見出し画像

#629 誰かに頼りっぱなしの九州旅行③ 糸島前編

2024.8.25.
謎の流れで決まった九州旅行。その初日、いつになく好調なスタートを切ることに成功。


2日目の朝。少年野球チームと被らないように早めに朝食を食べ、支度をする。そしてついに、同僚T先生の母上と対面のときが。

ホテルから出た私を見つけ、車から手を振ってくれた母上。(もう、一連の記事の中では母上と呼ぶことにしよう。)
動きやすいパンツスタイル、丸いメガネ、つばの大きめな帽子。顔立ちは…T先生に激似という感じではない。いや、私があまり顔似てる似てない分からないだけか。
LINEのペースと変わらない怒涛のトークで、ここまでよく来てくれたと歓迎してくださった。いやいや、よくこんな見ず知らずの娘の同僚の案内を買って出てくださいましたね、である。

車に乗った途端に、グッズ紹介が。

【母上観光特別グッズ】
◆みゃー専用水筒・中身は冷たいお茶
◆凍らせたペットボトル・綾鷹か生茶か選択可能(つまり2本ある)
◆ビーチサンダル・白糸の滝の水遊び用
◆足ふきタオル・水遊び後に拭くため

白タクどころの騒ぎじゃない!母上のホスピタリティが高レベル過ぎる!

一つ一つの紹介に驚き&爆笑。そんなこんなでツアースタート。


当初の予定では一番遠い白糸の滝から攻めるプランだったが、天気はだんだん崩れる予報で、先に芥屋の大門(けやのおおと、と読む)の遊覧船に行こうと。晴れでも海が荒れていたら出航せず、全体で1/3くらいは欠航なのだそう。出発のタイミングで問い合わせ電話をしてくれて、今のところ出航予定だそうなので、GO!GO!

言われた出航時間までには余裕があったので、ちょっと寄り道しつつ芥屋の大門を目指す。
途中、「どっちからでも行けるんだけど…右と左どっちがいい?」と数回聞かれる。笑。行き先も道も分かってないので、どっちでも!と心の中で思いつつ、「えええ?」などと言っていると、じゃあこっちにしよ、と母上がハンドルを切る。どうやら、質問ではないようだ。終始、そんな感じ。

★【雑貨屋】麻と木と…※営業時間外

まだ時間があるからと立ち寄ったのが、雑貨屋さん「麻と木と…」である。と言いつつ、まだ営業開始前。

とりあえず降り立ち
外から様子を伺う怪しい2人組となる

HPを見ると、服の方がメインに紹介されているっぽいけれど、覗いた感じでは雑貨もいろいろ置いてあって、ステキだった。福岡に戻ってきた日に開いている時間だったら来たいなあ。


★【観光spot】芥屋の大門(けやのおおと)

さて、第一の目的地に到着。というかここ、「けやのおおと」って読めないな?

芥屋大門(けやおおと)周遊遊覧 
日本三大玄武洞の中でも最大のもので、六角形や八角形の玄武岩が柱状節理(ちゅうじょうせつり)をなして、玄界灘の荒波にそそり立ち、海蝕(かいしょく)によってできた洞窟(高さ64m、開口10m、奥行き90m)は、黒々と玄界灘に向かって口を開き神秘的な景観を呈しています。
冬場をのぞいた3月16日~11月30日までは芥屋漁港から遊覧船にて約25分、紺碧の海と洞窟内の蜂の巣状の天井など大自然が作り出したアートを楽しむことができます。

HPによる説明

遊覧船で洞窟の中に入って、玄武岩の柱状節理なるものを見られるって!

しかし、残念なことに遊覧船の受付に行くと、今日は波の関係で洞窟の中には入れないそう。がーーーん。それは残念。でも、ここ10日間で一番穏やかな海とのことで、どうやらここ10日間はあまり出航もできていないようなので、行けるだけよし。

穏やかに見えるけどねえ

気さくな操縦士さんが「置いてあるライフジャケットを着けてくださいね〜。ジャケットというくらいだから、羽織るんですよ。間違えずに着られるかなあ。」などとプレッシャーをかけてくる。10人くらいのお客さんの中で、着方を間違えたのは唯一母上だけだった。愛らしすぎる。

こんな船で
船内から
母上目線
これぞ

でね、洞窟の中は入れませんと言いつつ、波の様子を見てギリギリまで操縦士さんが攻め込んでくださり、結局中に入ることができた!

洞窟入り口から上を見上げる


★【観光spot】トトロの森

芥屋の大門の近くに、通称トトロの森と言われる場所があり、トトロがいそうな森を通って展望台に上がれるらしい。が、夏は非常に暑いので、私は登らないと母上。では、せっかくなので行ってみます!と私。

ははーん。これだな。
途中で、リップクリームの生える木があったぞ
一番上の展望台からの景色は…
ステキ!さっきの遊覧船の次の便が見えた!

