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#489 大人も感性を磨こう

2023.12.9.
本日は姪1の小学校の展覧会→初任校の音楽会という、学芸的行事デー。


撮った写真たちはこちらには載せられないので、作品紹介と姪1の作品だけでも雰囲気を感じられたら。

姪のコラージュ作品(の一部)
この1年生のスパッタリングがめっちゃ良かった!
5年生は針金アートのイメージだったけれど、メタリックアートになっていて、これも良かった

もはや一緒に行った姪っ子を放って、気の向くままに一人で会場をぐるぐる回る私。

様々な画材や素材を使い、スケールの大きな作品から小さな細かい作品、一人で作るものと協働で作るもの…先生たちの持ちネタ・工夫・指導力に驚かされる。
こういう作品を日々授業で制作して、みんなのものが並んで(集合の美ってあるよねえ)、他の学年の作品に触れて。わあと感動して、どうやって作ったのか気になって…。

こういう場所の空気が好き。これはもう無料で入れる美術館みたいなものだ。感性を磨く機会がこんなに身近にあるなんて、学校ってすごいよね。



音楽会の方は、なんと勤務校の音楽講師の先生が一緒に行きたいと言ってくださり、近くでランチをしてから参戦。

先日、教育格差について考えた記事を書いたが、

こちらもレベルが高い、指導要領プラスα系の合唱や合奏が続いた。

私が担任していたのは6年生だけだったので(その子たちが1年生の時なので、もうみんな姿が変わりすぎて誰が誰だか分からない!笑)、他の学年なんて全然知らない子たち。でも、やっぱり真剣に演奏する姿や、子供たちの歌声には心を震わせるものがあって、気付くと涙が流れていたりする。

いろんな曲との出会いもね。「いのちの歌」、これ親として聞いたら絶対泣くなあ…。


校長先生が、「児童鑑賞日の子供たちの演奏がまず素晴らしかった。ぜひ今日は、お子さんの学年だけでなく、全ての学年の演奏を聞いて、その成長していく様子も感じてほしい」という話をされていた。



そうそう、子供たちは学校で日々そういう機会が用意されているわけだが、大人こそこういう機会に、自分の子供だけでなく全ての学年の作品や演奏を見て、感性を磨くべし、なのではなかろうか。

有名なアーティストの作品や、プロの楽団の演奏を聞くのももちろん素晴らしいことだけれど、子供たちの…なんというか「大人が敵わないもの」みたいなところが、学芸的行事では如実に感じられる気がしている。


お子さんの、知り合いの、近所の…そんな機会があったら、ぜひ最初から最後まで、端から端まで見て聞いて感じようぜ大人!



#教員エッセイ
#学芸的行事
#感性を磨く
#いのちの歌
#大人も子供も

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