社会人ができる英語学習　留学したいならやるべき勉強

高校、大学卒業後に
英語の勉強を日常的にしている人は
どれくらいでしょうか。

私は大学受験時に勉強したのがMAXで、
大学入学後は一気にやらなくなりました。

多くの人は就職してから
英語の勉強はしていないと思います。
仕事で英語を使うなら別ですが。

社会人留学を考えている人でも、
就職したときから、数年後には留学すると
決めていた人は少ないはず。

いざ勉強しようとすると、

仕事が忙しくて時間がない、
学生時代に勉強したのに忘れててがっかり
という人が多いのでは。

今回は、社会人留学をするなら、
最低限やっておいたほうがいいことを、
私の経験を踏まえて紹介します。

食品生産系の肉体労働で
毎日残業していた私が続けた方法なので、
多くの人も無理なく続けられると思います！

社会人が留学するときに大事なこと

1.留学の目的はなんであれ、英語ができるに越したことはない

留学する人すべてが、
英語がペラペラになりたくて
留学するのではありません。

海外でしか得られない経験は
語学以外に山ほどあります。

しかし、英語が話されている国に
行くのであれば、
少しでも英語ができた方がいいです。

まずは生活面の不安が減ります。
買い物したり、電車に乗ったり

日本では考えなくてもできることが、
慣れるまでは緊張します。

緊張の一因は、
英語に不安があるからです。
もちろん英語だけではありませんが、

英語が分かればすぐわかるのに！
ということはたくさんあります。

あなたがワーホリで渡航し、
仕事をしたいなら、

英語でコミュニケーションが取れた方が
でき得る仕事が増えます。

仕事以外で、
新たな出会いがあったとき、

少しでも楽しくコミュニケーションが
取れた方が楽しいです。

英語はあなたの可能性を広げてくれる
コミュニケーションツールです。

2.日本で再就職するつもりなら、英語力を上げるべき

留学した人ならわかりますが、
留学しただけでは
英語力は上がりません。

しかし多くの日本人は
留学したなら英語が話せる
と期待します。

あなたが帰国後に就職するとき、
留学経験について
聞かれることになるでしょう。

英語も含め、
留学したから得られた経験を
あなたの言葉で語れるようにするべきです。

特にワーホリで渡航する人は、
1年間海外で遊んでいただけ
と思われることもあります。

留学経験はあなただけの宝物なので、
他人にどう思われようと
気にする必要はありませんが、

就職で有利にしたいなら、
多くの人が期待することに応える
のが手っ取り早いです。

日常英会話ができる
TOEICで高得点（700点以上）を取る

このあたりを目標にするといいと思います。

長い留学生活では中だるみするので、
目標があるとモチベーションにもなりますよ！

3.勉強時間はつくるもの

日々仕事をしながら
勉強時間をつくらなければなりません。

時間は残酷なほどに平等で、
1日を24時間以上にはできません。

つまり、
何か新しいことを始めるためには、
その分何かをやめる必要があります。

まずはあなたの
1日のタイムスケジュールを
思い起こしてみてください。

無駄な時間はありませんか？
無駄というと聞こえが悪いですが、

行きたくない飲み会
なんとなくテレビを見ている時間
スマホをいじっている時間など。

仕事の日に
2時間3時間は無理だと思います。

大切なのは、日々の継続です。
仕事の日は15分、20分だけでもいいので、

集中して英語を勉強する時間をつくりましょう。

まったくやらないのと
少しでもやるのとでは
雲泥の差です。

新しいことを継続すること自体が、
自信になります。

私がやっていた勉強方法

私が留学前にやっていた
勉強方法を紹介しますが、

大前提は、
自分が好きな方法、楽しい方法で
勉強を続けることです。

好きなことは人によって違います。
私の方法があなたには
合わないかもしれません。

そのときは、方法が合わないのであって、

英語が向いていない
というわけではないので、

違う方法を試しましょう。

1.NHKの語学アプリを毎日聞く

通勤時間にNHKの無料語学アプリを
毎日聞いていました。
1つが15分なので手軽に聞けます。

レベルはそれほど難しくないので、
続けやすいです。
継続、習慣化にちょうど良いです。

日本人が足りない技能は特に
リスニングとスピーキングです。
英語を聞くことに慣れるのが大事です。

まねして言ってみましょう
の時間があるので、
電車内だと厳しいですが、

自宅で言う練習もしてください。

