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海辺にひとり、ぶらり。

海が近い町で育ったせいか、今まで住んだ場所は『水辺』がほとんど。あえて選んでいると言ってもよいくらいです。心が身体が、ウォーターフロントを欲しているのでしょう。何だか落ち着くんですよね…あ、もちろん災害面などのデメリットもありますが、今回は『癒し系』のお話ですから。

学生の時は、よく海に行ってましたね。誰を誘うともなく、おひとり様。各駅停車の電車に揺られ、海岸沿いの水族館を訪れた帰り、海辺を散策するのでした。

海岸に着いた途端。拓ける視界に、何もかもが解き放たれる瞬間。

あの感覚が、とても好きなのです。暮れゆく海の荒々とする波と、夕やけのグラデーションを瞳に焼きつけながら。また一人、電車に乗り帰路に着くのです。時間?その時の気分次第です。それがまた、良いのですよ。また、あの海へ行きたくなってしまいましたね。

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