非常によい眺めだったのだが、母上の言っていたとおり、暑過ぎた。止まらぬ汗。行くなら覚悟をして登るべし。


★【観光spot】幣の松原海岸(にぎのまつばらかいがん)

お次は、キレイな海岸。「幣の」と書いて「にぎの」と読むらしい。けやのおおとに続き、読めない地名が続く。母上のポーズが可愛い。

看板からひょっこり


★【観光spot?】芥屋ゴルフ倶楽部 ※入れず

この辺りに、由緒正しきゴルフ場があるらしい。レストランがあり、そこの鯛茶漬けが有名で、どうやら嵐の櫻井翔くんも食べたという噂。レストランがやっているのか分からないけれど、無理ならばトイレを借りるくらいの感じで、有名ゴルフ場をちょっと覗いてみようと立ち寄った。

ネットで調べると、石川遼くん効果が大きいみたい。

ゴルフに似つかわしくない女性2人がエントランスに入ると、受付周りにいた制服のスタッフさんが「???」と怪訝な目で私たちを見る。母上がレストランは立ち寄れるかと聞いてみたところ、今日はツアーの準備でやっていないそう。確かに、エントランスには受付用なのか星のついた?ステッカーというかプレートのようなものが並んでいた。トイレを借りれるかと聞くも、近くのトイレが準備中は男性専用になっていると。
全然入る余地なし!

絶賛準備中

門前払いだったねーとすごすご帰る我ら。それもそのはず、きっとこの大会(うちの母が知っているくらいだから有名なのだろう)の準備をしていたみたい。仕方なし。


★【ランチ】てら崎 ※お休み

母上から、ランチについて「地元で人気のお店と、インスタ映えのお店とどっちがいい?」と聞かれた。インスタ映えにはさほど興味がないので、地元で人気のお店とやらを目指すことに。
がしかし、定休日ではなかったのに、お盆の反動で臨時休業。残念!下記ブログでレビューがあったが、とっても美味しそう。


★【ランチ】糸島海鮮堂

ということで、インスタ映えと噂の「糸島海鮮堂」へ。
近くに二見ヶ浦という観光スポットがあり、その近くに建てられたキレイめなお店で、店前に待ちのお客さんが並んで座っている。

海に向かって座るカウンター席は待ち時間がもっと長いようだったが、カウンターでなくていいと伝えると10分程で中に入ることができた。普通の席だったけれど、海も普通に見えて、カウンターでなくても十分だったね!と話す。

お高め海鮮丼と、つまんでご卵(つまんでごらん)というブランド卵とビールをいただく。なんという贅沢。

海鮮丼(並)2800円。優勝。
母上がつまんでくれた。私がやったら端をつまみすぎてすぐ割れた。笑

ここで、母上トークが楽し過ぎたのだが、気付くと1時間半を超えていた。私は終始、「娘愛が溢れているなあ…」と聞いていたのだが、止めなかった私にも責任がある。ひとしきりしゃべって時計を見た母上が「大変!こんな時間!しゃべりすぎたー!娘に怒られる〜!」と焦り出した。急いで次へ出発!


★【観光spot】二見ヶ浦海岸

私だけ一瞬降りて雰囲気を見てきた。こちらは鳥居のところが撮影スポットのようだが、鳥居に向かって行列ができていて、流石にそこまでして写真はよかろう…と、すぐ車に戻る。

列ができてる〜


糸島巡り前編終了〜

なんと、ここで既に3000字を超えてしまったので、糸島ツアーは前後編に分割しよう。前編のルートはこんな感じ。

で、余談も余談なのだが、私のライフワークに「どこでもダイイン」というものがある。

最初に訪れた芥屋の大門で、勇気を出して母上に「倒れてるところを撮ってもらうことはできますか?」と聞いてみた。
聞いたときには意味が分からない様子だったが、「この辺に私が倒れるので、この辺りからこれが入るくらいに撮ってもらえれば」と話すと、その通りに撮ってくださった。

以降、そういうことをしたい人だと完全理解してくださったのか、いろんな場所に行っては、寝転がれそうなスペースを探してくれるように…(爆笑)。

芥屋の大門
幣の松原海岸
理解者


これに懲りず、糸島後編もどうぞお楽しみに!



#教員エッセイではない
#九州旅行
#糸島巡り
#芥屋の大門
#トトロの森
#幣の松原海岸
#芥屋ゴルフ倶楽部
#てら崎
#糸島海鮮堂
#同僚母の観光ツアー

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?