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カナダ留学に必要な費用は? 脱サラ女子の経験談と費用を抑える方法

長期間海外に滞在するとなると、
ある程度お金がかかります。

留学に興味はあるけど、
費用面が心配な人もいるのでは。

やり方によっては、
準備費用は案外少なく済みます!

今回は、私の経験も踏まえながら
留学費用はどれくらいかかるか
解説します!


私が実際に留学準備にかかった費用

ビザの種類や期間など、
個々人の計画によって費用は大きく変わります。

一例として私自身が
留学準備にかかった費用を紹介します。

ずばり、総額、約120万円です

やっぱり100万円以上かかるのか
と思ったあなた!

がっかりしないでください。
今思えば、もっと安くできました。

内容を細かく見ていきます。


1.語学学校

私は半年間通いました。

語学学校の学費は、
一般的に1か月10万円
と言われています。

半年で60万円…

ここがちょっと後悔ポイントです。
半年は長すぎました。

学費が理由ではなく、
学びたいコースが尽きて、
期間が余る結果になりました。

払い戻し制度がなかったので、
気に入ったコースを延長しました。

たくさんの友達に出会えたのは
良かったですが、

後半は、授業内容は一部繰り返しだし、
学校生活に飽きてしまいました。

語学学校に長く通ったら
その分英語が
上達するわけではありません。

むしろ、ちょっと足りなかったかも
と思うくらいが
ちょうどよいと思います。

学校卒業後も自分で勉強しなきゃ!
とモチベーションになるので。


ちなみに個人的には、
3,4か月をおすすめします。

理由は、英語生活に慣れるのに
3か月かかると言われているからです。
3か月でペラペラになるわけじゃないですよ。

聞き取れる英語が増えて、
自分も英語を発することに慣れる
という意味です。

この説は聞いたことがありましたが、
私もたしかにそうだった気がします。
3か月目から学校が楽しくなりました。


ちょっと自信がついて、
前向きな気持ちになったところで
学校は終わりでいいと思います。

語学学校は入学金や教材費もかかります。
時期によって割引をやっていたり、
エージェントを通すと安くなったりします。

語学学校はたくさんあり、
規模や雰囲気、国籍比率など
選ぶポイントはいろいろあります。

ポイントの一つとして、
費用や払い戻し制度も見るべきだと
今になって思います。

私の周りには、
費用面から語学学校は1か月だけ
という人もいました。


2.エージェント費用

費用を抑えるなら、
「手数料無料エージェント」
を利用することです。

多くの無料エージェントがあり、
最近は似たり寄ったりですが、

エージェントによって
得意なことやお勧めするものが
異なります。

英会話レッスンや現地サポートなど
微妙な違いで差別化を図っています。

費用はそこまで変わりません。


何が大きく異なるかというと、
どの語学学校を紹介してくれるかです。


手数料無料エージェントは、
語学学校からの紹介料で運営しています。

なのでエージェントが提携している学校を
紹介してくれます。

裏を返せば、
提携していない学校は紹介してくれません。


費用やサービス内容であまり差がなく、
エージェント選びに困った場合は、

紹介してくれる学校に行きたいか
を考えてみてください。

また、無料エージェントの多くは
有料オプションを設けています。

空港送迎やホームステイ先手配などです。


これら有料オプションを省くことで
費用を抑えられます。

空港から滞在先までの行き方は
事前に調べればなんとかなります。
公共交通機関や、Uberを使った方が安いです。

私は空港送迎オプションをつけました。
1万円でした。

今となっては、
一人でアメリカの空港から
ホテルまで行けます。

留学すると、
なんでもやってやれないことはないと
実感します。


ホームステイは貴重な体験です。
私は最初の1か月だけホームステイしました。

ただ、ホームステイは高くつきます。

自分専用のベッドルーム、
1日3食付きで
1か月10万円程度でした。

これには手配費用も含まれています。


さらに、ホストファミリーとの相性が
いいとも限りません。

私は幸い、
すてきなファミリーにお世話になりましたが、

