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【MBD】プロフェッショナルディレクター養成講座 のぞき見レポート Week.3👀

みなさんこんにちは。
My Brand Designでディレクションの講師をしている奥村麻衣です。

今月から始まりましたWebディレクター養成講座、早くも3回目の講座が終了しました!

この記事では、のぞき見レポートと称してプロフェッショナルディレクター養成講座でどんなことをやっているのかをお届けしていきます💌

📝第3回講座の内容

初め2回の講座では、『Webディレクター概論』と称して、業界の基礎知識やWebディレクターをする上で欠かせない考え方や意識などマインド面に特化したお話をしました。そして今回より、いよいよ実務を含めた内容に入っていきます。
第3回講座のテーマは、ずばり「情報設計・ワイヤーフレーム」です!

第3回の講座内容

・情報設計とは
・情報設計の必要性
・サイト設計
・画面設計(ワイヤーフレーム作成の流れ~ポイント~必要な知識)
・画面設計のワーク

本来は、実際の制作のフローに則り、第1・2回の「Webディレクター概論」の後は
・ヒアリング
・企画書、スケジュール、見積もり作成
・企画書プレゼン
・情報設計
…という流れで講座も進めるつもりでしたが、今回は先行して始まっている「プロフェッショナルデザイナー養成講座」の皆さんとのコラボ企画を踏まえて、一部順番を変更しました。
※こちらのスケジュールに合わせて臨機応変に対応くださっている受講生さんには感謝しかありません( ;∀;)✨

今回は、どのような案件においてもマストとなる作業「ワイヤーフレーム作成」に重きを置いて、その作成の手順やポイントなどをお伝えしました。
けれども、実はワイヤーフレームというのは「情報設計」の一部にしか過ぎないんですよね。

そこで、講座内では「そもそも情報設計とは何なのか」「情報設計の種類」「ワイヤーフレームとは?」という根っこの部分からお話をして、理解を深めるところからスタートしました。

💡ワイヤーフレームって本当に必要なの?

講座内では、ワイヤーフレームは本当に必要かどうかという点についても受講生さんと一緒に考えてみました。

\ えっ!? なんでかって??? /


というのもですね、実は、いざ制作案件がスタートすると、クライアントから「ワイヤーフレームって何なの?」「なぜ必要なの?」「どうやって見たらいいの?(見方)」などと聞かれることが時々あるからです💦この時に、窓口に立つディレクターこそがその必要性・重要性をきちんとお伝えする必要があるんです

📝今回のポイント

今回は、前回の講座「Webディレクター概論②」の話の中で、特に大切とお伝えした「根拠を持つこと」という考えについて、口酸っぱくしてお伝えしました。
というのも、やっぱりサイトはディレクター個人の感覚や好みで作ってはいけないからなんですよね。

クライアントは、目的があって、そのために時間もお金も労力もかけて、私たちにサイト制作を依頼してきてくださいます。ビジネスをかけていると言っても過言ではありません。そこに、私たちが個人の感覚や好みで意見を出しては、プロとしての責任が務まらないと考えています。
クライアントが求めているのは「プロとしての意見」です。
そのため、ワイヤー1つを作るのにも、いかに根拠をもって説明できるかどうかが大切です。

ちなみに、もともとは「超感覚派」で生きてきた私が根拠をもって物事を考える習慣を持てるようになったのは、ワイヤーフレーム作成がきっかけでした。今でも思い出します…先輩にドキドキしながらワイヤーを見せていた時のことを。容赦なく飛んでくる、先輩からの言葉の数々。
「なぜこのページにこの情報は必要なの?」
「なぜこの順番なの?」
「なぜこの配置なの?」
等々。
この経験があったからこそ、自分自身の中で何度も考える癖が身につき、根拠を持つ習慣を身につけられたと思っています(^^)/

ということで、本講座の最後にはたっぷりの「ワーク」を用意し、受講生さんと一緒に根拠を持って考える、自分の言葉で相手に伝える練習をしました。

これは、ディレクターとしての瞬発力や思考力(いかに普段から物事を深く考えられているか)の練習も兼ねています。
というのも、ディレクターはいきなり意見を求められることも多い立場なので、こういった唐突な質問に対して、いかに瞬時に答えを返せるか、いかにプロとしての意見が述べられるかということも必要になります。

受講生さんにとっては、きっとドキドキのワークだったかとは思いますが、いきなり出されたお題にも関わらず、1つずつじっくりと考えて、こちらに分かりやすいような言葉を選びながら、丁寧に伝えてくださいました✨

🌈次回の講座内容

次回は「制作進行」ということで、デザイナーさんやコーダーさんとやり取りするうえで心掛けたいこと、ディレクター視点でのデザインやコーディングの見方などをお伝えしていきます。

ちなみに、第3回受講後、受講生さんには早速ワイヤーフレーム作成の課題に取り掛かっていただいております。このワイヤーフレームを元に、今後「プロフェッショナルデザイナー養成講座」の皆さんと連携をはかり、デザインの制作を一緒に進めていきます。
その中で、スムーズなやり取りを行うために、またお互いが共通認識を持ちながらより良いものを生み出していくために役立つスキルをご紹介していきます。

これからも受講生さんがどんどんスキルアップしていく姿を一緒に見届けてくださいね!

🌈 プロフェッショナルディレクター養成講座ご案内

https://veronal.notion.site/Web-1d93f3f7f41c48d8b2478f90d48d17b3

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