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「大きな声で明言する」と正解になる…ということへのモヤモヤ

今日もPTA広報の集まりがあって、学校に行ってきた。業者さんとの写真の受け渡しに使っている黒いUSBメモリが戻ってきて、失くさないように、いつものここに…と片づけていたら、それを見ていた本部の方が聞いてきた。

本部の方:あれ?それじゃなくて、ここに“1年生用”って書いた紙が貼ってある白いUSBは?
私:えーっと、私たちがいつも使っているのはコレしかありませんが…
本部の方:“1年生用”って書いた紙が貼ってあるUSBを、初回の時に渡しました。渡したんですけどねぇ…。

あれ?記憶にない…。仕方がないので、他のメンバーにも聞いてみたけれど、そこにいた他の方も「白のUSB…。見ていないなぁ」「なかったよね?」という意見。一人の方が、「そうだよ。だからバックアップ用に私のUSB持ってきたんじゃん」と。あぁ、そうだった、そうだった。その方が、業者さんにUSBを渡したら作業が滞るからと、気を利かせて自分の青いUSBを持ってきてくれたんだった。
と、そのやり取りを見ていた本部の方が、「でも、私、渡しましたー」と明るく大きな声でひと言。それでなんとなく、その話は終わりになった。

USBに入れてもらった画像の中から、写真を選ぶ作業をしていたのは私と友人の主に2人。今日は友人が来れなかったので、あとで聞いてみよう。でも、私たちが「見ていない」「渡されていない」と言っても、多分、「でも、私、渡しましたー」と言われてしまうことは、想像に難くない。うーむ。

こういう局面は初めてじゃない。こういう時の「大きな声で明言する」は、イコール「私は間違っていません!ですので、その他の意見は受け入れません!」ってことだろうな…。私たちも大きい声で明言する?してみる?できる?……否。すると、結局、私たちがどうにかするしかないので、するんだろうな…。言い切ったあの人にも、言い切れない自分たちにもモヤモヤしてしまう。何気なく外を見たら、絵に描いたようなぐずついた空で、まんま私の空だな…としみじみ…。


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