見出し画像

夫の成長

私達が結婚した時、夫は私より2つ年下でハッキリ言って頼りなかった。

デートで食事するようなオシャレな場所はおろか、外食すらしなさ過ぎて飲食店のルールみたいのもわかっていないようだった。
(初デートはサイゼだった。好きだからいいけど最初からここ?となった)

出先でもすぐに道に迷っていた。

夫は遊びに行くことに慣れていないため、施設の大まかな造りから出口の場所やトイレの場所を予測する能力が足りなかったようだ。

私は外出が好きな方なので食事場所や飲食産業にも程々に詳しく、さらに出先でもだいたいこの辺に出口ありそうな気がする、で苦労なく歩き回れた。(今でも夫は出口を探して彷徨っていることが多い。なので私が後ろから注意して進路を訂正している)

夫の家系はよく言えば倹約家だ。

遊び=贅沢、無駄、悪
倹約=お金を貯めることは美徳

義母も義理姉も遊ぶとお金がなくなるから嫌だ、外出は嫌だといつも言っている。

分からなくもないけど「無彩色な人生」だなぁと感じてしまう。(すみません。超インドア派なんだろう。だから義理家と私は合わない)

ほどほどに貯めてほどほどに遊ぶ、遊びがなきゃハリが出ないと私は思っている。

そんな一家に育った夫もまさに「無彩色な人生」を生きていたようだ。

「無彩色」とは言わば色気がなく、人から感心を持ってもらう魅力が乏しいということかな。

しかし、私と出会い、家族以外との世界が広がり夫がすごく変わってきた!

まず、外食に抵抗がなくなったようだ。

仕事に行っても弁当の日もあれば1人で外食に行く日もあるらしい。

昔はごはんも菓子パンとカップラーメンばかりでお腹を満たして終わりだったらしいからそれよりずっと健康と気分転換にいいと思う。

私より外食チェーン店の系列を理解して、どこどこはこんなキャンペーンしてると教えてくれる。

さらに連休ともなれば出先を自分からリサーチして調べて予約までしておいてくれるようになった!

昔は全くこんな事は出来なかったのにっ!
(やれば出来る子だったんだ!←上からですみません)

私と結婚し、子供も生まれてからというもの「誰かを楽しませる」という感覚が夫に芽生えているように感じる。

このエンタメ提供できますよ感って一般人こそ大切だと思う。

高速だって一生懸命あちこち出歩いているうちに詳しくなっているようだ。

今の夫なら、彼女くらい作れそうなものである。

夫は私や娘に鍛えられ、私達以外の女性がみても、頼りになるな、デートしてもいいな、と思ってもらえそうである。

やっぱり女性に鍛えられ(泣かされ?)男性は女性からモテるようになっていくのですかねぇ。

女性も同じかな?

ここ最近の変身ぶりに驚いたので記しておこう。

まだまだ夫も私も人格成長期ということで。

よろしければサポートお願いいたします🙂 励みにして日々子育てや自分の目標に向かう糧としたいと思います❣️