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#631 誰かに頼りっぱなしの九州旅行⑤ 天草前編

2024.8.29.
誰かにお世話になることで、一人で旅行するより断然有意義な観光ができている今回の九州旅行。

◆旅行のきっかけ
◆太宰府観光
◆糸島観光前編
◆糸島観光後編

2日目の夜、九州新幹線で福岡を飛び出し、熊本で1泊。翌朝は高速バスに乗って天草を目指すことに。

出発する前に、ひとつオススメしても?

★【ホテル】REF熊本

桜町バスターミナルから近いホテル…と探して見つけたこのREFさん、フロント横にマンガ読めるスペースあり、ドリンクバーあり、大浴場あり、大浴場横には1人1本取ってよいアイスキャンディーあり…と、とても充実していて、何よりも、内装がオシャレでびっくりしてしまった。

アメニティ類もスタイリッシュ
客室に置いてあるご案内の冊子の最初に、デザイナーさんの紹介が書いてあった
ランドリーで洗濯物を乾かす間に飲むヨーグルト買って飲んだ

夜遅めにチェックインしたし、朝は8時台にはチェックアウトしたので、ゆっくりできなくてもったいなかった…。


★【交通】熊本→天草 高速バス

天草までは産交バスの快特あまくさ号なるものに乗っていく。桜町バスターミナルは近年めちゃくちゃキレイでオシャレな場所に生まれ変わっていて、高速バス乗り場も分かりやすかった。

バスターミナルと商業施設が一緒にある

私の勝手なイメージ、天草って細かい島がいっぱいあるのかと思っていたのだが、大きくは2つ。

上島、下島?

熊本方面から走っていくと、バスは途中で海岸線沿いの国道を通る。急に右側が海一面になり、景色を見ながら乗るのがとっても楽しかった。晴れだったのもよかった!

そして、本渡バスターミナルというところで降り、到着地点の裏側にあるというTSUTAYAとシャトレーゼが入っている建物で仕事終わりの先輩を待った。TSUTAYAもシャトレーゼもあるのか、天草(失礼)。

そして、先輩と約5年ぶり?の再会を果たすことができた!お元気そうで何より…!!!

そして、以前から気遣いの塊だった先輩が、「東京から同僚が来るって職場の人たちに言っちゃった」「楽しんでもらわないと」「観光する場所家族会議した」などと言っていて、恐縮してしまう。先輩曰く、全天草を背負って案内するとのこと。背負ってるものでかい!!!


★【ランチ】蛇の目寿司

会った早々聞かれたことは、「これから昼ごはん行ってお寿司食べようと思うんだけど、お腹空いてる?天ぷらつける?その後船に乗るから船酔いとかする?」だった。

連れて行っていただいたのは、蛇の目寿司という高級そうなお寿司屋さん。通されたお部屋も、政治家が密談するんか、みたいな個室だった。ひええ。

これと汁物♪

5年分の近況報告…を全てはしきれなかったが、おしゃべりに花を咲かせつつ、美味しくいただいた。

★【観光spot】イルカウォッチング

天草の観光名物にイルカウォッチングなるものがあるとは知らなかった。

基本内海なので穏やかなのだそうだが、この日はかなり揺れると、前の便からの情報が入っていた。

どれに乗るんだ?
結局左奥の漁船みたいなやつだったぞ!

出航!



こりゃ、だいぶ揺れるな!笑
酔いやすいという先輩が隣で、「酔うとか考えちゃだめだよね」とか、「深いこと考えずに楽しんだ方がいいか。(ザッブーン)いやっふぅ〜!」などと言い始め、いつもそんな感じじゃない真面目な先輩が壊れていてちょっと面白かった。

そしてついに、イルカが泳ぐポイントに到着!うおー!いっぱいいる!!!そして可愛い!

