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一年の健康祈願

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

のんびりなお正月も今日で終わりです。
皆さんは日常生活の中で日本の風習をどのくらい取り入れていますか?
風習は取り入れているもののその意味や由来など理解している人は少ないのではないでしょうか。
今日はお屠蘇について教えて頂いた事を綴ります。

お屠蘇はご存知ですか?
少し前のものですがデーターがありました。
お屠蘇の存在を知ってるはいるものの由来を知らない人が殆どなんです。


お屠蘇を知っているかどうかについて聞いたところ、全体の86.6%の人がお屠蘇のことを「知っている」と回答しています。しかし年代別に見てみると、50代や60代で95%と認知が高いものの、年代が下がるにつれて認知率が低下し、20代では34%の人が「知らない」と回答しており、他の世代と認知に差があることがわかりました。
毎年飲んでいる人は全体の3割程度。お屠蘇を飲む伝統の慣習が薄れつつある。という結果が出ています。
お屠蘇を飲む慣習の由来や意味について聞いたところ、「知っている」と回答した人は全体のわずか22.9%。年代別では60代で半数 近い人(45.3%)がその意味を「知っている」と回答しているものの、そのほかの世代では「知らない」人が多数という結果でした。
                  宝酒造株式会社の意識調査結果より


1,お屠蘇の由来と語源

語源
日本には平安時代初期に中国の博士である蘇明によって伝えられ、嵯峨天皇の時代に宮中の正月行事の一つとしてお屠蘇を飲む慣習が定着しました。
やがてこの慣習が国民にも広がり、元旦の朝に一年の邪気を払い、延命長寿を願って飲まれるようになりました。

由来
「邪気を払い(屠る)、魂を蘇らせる」という説の他、「蘇」という名の悪鬼を屠る(ほふる)という説、さらに「屠殺」と「蘇生」つまり鬼邪気病を追い払って新たな魂を蘇らせるという説もあります。


2,日本の万能薬

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(7つの生薬と適応症状)
・白朮(ビャクジュツ):水分代謝調節、胃液分泌促進、神経痛、
 リウマチの痛み
・山椒(サンショウ):腹部の冷え、腹痛、リウマチ痛、神経痛、整腸剤
・防風(ボウフウ):喉の痛み、咳
・桔梗(キキョウ):喉の痛み、咳
・陳皮(チンピ):胃もたれ、食欲増進、消化促進、風邪症状
・桂皮(ケイヒ):健胃
・紅花(ベニバナ):月経不順、冷え、血色不良、更年期障害の症状、便秘

赤酒に7つの生薬を入れて7日間つけておきます。

記憶の中にお屠蘇を飲んだのは数える程度です。
元旦の日に飲んでみましたがそれぞれの生薬の風味や香りが楽しめました。
邪気払いし今年の目標を考えました。


3,日本文化には健康のヒントがある

旧暦を使用していた頃の日本は月の形から祭事おこない、太陽の動きを見て二十四節気を併用し季節を堪能したり 二十四節気に従って農作業を行い、日常生活を送り、食を摂っていたそうです。

しかし、最近の気候変動で旧暦の教え通りにはいかず、植物の芽吹きや成長に影響が出ているように思います。
これは里山の四季を二十四節気を通して学んでいるときに体感しました。
自然の気を受けながら生きている私達は、自然の働きを理解して生活することが健康の秘訣と言えます

また、人間は小宇宙又は小自然とも言われています。
植物と人間、大自然と人間は調和している状態が健康とも言えます。


4,終わりに

今年のテーマは自分のコアなる部分と出会うことです。
その為に行うことを瞑想しながら思いつきました。
その中に土の声を聞くというテーマが出てきて、土地の神様の存在を感じ、四季の流れと共に生活することを意識するなど今年はもう少し自然のリズムを感じながら過ごしていきたいです。

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広島に初雪が降る前、雪虫が現れました。生物も私達に四季の移り変わりを教えてくれて居るんですね。


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