他にもたくさんの
英語学習アプリやポッドキャストがあるので、
好きなものを聞いてください。

2.英文法の復習

最低でも
中学レベルの文法は勉強しておくべき
と言われています。

なぜなら、日常会話の8割は
中学英語で成り立っているからです。

人間は、

嫌いなこと
つまらないこと
難しいこと

は続けられません。

なので、自分にとって
簡単なテキストから始めてください。

まずは
習慣化することが大事だからです。

社会人で、
就職後から英語を勉強していない人は、
中学英文法の復習から始めてください。

やってみて、簡単なら、
それは学生時代の記憶があって
良いことです。

次は少しページ数の多い教材や、
内容が幅広いものを選んでみましょう。

教材はたくさん使わず、
気に入った2、3冊を繰り返すことを
おすすめします。

例文を覚えるまでやってみてください。

私は休日にまとまった時間を取って
やっていました。

私が使っていた教材は
Grammar in USE
一億人の英会話
です。

Grramar in Useは説明も英語ですが、
絵もあってわかりやすいです。

初心者から上級者まで
レベル別のバージョンがあります。

ページ数が結構多いので、
私は全問やらず、
飛ばし飛ばしで進めました。

まずは1周して
苦手分野をはっきりさせるべきだと
思ったからです。

全部やろうとすると気が滅入るので、
時には甘く、
自分を励ましながらやりましょう！

この教材は英語で英語を理解するので、
勉強中に日本語が入ってこないのは
私にとってはいい環境でした。

スピーディーにやりたい人は、
日本語解説の教材の方が
いいかなと思います。

一億人の英会話は

一文が短くて覚えやすい、かつ
その中に基本的な英文法が
詰まっています。

音声教材もついているので、
通勤時間に聞くのにもいいです。

私には向いていなかった勉強方法

世の中でお勧めされている勉強方法を
試したことがありますが、
なかには挫折した方法もあります。

いつかまた挑戦しようとは思っていますが…

楽しく続けるのが第一優先なので、
楽しくないと思ったら
やめちゃってOKです。

私に合わなかった方法と
その理由をお話しします。

1.洋画を見る

私がやった方法は、

まずは英語音声のみ
次に英語音声、日本語字幕（内容理解）
最後に英語音声、英語字幕

同じ映画を3回見て、
意味の分からないフレーズや単語を
書きだして調べました。

よくおすすめされているのは、
さらにシャドーイングもします。

シャドーイングをしようにも、
自分の声で次のセリフが聞こえない！
セリフ長すぎて覚えられない。

私はもともと洋画に興味がありません。
ディズニーもあまり見ずに育ちました。

その状態で同じ映画を3回も見るのは、
苦痛でしかなかったです。
選んだ映画が難しすぎたのもありますが。

洋画が好きな人なら
楽しめるかもしれませんが、

普段洋画を見ない人には
あまりおすすめしません。

かわりに、YouTubeをおすすめします。
私は最近YouTubeの
英語学習系の動画を見ます。

洋画の一部を切り取って、
リスニングとシャドーイングをします。

洋画本編は2時間くらいですが、
YouTubeは10分程度なので
集中力がもちます。

さらにありがたいことに、

ほとんどのYouTubeでは、
日常でよく使うフレーズを
抜粋してくれています。

洋画より効率的だと思います！

2.洋楽を聞く

洋画を見るよりは楽しめましたが、
英語力を短期間で上げるには
あまり効果的ではなかったです。

洋楽も洋画と同じく、
もともと興味がなかったです。

テンポが速い曲は全然聞き取れない
バラードは眠くなる（笑）
集中力が切れるともう暗号です。

ただ、
今でも好きでよく聞く曲はあります。

私は邦楽でも歌詞がすてきだと思って
好きになることが多いので、

歌詞の意味を調べて
好きになった曲があります。

それを自分で歌えるように練習しています。
歌う練習をすると
リンキングや発音が学べるのでおすすめです。

洋楽の流し聞きは効果がありませんが、
まねして歌うのは
リスニングと発音に効果的です！

あまり洋楽を聞かない人でも
1曲好きな練習曲をもつといいです。

まとめ

社会人留学を考えているなら、
英語の勉強を習慣化しましょう。
1日15分程度でもいいです。

自分が楽しいと思える方法で、
続けることが大事です。

使用教材やアプリはあれこれ手を出さず、
決めたものを極めるのをおすすめします。

そのほうが習慣化しやすいし、
上達も見えやすいです。