ちゃんとご飯を作ってくれない
家が汚いなど
不満を抱えている人もいました。


今はインターネットの掲示板で
日本からでも
ルームシェアやホームステイの募集を
見つけられます。


海外ではホステル滞在も人気です。

自分で滞在先を見つけると費用を抑えられます。


3.航空券

日本―カナダはLCCが運航していません
そのため航空券費用は結構痛手です。

私の場合は、コロナ禍で減便、
さらに
トロントまでの直行便は運休していました。

成田~仁川(韓国経由)~トロントで
片道15万円でした。(泣)
しかも15時間くらいかかりました。

カナダは冬が閑散期なので、
1月2月は10万円を切ることもあります。

コロナの状況によっても変わりますが、
航空券費用を抑えたいなら
冬がおすすめです。

冬は留学生が少ないので、
語学学校も割引をしていることがあります。

エージェントによっては
航空券の手配が
有料オプションにありますが、


空港送迎や滞在先手配に比べたら
自分でやるハードルは低いので、
ここは頑張りましょう。


4.留学保険

海外では医療費がものすごく高いので、
留学するなら保険に入りましょう。

留学保険は補償内容が手厚いほど
高くなります。

海外で病気や事故に遭ったらと思うと
手厚いプランを選びたくなりますが、
必要な補償かどうか考えてください。

保険費用が大きく変わるのは、
「歯科補償」を含めるか否かです。

私の周りでは歯科補償は
入っていない人がほとんどです。

そのかわり、
渡航前に歯科検診をしていました。

また、日本の保険より
カナダの留学生向け保険のほうが安いです。
日本からでも申し込めます。

私は最初の半年は
日本の保険の安いプランと
カナダの保険両方に入っていました。
半年で6、7万円でした。

渡航前に歯医者に行けなくて
不安があったので、
日本の保険で歯をカバーしていました。

半年後は余裕をこいて、
カナダの保険のみにしました。
1年で6万円でした。
※歯科補償はありません。

健康状態や健康に対する不安は
個々人違うので、保険に関しては
安いほうがいいとは言いません。

ただ、私はトロントで8か月生活して、
医者に行くような事態になっていません。

そもそも日本にいるときも
ほとんど医者に行っていませんでした。

普段健康な人なら
医者にお世話になることはないと思います。

5.生活費

トロントでの1か月の生活費はどれくらいでしょうか。
私の場合を紹介します。

  • 家賃(シェアハウス)600ドル

  • 食費120ドル

  • 交際費100ドル

  • 交通費40ドル

  • 通信費40ドル

合計900ドルです。
ちなみに私はあまり物欲がなく、
服やコスメなどの買い物はしないほうです。


ショッピングが好きな人や
趣味にお金を使う人は
それを追加して考えてみてください。


また、現在は家賃が高騰しています。
私が来たときは
コロナ禍で安かったのですが、

今は900ドル出さないと
物件が見つからないです。


そう考えると、1か月の生活費は
1500~2000ドルと見た方がいいでしょう。


渡航後いつから働き始めるか

準備が必要な生活費は変わります。

ワーホリだと、
はじめの3か月は
学校に通いながら仕事を探し、

4か月目から働く人が多いです。

なかには
渡航後1週間で働き始める人もいます。


仕事も掲示板で募集があるので、
日本にいながらでも見つけられます。


予算が厳しい人は、はじめの1か月分、
20万円程度あると安心だと思います。

まとめ 留学費用はこう抑える



私の経験から、
留学費用を抑えられそうな項目を紹介してきました。
以下に短くまとめます。

  1. 語学学校は1か月10万円、通うなら3~4か月がおすすめ!

  2. エージェントの有料オプションには極力頼らない。

  3. 航空券が安い時期に渡航する。カナダなら冬が閑散期。

  4. 保険は手厚いほど高くなる。必要かどうかよく考える。

  5. 1か月の生活費は15~20万円程度。渡航後すぐに働き始めることも可能。


語学学校に通わない、
エージェントを利用しない
というのも可能です。


ただ、はじめての留学なら不安がいっぱいです。

使えるものを上手に使って、
理想の留学にしましょう!


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