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偏頭痛の薬を初めて使おうとしたら…

数日前に、頭痛外来に行った話を投稿しました。


その記事では、まだ処方された薬を使う機会がなかったと書きましたが、その後に一度使うべき時がやってきました。



それはある日の夕方でした。


お昼過ぎから何となく頭痛の気配があり、本格的に痛みが始まりました。


これは、あの薬を飲んでもいい。


そう思った私は緊張しながら、薬の入ったケースを手に取りました。


というのも、私が処方された薬は仰々しいプラスチックのケースに入っているのです。


セキュリティ万全!?

フタを開けると、こんな感じでさらに紙の袋に錠剤が入っています。


紙袋1枚につき1錠で、なんと1箱に3錠しか入っていません。


なんでも少し大きめの錠剤で、形が崩れやすいのだそうです。


持ち歩く時も、なるべくこのケースに入れたままの状態にしてくださいと言われました。


なんていうか…



すごくない???(笑)




私は20年も頭痛に悩んできているのに、頭痛業界(?)の常識にビックリすることばかりです。




なかなか薬にたどりつかない

で、私は紙袋を1枚取り出し、ビリッと破いて中身を取り出しました。


そしてようやく、よく見る普通の錠剤のケース?シート?(調べたら、ブリスターパックと言うそうです)に入った薬にたどり着きました。


頭痛は少しずつ強くなっています。



早く薬を飲まないと、痛みで夜眠れないコースになりそうです。


私は一般的な錠剤と同じように、指で押して薬を取り出そうとしました。


説明書はよく読もう

えっと…


この薬を飲み慣れている人ならここで「ダメーーーー!!!」とツッコミたくなると思います。



シート裏面は指で剥がさなければならないのです。


ちゃんと説明を見てませんでした/(^o^)\


で、薬を見てみると私が指で押してしまったからなのか、ヒビだらけになっていました。


でも薬局の人には、ヒビが入ったり粉々になっても効果は変わらないからそのまま飲んでくださいと言われたし、まぁいいかと思いました。


あとは口に入れるだけ…

指でシートを剥がすと、あとは口に入れるだけになりました。


手に出すとボロボロになりそうなので、口に直接ポイっとしようと思い、私は容器の持ち方を少し変えました。



その瞬間、指が触れて容器をはじくような感じになってしまい、


パァン!!!!!と薬が勢いよく飛んで、視界から消えてしまいました。



((((;゚Д゚)))))))


どうしようどうしよう!!


私は頭の中が真っ白になりました。



手元の容器の中を見ると、砕けた錠剤が少し(8分の1くらい?)だけ残っていたので、とりあえず急いでそれを飲みました。


(急いでも何も変わらないのだけど)


そして、薬が飛んでいったと思われる方向を探しました。



しかし、ほんの少しのかけらが床に落ちていただけで、あとはいくら探しても見つかりませんでした。


念のため、飛んでいったのと逆方向も見ましたが、薬と思われるものは見当たりませんでした。



なぜ、こんなことに…


全く飲んでいなければ、もう1錠開けて飲むこともできるのですが、手元に残った少量を飲んでしまった以上、それはできません。


それ以前に、この薬は1錠が150円以上する高価なものなのです。


1錠ダメにしたからといって、気軽に「はい次〜!」とはいきません。


買い置きの市販薬も、少し時間が立たなければ飲めないだろうし…


私はショックと、もともとの具合悪さで動けなくなってしまいました。


そして夫に連絡して早めに帰ってきてもらい、全て丸投げして横になりました。



本当ならば、頭痛を治して夕飯を作り、息子の相手をしながら何事もなく夫の帰りを待つはずだったのに…


でも、結果的にこの時の頭痛はあまり長引きませんでした。



少し時間が経ってから市販薬を通常の半量だけ飲んだら、効きました。


この時は、もともと薬が効きやすい頭痛だったのかもしれません。


(私の場合、薬が効く頭痛とそうでない頭痛は必ずしも見分けられるわけではない)


だけど、頭痛薬を飲んだとき特有のだるさとかボーッとした感じは出てしまったので、痛みはなくても体調そのものはあまり良いとは言えませんでした。


そんなわけで、初めての偏頭痛薬は効果を確かめる以前に、まともに飲むことすらできなかったのです…


同じようなことをやらかしてる人はいないのかな、と気になり、あとから検索してみましたが、そういう情報は見つかりませんでした。


えっ、いないの???


頭痛でつらい時って、注意力散漫になるじゃないですか???


私がおかしいのかな…(;ω;)



少ししか飲めなくても薬のすごさはわかった


ちなみに薬は、メントール系のスースーする味がしました。



水なしで飲めるというだけあって全く苦くないし、メントールの味も薬っぽさを感じるようなものではなく、「これ本当に薬なの!?」とビックリするほどでした。


7分の1錠くらいしか飲んでいないからかもしれませんが…( ̄▽ ̄;)


というわけで、私が処方された偏頭痛の薬を一回試してわかったことは

  1. 薬とは思えないほどおいしい(?)

  2. 開封時は結構気をつけなければならない


でした。


参考になるんだか、ならないんだか…


そして、偏頭痛の薬は他にもたくさんあるので、全ての人が同じ薬を処方されて同じ目に遭うリスクを負うわけではないので、ご安心ください(^_^;)

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