3日間22時就寝を続けたら、それだけで幸せになる

アーユルヴェーダでは食と同じくらい
「休息」も大切にしています。

コロナが流行してからも
免疫力を落とさないためによく寝てください、と
いわれていました。

アーユルヴェーダでは、
睡眠は、22時までに寝て、
7時間~8時間程度はしっかりとることを
ススメています。


22時を過ぎると、
ピッタ(火のエネルギー)の
時間帯になり、細胞が活性化するため、

再度、目が冴えてしまったり、
お腹が空いて、ついつい食べてしまいます。


また22時~深夜2時は、
ゴールデンタイムとも呼ばれて、
成長ホルモンが分泌されるため、

お肌のため、
疲れを取るためにも、やはり
この時間の睡眠はとっても大切になります。


「22時就寝を3日間つづければ、
それだけで幸せになれる」
という言葉があるくらい、
22時までに寝ることは昔から大切にされています。


そのためには
22時以降をすぎても
やらなければならないようなことは、
思いきって翌朝に回す勇気が必要ですね。

朝の方が頭も冴えていて、はかどりますから、
思いきって、朝にまわしてみてください。


また、
アーユルヴェーダでは、
睡眠中に見る夢は心の浄化作用のひとつであると、
考えます。

日中の心のストレスや
心のアーマ(未消化物・毒素)が
夢という形になって処理をされる、といわれています。

ヴァータを乱すような生活。

たとえば、忙しすぎたり、身体が冷えていたり、
不規則であったり、
などの生活をしているときには、

追いかけられたり、怖い思いをしたり、
また、空を飛ぶような夢を見ます。


また、
ピッタを乱すような生活。

たとえば、
頑張りすぎていたり、怒りすぎていたり、
イライラしていたり、
などの生活をしているときには、
怒っている夢や、火事の夢を見ます。

そして、
カパを乱すような生活。

動かない生活をしていたり(二度寝や昼寝)、
甘いものや脂物を取りすぎていたり、
いろいろなものに執着してしまう生活を
しているときには、

夢の中でも寝ていたり、
水辺にいたり、気分が落ち込んでいる夢を
見ることが多くなります。


毎日見る夢を
書き留めておくと、
今の自分のドーシャバランスの乱れが
わかってくるかもしれません。


また、どうしても、
寝苦しくて眠れなかった日や、
やることが多くて睡眠時間が取れない時には、

22時~2時の間の4時間だけは
寝ることにして、

後は、
朝の瞑想、
昼の瞑想、
夜の瞑想を各10分~20分程度
行うことで、不足分をまかなうことができます。


工夫次第で、
十分な睡眠と同程度の休息をとることは可能です。


睡眠や瞑想の時間を上手につくって、
心と頭の疲れを取るように工夫してくことが
免疫力をあげ、

毎日幸せに、
ご機嫌よく、心地良く
健康に過ごすためには大切ですね。


明日もどうぞ穏やかな1日を♪

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