パート勤務で嫌がらせを受けて学んだことと、noterさん達への感謝
ご報告
ご報告です。
(SNSでよくあるやつの真似)
私は約1年前から、あるチェーン店でパートをしてきましたが、今月末、つまり今日で退職することにしました。
(勤務はもう終わっています)
理由は、息子が幼稚園に入って色々状況が変化したことで、コンスタントにシフトに入り続けることが難しくなってしまったというのがまず一つ。
もう一つは、入った当初からバイトリーダー(50代女性)に嫌がらせを受けていたことです。
仕事の指導をされる時や、私が何かミスをした時に必要以上に厳しくというかネチネチ言われていました。
さらに取り巻きを作って裏でもヤイヤイ言っていたようです。
私は度重なるネチネチによって自信を失い、全てのスタッフに嫌われているのではないかという不信感を持つようになりました。
しかし、店長がきちんと話を聞いてくれて、「全体を見つつ、公平な立場からあなたのことも見守るよ」という姿勢を示してくれたので、ここまで続けてこられました。
店長いわく、奴は新人いじめの常習犯だということでした。
私は、もともとの性格から自分に原因があると考える癖があるので、最初は自分にダメなところがたくさんあるから仕方ないのだと思っていました。
(指導の範疇を超えていることにも気づかなかった)
だけど、店長と話して実態を把握できてからは、「なぜ私がターゲットに…」という疑問が出てきました。
色々考えたけど、例えば「容姿や喋り方が気に入らない」みたいな、そんなことしか思い浮かばないのです。
理不尽です。
なんでこの歳になって、こんな目に遭わなければいけないのか。
そんなことを日々考え、私はプライベートで知り合いに相談したり、SNSで人間関係に関する投稿をたくさん検索したりしました。
そうしているうちに、だんだんわかってきたことがありました。
それは「どんなに頑張っても、誰かしらには嫌われる。皆に好かれるのは無理」ということです。
これは以前からSNSで何度も目にしていた言葉ですが、今回の件があって「まさにこれか」と思いました。
私は仕事をするなら求められる以上のことをしなければいけないと思ってしまうし、周りから出来る人だと思われたいという気持ちを持っている部分もありました。
でもそれって必要のないことなんだと、ようやく気づくことができました。
以前の私からしたら「諦め」とか「妥協」になってしまうのですが、そうではなく"無駄なエネルギーを使わないため"なのだと理解できるようになりました。
その上で次に腑に落ちたのが、「相手への最大の復讐は、幸せになること」という言葉でした。
私は仕事の内容がとても好きだったので、業務そのものは楽しんでやっていました。
それに加えて、少し手が空いた時は自分の好きなことを考えるようにしました。
ピアノとか、推し活とか…
私には大事なものがたくさんあって、この店でお金を稼ぐことで、さらにそれらを楽しむことが出来るのです。
だから、パートの仕事はもちろんきちんとやるけど、私はそれ以外にも色々やることがあって忙しいんだから、ネチネチ話しかけてくるな!という気持ちを持つようになりました。
(ちなみにタブレット純さんのファンになったのもこの辺りです)
そしてその次に腑に落ちたのが、
「相手と同じ土俵に立たない」ということです。
これも以前から聞いたことはあったけど、あんまりよくわかっていませんでした。
でも、バイトリーダーや他のスタッフに認められようとすることを諦めるようになり、「何か言われないようにしなきゃ」と考えることもやめるようになり、
つまり"戦う"ことをやめました。
すると、バイトリーダーのことを好きとも嫌いとも思わなくなったのです。
この感覚は、自分でも驚きました。
私はめちゃくちゃ根に持つ性格なので、バイトリーダーのことも言ってしまえば大嫌いだし、以前のままならこの先もずっと恨み続けるはずでした。
でも、相手にしないと決めたら何とも思わなくなり、それだけでストレスが減ったのです。
やったね!・:*+.\(( °ω° ))/.:+
また、「相手と同じ土俵に立つ」と、相手と同じレベルであるということになってしまうと、ネットか何かで見かけました。
今回のバイトリーダーに出会って、大人になって(しかも子どもを育て上げた年代の人が…)他人にいじめのようなことをするって本当に格好悪いと思いました。
そんな人と同じになりたくないから、なおさら私は土俵を降りました。
店長に退職の挨拶をした時、「つらい思いをさせて申し訳なかった」と何度も言われましたが…
普通に考えてさ、「いじめはいけません」とか「みんなと仲良くしましょう」って言うのは幼稚園とか小学校の先生だけですよね?
それを50代の人に言わなきゃいけないっていうのがおかしいです。
だけど、世の中の職場ではもっと酷いいじめとかパワハラ、セクハラなどいろんなことが起こってるんですよね…
そういうのが少しでもなくなってほしいです。
こんな風に、今回のことで色々考えたり気づいたりしましたが、結論は
「私は私のままでやれることをやる。他の何者かになろうとしない」
「自分を嫌う人はどうでもいいから、自分の好きなことを思いっきりやろう」
でした。
この結論が出たのは半年くらい前で、私はこれを学ぶためにこの店に入ったのかなぁと思いました。
それならば、この店に来た目的は果たしたとも思い、この時点で辞めてもよかったのですが、そこまでの気持ちにはならなかったので、「いつ辞めてもいいし、続けてもいい」ということにして今まで来ました。
そして9月に入り、家族の体調不良が続いて思うように出勤できなくなった時に、ふと「もういいかな」と思えたので、辞めることにしたというわけです。
ちなみに、退職の手続きに行った際、お礼のお菓子は置いてきませんでした。
マナーが悪いかなと思いましたが、私がこの店でつらい思いをしたという意思表示になると思うし、それにもし私からのお菓子ということでぐちゃぐちゃにされたり食べずに捨てられたりしたらと思うと怖くて、むしろできなかったです。
店長以外にも、私に優しく声をかけてくれた人や普通に雑談をしてくれた人は何人かいたので、その方々には本当に申し訳ないのですが、こうするしかできませんでした。
私に優しくしてくれた方々は、今後ますます幸せになるように願っています。
ということで、大変ではありましたが、とても大事なことを学ばせてもらった約1年でした。
私のこれからの人生に、たくさん役立つと思います。
いつもお世話になっているnoterさん達へ
最後に、いつも私の記事を読んだりスキを押したりコメントをくれたりする皆さん!
パートをしている間、皆さんにもとても救われました。
職場で自分のことを否定されても、「noteには私のことを認めてくれる人がたくさんいるし」と思うことで、頑張れました。
こんなことを言われたら重いと感じる人もいるかもしれませんが、私の心を救ってくださって本当にありがとうございました。
パートの件がなくても、noteは私にとってとても居心地の良い場所なので、これからもよろしくお願いします。
また、今後は実生活でも今以上に居心地の良い場所を増やしていけたらいいなと思います。
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