脈診でわかる５つのこと　その1

2021年12月14日 22:34

韓流ドラマの歴史ものは
鍼や灸をしているシーンがよく出てくるので
「ホ・ジュン」や「馬医」が好きで
再放送をやる度に必ず観ます。

ドラマの中で当時の医官たちが
王族相手に脈を診ながら、
重篤な病気の名前を告げているシーンや
「ご懐妊です。しかも男子を授かりました。
　おめでとうございます。」
と言っているシーンを結構な数で目にします。

脈診を
現代の血液検査やレントゲンやMRIなどの
画像診断と同等程度、
とても精度の高い検査のような扱いで
登場させています。

その影響もあってか
脈診は身体の状況が何でも分かるもの
と刷り込まれた方も多いのではないでしょうか。

初診時の患者様を拝見するときは
特に念入りに脈診をする必要があります。

患者様の口から話されることは決まって
「症状について」のことなので、
その他にも知っておかないといけない
身体のリアルな状況を確認する必要があるからです。

長くても2～3分の間の脈診をするだけで
予診表に記入できないようなことを脈診はわかります。

１．病の根本や原因が分かります。

脈診をする一番のメリットは

一番重要な病気や症状の根本とされている

「精気の虚損」を見つけられることです。

精気とは

生きていく上で代謝される際に使われる力のことです。

もっと簡単に言うと「生きる力」のこと。

僕らが生きている以上、
精気は少なくなったり、
ひどい場合は悪くなります。

それを「精気の虚損」と表現していて、
その精気が弱く少なくなっている経脈を臓腑を
脈診では見つけることができます。

精気の虚損は
問診では見つけことができないというか、
問診では不可能なんですね。

だって
「精気の虚損はどの経脈にありますか」と
患者様に尋ねても
答えられる人は居ないと思います。

そして、見つけた精気の虚損に
アプローチできる鍼灸治療法は
「経絡治療」だけになります。

精気の虚損がどこにあるか探せる
診察法は「脈診」だけです。

では、どのように「精気の虚損」を見つけられるのか？

病の根本である「精気の虚損」を
見つけられると、どんなメリットがあるのか？

「精気の虚損」に
アプローチすると何が起こるのか？

そして「精気の虚損」に
アプローチする具体的な方法とは？

当会はものすごく簡単に
脈診と経絡治療をマスターできる
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