール(断熱材)、ハイクオリティパネルは付けず、サーモスL(窓)で約70万円という坪単価を提示されたようです。
キッチンやお風呂、トイレ、床材や外壁などは標準仕様のままとの情報もありますが、家の価格は中身次第ですし、どれぐらいオプションを付けるのかによっても坪単価が大きく変動する場合もありますので、あくまで目安程度とお考え下さい。
アイフルホームのシンプルライフの坪単価と特徴
シンプルライフは2018年に発売された自由設計の商品ですが、2019年1月に商品がリニューアルされ、よりコストパフォーマンスに優れたセミオーダーの商品として販売が開始しました。
この商品は、20代~30代の共働き家庭をターゲットに開発されたようですが、セミオーダーの商品にリニューアルされたということで、シンプルライフの価格帯も気になるところです。
シンプルライフですが、33~36坪程度の5つのコンセプトプラン、29~39坪程度の14のノーマルプランの19プランがベースとなっています。
コンセプトプランでは、『スキップフロアのある暮らし』をはじめ、『中庭のある暮らし』や『見晴らしリビングのある暮らし』、『和に寄り添う暮らし』、『インナーデッキのある暮らし』といった5つのプランが用意されています。
スキップフロアと吹き抜けの組み合わせが特徴的な『スキップフロアのある暮らし』の参考価格として、36坪、建物本体1,857万円(税込み)と記載されてありました。
単純計算で坪単価は約52万円ということになります。
より多くの方々に良い住まいを、手が届くような価格帯で提供したいという思い通り、比較的坪単価は安く設定されているような印象を受けます。
アイフルホームの平屋の坪単価と特徴
アイフルホームでは「AYA」といった平屋のプランが用意されており、坪単価としては40万円台後半~が一つの目安となっているようです。
仮に延床30坪の平屋で坪単価を45万円とすると、建築費用は1350万円、坪単価を50万円とすると、建築費用は1500万円という計算になります。
オプションによって坪単価は変動しますので、あくまで目安ですが、他社で平屋を検討していたものの、予算オーバーで一度平屋での建築を諦めてしまったという方に、アイフルホームのAYAはお勧めできます。
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アイフルホームの3階建ての坪単価と特徴
アイフルホームの3階建て住宅は「スプリーム」といった商品名で、限られた敷地の中でも空間を有効に活かして、家事や子育てだけではなく、趣味を満喫できるようなゆとり空間も実現されています。
スプリームでは空に近いスカイバルコニーといった提案もされていますが、アイフルホームの3階建て住宅であるスプリームの坪単価や建築費用も気になるところです。
普通に考えると、2階建てよりも基礎などを丈夫にする必要があり、3階建て住宅で建てようとすると建築費用はどうしても割高になりそうですよね。
実際にアイフルホームのスプリームで見積りを取られた方の情報によりますと、スプリームの延床48坪で、太陽光などを含み本体価格が2600万円、諸経費などを含めると約3060万円という見積り額を提示されたようです。
このスプリームの本体価格のみの坪単価は約54万円。
スプリームの本体価格のみの坪単価は50万円台~が目安と言えそうですが、仕様の変更やオプションなどによっては坪単価が大きく変動することもありますので、あくまで目安程度とお考え下さい。
アイフルホームの二世帯住宅の坪単価
アイフルホームの二世帯住宅に特化した商品は「ハッピーハーモニー」といいます。
ハッピーハーモニーは、キッズセーフティの家として、みんなにやさしい安全な設備に配慮された住まいでありながら、標準仕様が高性能だとして注目を集めています。
アイフルホームといえば、もともとローコスト住宅を扱うハウスメーカーとして知られています。
そのため、限られた予算の中で二世帯住宅の建築を検討されている場合に、アイフルホームも候補の1社としてあがるのでは?と思いますが、二世帯住宅ということで坪単価も気になるところです。
モデルプランをみますと、55坪のプランで建物本体参考価格が税込みで2,301万円と記載されていました。
このハッピーハーモニーのモデルプランの坪単価ですが、単純計算で約42万円と破格の安さで二世帯住宅が建てられるということになります。
ただし、二世帯住宅は「部分共有型」を選ぶのか、それとも「独立型」を選び完全に分離して建てるのかによっても、建築費用、坪単価は左右されてきます。
この場合、建築費用が高くなるのは独立型ですから、事前に見積りを取り、しっかりと資金計画を立てておく必要があります。
アイフルホームの値引き情報
アイフルホームはローコスト系の住宅メーカーで元々の価格や坪単価が低く設定されており、そこからさらに値引きをしてくれというのは厳しいように思います。
そこで、アイフルホームで見積りを取られた方や建築された方々の値引き事情を調べてみました。
①「アイフルホームを含めた色々なハウスメーカーを回りました。
グレードはセシボEX、太陽光なしの諸経費を含まず約2100万円の見積りが出ました。
値引き額は約40万円ほどで、これ以上は無理なようですが、キャンペーンの期間中の契約であれば外壁のグレードアップが出来ると提案を受けました。」
②「我が家を担当して下さった方は、最初からアイフルホームでは値引きは一切できませんという姿勢を貫いており、最後までその姿勢は変わりませんでした。
また、値引きが出来ない理由として見積りが細かい為だそうですが、私はその姿勢や変わらない対応に安心でき、値引きはありませんでしたがアイフルホームで契約をしました。」
③「具体的な値引き額はふせますが、アイフルホームさんと数回打ち合わせを行った後、値引き額が提示され、通常ではあまりないような金額だったため驚きました。」
いかがでしょうか。
アイフルホームでは値引きが行われているという口コミがある反面、一切値引きがなかったといった口コミもありましたが、アイフルホームではフランチャイズとして事業を展開されているため、店舗によっても値引きの対応が異なっているからです。
ただし、アイフルホームではローコスト住宅を扱うハウスメーカーですから、基本的に高額な値引きが行われることは考えにくいですから、大手のように数百万円という値引きはまずあり得ないと思っておいて下さい。
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