【38w3d】出産レポ(備忘録)①


昨日、とうとうかわいいかわいい息子と対面することができた。
前回の切迫早産の退院から記録が滞っていたので、記憶が新しいうちに記録を残しておこうと思う。


今月初めに、5週間の入院期間を経て退院。
退院二日前に、繋ぎっぱなしだった点滴を外したら、かなり陣痛に近い状態まで進んだ。
定期的なお腹の張りと、下腹部痛・腰痛。
幸い、そのままお産には繋がらずに退院となった。


点滴を外してかなり状態が進んだということもあり、退院したら即お産になるだろうとドキドキしていたものの、意外と陣痛が来ることなく、1週間ほどいつもの日常生活を満喫。


37週も無事過ぎて、38週1日。
いつものように、夫と休日デートを楽しんでいた時の夕方。
お店を出る前にお手洗いに立ち寄った時だった。
サーっと水が流れ出るような感覚が。
尿を我慢していた時ではあったが、尿漏れとは違う感覚。
これは破水だ!…ということで病院に連絡をすると、入院の荷物を持ってきてください、とのこと。

しかし、病院について内診をするも、破水は止まっていたようで、どうやら「高位破水」らしい。
高位破水とは、本来子宮口付近で破れるはずの赤ちゃんを包んでいる膜が、高い位置で破れてしまうことである。
その後破水が進まないこともあるそうだ。
とは言え破水をした、ということは、赤ちゃんが外の世界と繋がったということなので、感染症のリスクも考え、入院をしなくてはならない。
ということで、わたしの入院生活が再びスタートした。

本来、高位破水が起こると、その後24時間以内に陣痛が起こる場合がほとんどだそうで、わたしもそれを待つことになった。
24時間で来ない場合は、感染症の危険性も考え、点滴や服薬でお産を進める方向でまとまった。

しかし、待てど暮らせど陣痛が来ないまま、二晩が過ぎた。
破水もその後起こることもなく、終いには「あれ、本当におしっこじゃなかったんだよね?」と医者に疑われる始末。
そんなことなら、あの日の内診でちゃんと検査してくれよ…と思ったが。

赤ちゃんの感染症の様子も見られなかったので、陣痛を待つという選択肢もある、ということで医者から提案された。
最初と言ってること違うじゃねーか、とも思ったが、夫と相談し、入院生活によるわたしへの心身への負担を考え、また、赤ちゃんも生まれても問題ないくらい育っていたので、陣痛を促進する方向で進めることにした。


正直、この選択は非常に難しかった。
高位破水したとは言え、その後陣痛が来ないということは、赤ちゃんはまだお腹の中に居たいと思っていたんじゃないだろうか。
それを親の判断で勝手に外に出してしまって良いのだろうか。
そんな葛藤を感じた。

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