見出し画像

『三国志』横山光輝

1.内容

中国の後漢末期から三国時代にかけて群雄割拠していた時代(180年頃 - 280年頃)
魏、蜀、呉が中心となり騙し騙され、戦いながら天下統一を目指すお話。

横山光輝による『三国志』は、1971年から1987年まで、潮出版社『希望の友』『少年ワールド』『コミックトム』に月刊連載された。
『三国志』を描いた漫画の先駆にして、黄巾の乱に始まり蜀の滅亡までを描ききった長大な作品である。
※Wikipedia参照

2.感想

三国志関連の本はたくさんありますが、私が横山三国志(愛蔵版)を読んだ感想です。
的外れだったらごめんなさい。と、先に謝罪しておきますが、個人の感想なので…

劉備パパが仲間と共に情熱を燃やし、多くの犠牲を出しながらも興した蜀という国は、諸葛亮が亡くなった後に魏から攻められ、平和になれすぎた息子劉禅があっさりと降伏し、あっけなく終わりました。

劉禅は赤ん坊の頃に長坂の戦いに巻き込まれ、趙雲に救出されました。
必死で救い出した趙雲の武勇とか、劉備の漢王朝を復活させたいという情熱とか…
劉備とその忠臣らを近くで見ていたはずなのに、全く伝わっておらず、劉備亡き後も面倒な事は周りに任せておいて「平和が良い。酒と美女に囲まれて暮らしたい」というスタンスで暮らしていたようです。

劉禅が魏に降伏したので犠牲が少なく済んだ、普通は権力を握りたがるのにそれをせず周りに任せていたので、無能ではないという見解もあるようですが、「権力には興味がないけど、酒と女が大好きで、面倒なことは考えたくない。父親の人徳のおかげで集まっていた忠臣に面倒なことは任せて遊んでいるだけ」に思えます。

劉禅にカリスマ性はなくとも、先代の志や情熱を引き継げていたらもう少しなんとかなったのでは。

曹操亡き後の魏についても同じで、曹操の子孫が権力を同族に集めて国を好き勝手にしたので内乱が起きました。(そして次の晋へとつながる)

蜀も魏もそうですが、同族か否かよりも、国を思って命をかけて行動してくれる人徳のある人がトップに立つべきだなと思いました。
我が子に継がせたいという気持ちもわかるので、そううまくはいかないだろうけど…

カリスマ、同族、後継者問題、内乱…

最近色々とありすぎて話題に事欠かないジャニーズ事務所と勝手に重ねて考えてしまうジャニオタです。

ここかはら余談になりますが、なぜ私が三国志を読もうと思ったかというと…

『パリピ孔明』というアニメを観たからです。

三国志を読んでからパリピ孔明をみると、「楽しそうで何より」と笑顔になれます。

そして、パリピ孔明をみたのはこれがきっかけです↓

Kis-My-Ft2の宮田さんが踊っていたのでアニメを観るきっかけとなり、三国志を読むことになりました。

孔明のような軍師がいたら無敵だなぁと、普段アニメを見ない私が一気見しました。

この記事が参加している募集

最後までお読みいただきありがとうございます♪