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盧溝橋事件に関する一考察

百年非 2024年6月4日  盧溝橋(注1)事件は、日中全面戦争の導火線となった重要な出来事であるだけでなく、その後の日中全面戦争の性格および日本の国運を左右する性質を持つ、近代戦争史上の一大重要事件である。  蘆溝橋事件は、軍の中央・現地の不拡大方針にもかかわらず拡大の一途をたどり、さらには、支那事変、大東亜戦争へと展開して我が国を未曾有の敗戦に至らしめた原点となっているにもかかわらず、今なお巷では、解明されない多くの疑問を残したまま半世紀が過ぎ、中学校、高等学校の教科書

盧溝橋事件に関する一考察

    『陥都血涙録』に関する

    作者:百年非 2023年7月7日 中華民国国民政府によって1946年2月15日に設立された「中国陸軍総司令部審判戦犯軍事法庭」(1946年6月、「国防部審判戦犯軍事法庭」へ名称変更。以下、「南京裁判」)が、1947年2月6日、谷寿夫(南京事変時の日本陸軍中将、第6師団長)に対する裁判を開き、3月10日、谷寿夫中将に対してB級戦犯として死刑判決を下した。同年4月26日、谷寿夫中将は南京で銃殺刑に処刑された。その死刑判決に大きく寄与した決定的証拠として、南京裁判の判決書(注1)

    『陥都血涙録』に関する

    南京戦に於ける上新河遭遇戦の死者に関する考察

    百年非 2023年5月25日 南京戦に於ける上新河遭遇戦の死者について、南京市政府傘下の「中国共産党南京市委員会党史工作弁公室」主催の「南京党史網」ウェブサイトが2015年1月4日、「侵華日軍南京大屠殺上新河地区遇難同胞叢葬地」という題名の文章を発表し、その中で「侵華日軍南京大屠殺上新河地区遇難同胞紀念碑」の碑文を引用して、次のように言っていた。「1937年12月、中国侵略の日本軍が南京市を占領し、武装を解除した数多くの我兵士や上新河一帯に集まっていた避難民合計28,730

    南京戦に於ける上新河遭遇戦の死者に関する考察

    所謂「南京大虐殺30万人」の数字に関する考察

    所謂「南京大虐殺30万人」の数字に関する考察