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今回の能登半島地震について思うこと(故郷を語ろう)

今回地震の被害に遭われた全ての方々にお見舞い申し上げます。
また現在支援にあたっている全ての方々に感謝いたします。

私の故郷は石川県で、両親をはじめ親戚や友達が住んでいて
今のところみんな無事との連絡があり一安心しています。
ただ父の実家、つまり祖父母の家が今回被害が大きい穴水町にあります。
今はただの空き家ですが、父が定期的に見に行って雪囲いなど手入れしに行っていました。(ヘッダーの写真が祖父母の家です)
でも今回の地震でどんな被害があるか確認しようにも道路が寸断されておりまだ行けていないとのことでした。

私が子供の頃はお正月は必ず穴水の祖父母の家に帰省しており
思い出もあります。祖父母の家は山間の小さな集落にありました。
買い物は車で30分かかる街のほうに出なくてはいけません。それが帰省中の唯一のお出かけでした。後はずーっとて家でテレビを見たりゲームしたりして過ごしてました。
家の近くには小さな川があり、なんちゃって釣りをして小さな魚を釣ったこともあります。所有していた田んぼで米の収穫作業をお手伝いをしたこともあります。
穴水町特産の牡蠣を祖父が焼いてくれて、それが本当に美味しかったことも覚えています。夜になれば、空気が澄んで満天の星空を見ることが出来ました。
そんな祖父母の家からの風景、車から眺めていた街の風景が今どうなっているのか想像もしたくない気持ちです。

被害の大きかった珠洲市はドライブで何度も行きましたし、輪島は朝市で売っている手作りわらじのキーホルダーが大好きした。七尾市も3年前に行き美味しい海鮮焼きを食べた思い出もあります。ほとんど報道されませんが、能登島にある水族館、ガラス美術館も大好きでした。
どの地域も素晴らしい景色、特産がありました。この地震で失ったままではいけないものばかりです。

そして能登地方は過疎化が進み、高齢者がとても多い地域です。
高齢者福祉の現場にいた私としては
高齢者の方々の健康状態も心配ですし
それを支える現役世代の方も心配です。
そのためには外部からの多くの人たちの力が必要だと思います。
なので、まだまだ余震もあり不安ですが
自衛隊や警察の方、消防の方またライフラインを復旧してくれる方々、
物資を届けてくれる方々などなるべく多くの人々の力を貸してください。
どうぞよろしくお願いします。

自分の故郷が被災して大変な状態なのに
県外に出てしまってすぐに駆け付けられない私に何ができるのか
地震があった直後から、悶々として過ごしています。

今私が思いつくことは・・・

  • 義援金を送ること

  • 不安な気持ちでいる友達の話を聞いてあげること

  • ラジオやネットで応援メッセージを送ること

  • 改めて防災用品を確認すること

  • 被災地のふるさと納税をすること

  • 荷物が送れるようになったら、実家に物資を送ること

  • 落ち着いたら被災地を旅行して支援すること

現地には今すぐいけなくても、落ち着いたら帰省できると信じて今できることをしていきたいと思います。

もし今まで震災に遭われた方で、こういうことや物が役に立ったという情報も立派な支援になると思います。
ぜひSNSで広めていただきたいと思います。
よろしくお願いします。

また私が現在いる静岡県が穴水町に支援を行うと発表してくれました。
本当にありがとうございます。

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