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職場で身構えられる非ネイティブスピーカー

洗車したら雨降る現象にそろそろ名前をつけたい…笑
さっきまで晴れてたよね?!←

私の英語は、紛うことなきJapanese Englishだ。
アクセントの位置、発音、抑揚もネイティブスピーカーからしたら
不十分だろうし、オーストラリアの食文化に対する知識もまだまだ足りない。
常連さんが多い今の職場では、お客さんから色々教えてもらうことも多々ある。

私が『外国人』なことは一目瞭然で、そのことでもう既に身構えてる人との会話は
なかなか上手くいかないことが多い。
相手が私の話していることが分からなかったらどうしよう、
自分の伝えたいことが私に伝わらなかったらどうしよう、と思っているのが
ヒシヒシと伝わってきて、私まで緊張してしまう。

日本で海外から来た観光客に急に英語で話しかけられると咄嗟に反応出来ず
後から思い返すとめちゃめちゃ簡単な英語やったやん!って経験、ある人も多いんじゃないかな。
「英語」ってだけで身構えちゃって、フリーズしちゃうってやつ。
あぁいう現象が私にも起きてる(笑)
「非ネイティブスピーカー」ってことで身構えられてる。
話し出す前から「分からない」が前提で進んでいく。

ここで実体験を一つ。
ディナーに来た親子(母とティーンエイジャーの娘)のオーダーを取ってた時、
娘ちゃんとは聞き返すことも聞き返されることもなくスムーズにやりとりができたけど、お母様とは最初から分かり合えず(笑)
見かねた娘ちゃんが「ソースはどうするって聞いてるよ!」「飲み物は?!」と
通訳に入ってくれた。
最後の方は私を見ずにオーダーするお母様とちょっと怒った風の娘ちゃん。
私の英語が訛ってるばっかりに申し訳ないと思いつつ、
娘ちゃんの気持ちが有り難かった。

私の英語は完璧じゃないから、聞き直したり、言い直したりして
他の人に頼んだ方が早いかもしれん、でも
「あなたで本当に大丈夫?」
こういった態度はさすがの私も少し傷つく。

11時間勤務があっという間に感じるほど、忙しかった母の日の日曜日。
「今日はありがとう!あなたのパフォーマンス最高だった!!」って
オーナーが言ってくれたこと。
常連のお客さんが私の名前を覚えくれたり、
店の前を通る時に手を振ってくれること。
「英語、上手だね👍」と何故か日本語で褒めてくれるオージーのおじさん。

最初はお互いしどろもどろだったフラットメイトのサリーとも
毎日話すようになって、テンポ良く会話が出来るようになった。
これもきっと、お互い身構えてたのがなくなったからやろうと思う。
サリーは私の発音に、私はサリーの話すスピードに最初は身構えまくってた(笑)

発音も文法ももちろん大事。
でも、まずは「伝わらなかったらどうしよう」「聞き取れなかったらどうしよう」という身構えを取っ払ってみたら、意外と伝わるし聞き取れたりしちゃうかもって思った今日この頃。

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