「生きている意味が分からない」と感じることは、特別なことではないと思う

自殺する若者が増えているという
ニュースを見ると、

何が理由は
詳しくは知らないので分からないものの、

「消えてしまいたい」という
気持ちはわかるな、
と感じることがあります。

「どうせ死ぬのに、
なぜ生きなければならないのかなぁ」

という思いは
私も小さなころから感じていたこと。



たとえ、病気や人間関係や
仕事でうまくいかない、などの
何か具体的な理由がなくても、

むしろ、社会的には幸せそうで
うまくいっているように見えていたとしても

漠然と
「生きている意味が分からない」と
感じる人がいても、
その気持ちがよく分かります。

そして
「生きる意味がよく分からない」
間は、いつも
怖れ、不安、そして心配でいっぱいになります。

まるで心配していれば
心配事が減るかのように、
毎日心配で心がいっぱいだったように思います（笑）


私が
世界中を旅したり、
インドに学びに行ったり、
グルを探したり、

これも、
自分が誰だか分からない、
自分が存在している意味がか分からない、
という思いが強く、

どこかに答えはあるはず！という
強い思いから動いていたのだと思います。

今、振り返ると、
自分でもすごい行動力だな、と思いますから

よっぽど昔の私は、
自分が誰であるか、
なぜ生きているか、を知りたかったんだろうなぁ、
なんて、思ったりします（笑）

でも、今は不安や心配もなく
毎日が穏やかで、落ち着いていられます。

年齢も経験も重ねてきたから（笑）、
などなどいくつか理由があるとは思いますが、

やはりシンプルに
自分が誰だか分かり始めてきたことだと思います。

「自分の人生」と思っていた
この人生を生きているのは、
自分ではない、と感じはじめたことが
大きいと思います。

自分ではなければ、
誰が生きているのかといえば、
「全体」だと思います。

私たちはひとりひとりが単独で存在しているのではなく、
すべては繋がっていて、

今、自分に起きている全てのことは
全体の表現のひとつである、ということ。

だとしたら、
周りから自分を守らなければ！と戦う必要もなく、
全体の流れに逆らう必要もなく、

力を抜いて、
流れに任せていれば、
その流れが自分を必要なところに運んでくれる、ということ。

どちらに流れても、
いつかは必ず海に還る、
良い方向に向かう、と思えば、
不安や心配もなくなります。

そしてその安心の中で生きつつ、
今、自分のできることで
人に与えることができることを
やっていくことが自然と喜びになります。

何も難しいことをする必要もなく
自分ができることで、
人に喜んでもらえること、
全体が喜ぶことを
丁寧にやっていくこと。

だから、
まずは自分を安心させてあげるところから
不安や心配ではない
安心の場所においてあげることからだと思っています。

若者の自殺の話から、
話が広がりすぎて

またまた、まとまらない話に
なってしまいました（笑）

でも、実際、どれくらいの人が
人生の中で
「生きる意味が分からない」と
感じたことがあるのでしょうかね。

この感覚を、
一時の楽しさや仕事でごまかさず、

しっかりと自覚して、
理解して、受け止めていくことは、
自分を知るために、
実はすごく大切なことだと思います。

そして、
その感覚って、あっても良いんだよ、
大丈夫だよ、と

若い方に教えてあげられる大人が
増えると良いなと思います。

いよいよ本当に
まとまらないので、
今日はこれで終わりにしたいと思います（笑）

寒くなってきましたね、
温かくしておやすみくださいね。

明日からも素敵な1週間を。

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