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MYコンパス卒業生インタビュー【4】「育休コミュニティ立ち上げ」栗林真由美さん

過去4年間、MYコンパスが実施してきたオンラインキャリア講座。
受講生の数は300名を超え、たくさんの女性のライフシフトを支援してきました。今回からそのオンラインキャリア講座の卒業生インタビューをシリーズでお届けします。

ひとりひとりの女性の生き方がご自身のライフキャリアの参考になれば嬉しいです。

今回インタビューさせていただくのは、ご自身の育休中に育休コミュニティ「MIRAIS」を立ち上げられた栗林真由美さんです。

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栗林真由美さん プロフィール
Before▶育休中にたくさんの挑戦をしていきた会社員。
After▶会社員として働きつつ、育休コミュニティMIRAIS代表や講演会への登壇も多数。

MYコンパスアカデミー6期卒業生。2児の母。
IT企業勤務。第二子育休中に育休を有意義に過ごすことを目的にした育休コミュニティ「MIRAIS」を主宰。会社員として働きつつ、コミュニティの代表やセミナーの登壇と忙しい毎日を送る。

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Q:ご自身の第二子育休中に育休コミュニティを立ち上げた原動力は何ですか?

コミュニティを立ち上げたことなど、「巻き込み力があるね」とよく言われますが、正直、巻き込もうと思って巻き込んでる感じではないのが本音です。私は相手を巻き込もうと思って動くよりも、私が持っている「熱」というか「ここをこうしたい」みたいな「私の思い」の方が強いです。

今回もコミュニティを作ろうと思ってそうしたというよりは、結果がコミュニティだったみたいな感じです。自分の課題意識とそれを解決するにはどうしたらいいかを考えて、出した答えがたまたまコミュニティでした。

自分の思いも、自分が経験したことやちょっと自分が疑問に思ったり、問題だと思っていることに対して、「どうしてなんだろう」と、自問自答するというところから始まります。そうしているうちにこうふつふつとそれが自分の思いに変わっていって。周りからの反応や刺激とかがあって、なんで自分はそう思ったんだろうとか、どうしてそう考えたんだろうみたいに自分の中で考えたときに、これがが課題なんじゃないかとか、これを解決したらこうなるんじゃないかみたいなことを、こう繰り返してる感じです。

今回のコミュニティ立ち上げもそういった思いからできています。


Q:新しい試みである育休コミュニティを始めるとき何か葛藤はありましたか?

スタートは私のFacebookでの投稿でした。実際に投稿した数週間前には投稿内容は出来上がっていて、でも10日間ぐらい、投稿してみようでも怖いみたい感じでずっと投稿できなかったんです。集まらなかったらって思うと怖いじゃないですか。この人こんな告知やって5人しか集まらなかったとか、スルーされたりとか恥ずかしいし、そのスルーされてるのをフェイスブック上で知られるのも嫌だし。もう本当に葛藤してました。毎日、「今日こそは」みたいな、お昼にやろうかなーでもなんか子どもが泣いちゃったから、そういう時だけは子供のせいにしてみたり。

私的にそれは自分の振り返ってみて、その時だけなんだか自分【芸能人】だったんですよ。

みんなが私を見ている。みんなが見てるから失敗したら大変だみたいな勘違いをしていて。でも、現実、誰も私の事なんて見てないんですよね。 Facebook で私のコメントや投稿を逐一チェックしてる人いないから、今なら過去の自分にツッコミ入れられるんですけど。当時の自分はさも全員が私を見てるって思ってたんだと思います。

Q:その怖さをどう乗り越えましたか?

投稿出来た瞬間は、ちょうど平成最後の年で。ニュースで「平成最後の夏が終わろうとしています」みたいなのをふと見かけて。この「平成最後」に乗らなかったらたぶんもう一生できないと思って、この波に乗ろうと、8月31日に投稿しました。もう今日しかないみたいな。時代の切り替えを自分でうまく活用したような感じです。

投稿してみるとその投稿が最終的には75以上もシェアされて。
私の知り合いがどんどんシェアをしてくれてありがたいと思ったんですけど、途中になったらシェアのシェアのシェアみたいな。もう自分の知り合いではない、全く私と面識がない人がどんどんシェアしてくださいました。そしていつの間にか多くの方に投稿を見ていただいた結果となりました。


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※FFS理論はMYコンパスのオンラインキャリア講座内で受講していただく、個人の個性を知るための診断ツールです。

Q:FFSの結果をみてどう思いましたか?

私は「拡散性」と「受容性」の二つが突出した個性を持っています。
FFSで大きく個性を2つに分けるとコツコツ計画を立てながら物事を進める「積み上げ型」とまずやってみるという「体験型」ですが、私は突出して「体験型」です。受容性は誰かの役に立つことがやりたいという個性なので、私が強い想いを持って行動していけるのはこの拡散性と受容性の個性があるからだと思います。


Q:日常で自分の個性を感じるときはありますか?

思いが強い一方で思いのあることしかできない、興味のあることしかやれないっていうのがあります。良くも悪くもはっきりしている。

連絡をいただいても興味がないことだと、本当に悪気ないんですが、ただ単に興味がないだけっていう理由で返信しなかったり。

そんな感じで興味の有る無しがはっきりしているので、逆に積み上げ型の方ってすごいなと思うこともあります。

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Q:ご自身の拡散性の個性を活かしてどんなことをしていますか?

拡散性のような個性を持つ、思いが強い人って自分のやりたいことができたときの景色が最初から見えてるんですよ。できた時の景色がだいたいこうなるんだろうなーみたいなのが見えているんです。

でもそれは他の人には私と同じように見えていないというのが当たり前だということを理解しておこうと思っています。「景色が見えて当たり前でしょ」みたいなと私は思ってしまいがちですが、実は人によって見えている景色が全然違うんですよね。

今やっている育休コミュニティでも、まず私が有意義な育休を過ごすことで、世の中の女性たちがよりイキイキ復職してくれたりとか、その後の人生をよりイキイキ過ごして欲しいっという思いがあって、そんな未来の光景が私は見えているんです。

でも他の人からしたらその景色は見えていないことなので、それをいかに諦めずに仲間に伝え続けるか、なんでそういう光景を私が見てるのかとか、そこがどういう光景なのかみたいにわかりやすく丁寧に、しかも何度も何度もしつこいぐらいに伝え続けることで、だんだんだんだん見れる景色を同じになっていくっていうことをしています。

Q:自分の個性と違う個性の方との違いにどうやって気が付きましたか?

ちょっと型破りな人っているじゃないですか。
皆さん周りにもいると思うんですけど、やっぱり型破りな人って私からしたら想像もしないような発言をしてるんですよね。

今の会社に入社して数年くらいですごい型破りな人に会って、とても偉い人なんですけど、なんでこの人こう言うんだろうとか、一言一言が衝撃なんですよ。「いまここで言う!?」みたいなのとか。

それが衝撃的で、何でなんだろうって思った時に、その人と私とはもう全然得てる情報も違うし、見えている景色も全く違うから、この人にとっては多分普通のこと言ってるの。そういう経験がありましたね。

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Q:これからのことを教えてください!


これまでの常識にとらわれずに、常に新しいことにチャレンジし、自分をupdateしながら記憶に残るほど良い影響を与え続け、未来の社会を豊かにすることを目指していきたいと思っています。

(2020年4月インタビュー)

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◆栗林さんが代表を務める、育休コミュニティ「MIRAIS」はこちら

◆栗林さんのインタビューはこちらの動画でもご覧いただけます。


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