GHQの”被害者”
茶番が始まったころ、この人の話、面白いなと思って動画を見始めた。とにかくお肌のつやがよくて、福の神様みたいな顔だと思った。それが、あれよあれよと有名になり、立候補までしてしまった。
吉野先生だ。
多くの街頭演説が消されてしまったらしい。
まともに他の人の街頭演説を聴いたことがない私が言うのもナンだけど、大きな視点でお話しされているところが他の街頭演説と違うと思う。
今は昔、山本太郎氏がブレイクしたとき、その演説に私は違和感を覚えた。誰も言わなかった、というか、そういう発言は見たことがなかったのだけれど。その後の彼の行動をみて、やっぱりねと思った。吉野先生のこの街頭演説にはそのような違和感がなかった。
前半は日本人の民族性のこと。例えば、和歌山県沖でトルコ船が難破し、地元の住民が乗っていた人を助けた。損得勘定なしでやったことが、トルコの教科書に書いてある。イラン・イラク戦争のときに、今こそ恩返しだと、日本人救出のためにトルコの人が動いてくれた。
私は、トルコ船の難破のこの話は知っていたけれど、「そうなんだ」と思ったくらいで、日本人の民族性に結びつけることはなかった。
この2年間、この騒動に疑問を持っている人たちの意見を多く聴いてきた。そういった人たちの中で、「日本人の民族性が高い」と言う人がわりといて、それが不思議だった。不思議に思ったのは、すんなり受け入れることに抵抗があったからだと思う。自虐史観だろうね。それでも却下せずに、とりあえず色々と聞いきた。
聞いているうちにだんだんとそうだと思ってきた。でも、本当に納得するには、捨てなければいけないものがある。その一つが恩師。私は学校の先生と相性が悪いのだけれど、唯一恩師だと思っていた先生がいる。小学校のときの先生。この先生に自虐史観を埋め込まれたのよね。
余談だけれど、これまで、色々と広く浅く食い散らかして学んできた。でも、この茶番になって学んだほとんどの分野を捨てることになった。残っているものは、「砂糖ダメ」と「日本語」くらいかな。
そんな私に強烈に突き刺さったのが、
”神話を忘れた民族は100年以内に滅びる”
吉野先生も街頭演説でもおっしゃっているが、イギリスの歴史学者アーノルド・J・トインビーが言った言葉だ。
高い民族性を持った民族など、あちらさんにとっては脅威でしかない。だから、原爆を2個も落とし、福島で3回目をやったということだろう。そして、学校の歴史では徹底的に自虐史観を教え込み、自国建国の神話を習わせない。
今、遅ればせながら日本の神話を少しずつ学び始めている。解説してくれる動画はたくさんあって、何本も見た。一回ではなかなか覚えきれないから、本を借りたり、講義も受けてみた。
戦争が終わって77年。100年まであと23年だ。おばさん一人が日本の神話や、自虐史観ではない先人達の話を学んだところで、何が変わるの?という話だろうけれど、まずは知らないと始まらない。そうすれば、次にするべきことが見えてくるだろう。
*****
後半は、医療費の話。街頭演説から少し拾ってみる。
これって、まさに植民地!!
私は、政治家でも医者でもないけれど、本当に頭が痛い。周囲がその原因になっている”病気の人”だらけだから。
やっぱりね、知ってしまうと、”悪しきこと”に加担したくない。でも、周囲との軋轢を生むというのは、今の茶番と同じ。液体注入はやめておいたほうがいいと思うよ、と言ったら、「陰謀論だ!」「反○クチン派は、過激だから」などなど。私が打っていないと知ると、態度を変えた人もいる。
慢性疾患で、食について言ったところで聞く耳もたず。相変わらずお菓子を食べ、薬を流し込み、でも、病人/高齢者には親切にしましょう、・・・みたいな。
ここが私にとっての高齢者問題の肝だと思う。他人様のところはノーコメントだけれど、私の親たちがそうだから。もう、情けなくて。ちょっとキツいことを言ったら、年寄りに当たるなと本人からも周囲からも叱られる。
GHQの”被害者”と言えばそうだけれど。
私にできることと言えば、やっぱり自分を律するしかない。で、この情けない高齢者の分も含めて、「ごめんなさい」をするしかない。
謝る先は日本の神様とこの国を築き上げてきたご先祖さま。で、どうやって「ごめんなさい」をするかの具体的なことは、今のところよく分からないが、とりあえず神社に行ったら謝ろうと思う。
一つ思ったのは、”病気の人”に接するときは、”病気の人”のためではなく、この国(=未来)のためにするということだ。”病気の人”の疾病利得にはできるだけつきあわない。これが、一番消耗する。
歳を取れば身体の機能が衰えてくるのは仕方のないことだし、それをフォローすることに抵抗はない。でもね、人生の先輩としての気概を見せてほしいよ!
私が子どものころ、虫歯になるからと甘い物を食べさせず、バカになるからとテレビを見せてくれなかったウチの親。同じことを言えば、歳をとると自分に甘くなるからね~と。親のためではなく、「この国(=未来)のため」という立ち位置でお付き合いしていくことにした。
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