見えるー?
かなり近くを泳ぐ子達も

途中から船の先端に出て、「海賊王に俺はなる!」スタイルでウォッチング。
イルカが可愛いのはもちろんなのだが、この「船の先端で立つ」というのがめちゃめちゃ気持ちよくて、海の上を飛んでいるような感覚が味わえた。そういえば私、パラグライダーやりたいって思ってたんだったとこのとき思い出したくらい。

先輩は以前、旦那さんの知り合いという40歳近くの男性をイルカウォッチングに連れてきたそうだ。すると、普段寡黙なその男性が、イルカを見た途端ハイテンションではしゃいでいたそう。寡黙な人をもはしゃがせるイルカパワーなのである。

ひとしきりはしゃいで後ろを振り向くと、そこには青い顔の先輩が。笑

東京に比べると周りに建物がないので空も広い。いろんな形の雲が浮かんでいて、これは10種類の雲の説明みたいだ!とパシャリ。理科専科あるある。

この景色が素晴らしかった
これのことね。ウェザーニュースより。

戻ってきた後は、お土産コーナーとソフトクリームで一旦落ち着く。(先輩が)

隠し取られてた
塩ソフトクリーム!美味!


★【陶芸】陶丘工房 ※お休み

天草にはたくさんの窯元があるらしい。そして小学生たちは5年生時の総合の学習で、割り当てられた窯元でプロの指導を受けて自分の作品を作るのだそうだ。いいなあ!

今から250年前、良質な“天草陶石”を使って焼かれた磁器が始まりと言われています。天領の地だった天草は、村ごとに庄屋がいて、それぞれに製陶が行われていたそう。その名残りで現在も、窯元ごとに違う多種多様な陶磁器と出合えます。

熊本県公式観光サイトより

そのうちの一つ、陶丘(とうきゅう)工房さんを尋ねてみた。…のだが、行ってみたらお休みだった。

残念すぎるう

HP見る限り、とてもステキな焼き物が並んでいるようなので、もし天草に行く機会がある方は休みの日を確かめた上で行ってみていただきたい。


★【ホテル】アレグリアガーデンズ

土地勘がなさすぎてどこに泊まればいいのか分からないと言っていた私に、先輩が取っておいてくださったホテルがこちら!!!

キレイだし、眺めもいいし、温泉がついている!

映えるデッキでハイポーズ!
エレベーターに貼られていてシュールなポスター


★【居酒屋】おさかな食堂将吾

ホテルで一息つき、夕飯で向かった先は「おさかな食堂将吾」さん。

店名がおさかな食堂というだけあって、お刺身がとても美味しかったし、他の居酒屋メニューもグッド。イチオシはコーンの天ぷら(全然海鮮じゃないっていうね)。
私たちは滑り込んだのだが、予約も合わせて満席になり、予約なしで来たお客さんが断られていた…セーフ!地元でも人気のお店。

こちらで、5年分の近況報告続き。知らない間に、お互いにいろんなことが起きていて、一緒に仕事をしていたときはどちらも担任だったけれど、今ではどちらもサポーター。生き方や働き方には、いろんな道がある。人生に迷いっぱなしの私は、久しぶりにお会いした先輩にも人生相談を持ちかけ、悩みや愚痴をたくさん聞いていただいた。

送っていた本にサインさせられる


天草観光、前編終了〜!

天草編は1つの記事でいこうかと思っていたのに、気付いたらいろいろ書いていて前後編になってもーた!

余談も余談なのだが…
今回の旅で私は、糸島の母上と天草の先輩にお土産を持っていくことにした。うちの母優子からのアドバイスをもとに、購入したのがこちら↓

銀座あけぼののくちとけ水羊羹。

調べてみると、お取り寄せはもちろん全国からできるものの、福岡と熊本には銀座あけぼのの店舗がない。且つ、店名に「銀座」が入っていて高級感がある。且つ、柔らかめな水羊羹がとても美味しい。
お2人ともとても喜んでくれたのでよかった。どこか地方へお出かけの際は、くちとけ水羊羹をぜひ(季節は限られるけれど)。

最後に、ノリノリの母上とは違って怪訝な目をして写真を撮ってくれた先輩による1枚。

この旅はダイアウト写真がいっぱい撮れた


先輩はこれ以降、「倒れてる写真取ろうか?」とは一切聞いてこなかった…。
ちゃんちゃん。



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#先輩の天草観光ツアー

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