乗り越えた先に

もうすぐ8ヶ月になる娘。毎日毎日できることが増えていって、見ているのも楽しいし、本人も楽しそうで微笑ましいです。

最近は、低い段差を乗り越えることを覚えました。
まずは腕の力だけで登って、バタバタともがきながら、ようやく乗り越える。その一生懸命な様子が可愛い。

晩ごはんを作り終えて、夫が帰ってくる間、ベビーマットで寝転がってました。
娘がおもちゃで遊んでいるのを同じ目線で見る。かわいい。おもちゃに飽きたら、私をおもちゃ代わりにバンバン叩いてくる。かわいいけど、痛い。かなり痛い。

そのうち叩くのも飽きて、私の体を乗り越えようとしました。
私の右側から登って、ずりずりとお腹を引きずって、ようやく左側へ。ちょうどお尻が目の前です。

そしたら、「ふええ〜ん!」と泣き出しました。
さっきまでいたお母さんがいなくなったんですね。正確には、見えない位置にあなたが移動しただけです。

思わず笑ってしまったら、クルッと振り返って、「ごぉーーー!!」と雄叫びをあげながら、怒りの平手を浴びました。いや知らんがな。

できることが増えると、見える景色が変わります。そしたら、不安になることも増えるんだね。
大人がステップアップするときも、そういうこと、あるんじゃないかと思います。
成長と不安はセットなのかもしれないなぁ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?