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親の死は何の為にあるのか

11月3日(祝)
親の看とり意見交換会を行いますが、
一緒に開催する「より良い死に方のブログ」を書いておられるせのようこさんをご紹介します。

母が認知症になり私は焦っていました。
ずっと自分らしさや生きる意味を探して
同じ所をぐるぐる回って、何も解決出来ないでいました。

母に心からありがとうが言える自分でいたい。
母の記憶がしっかりしているうちに心からありがとうが言いたい
そんな気持ちでした。

そんな時耳を傾けて下さったのがせのようこさんでした。

親が介護状態になって悩んだり焦ったりする背景には自身の仕事や家族、経済状況、環境色々あると思います。
同時に親子、家族の関係性でも悩む方がいらっしゃるかもしれません。
しかし親子、家族の関係性に見えて実は自分自身を見つめ直す時なのかもしれません。
親は必死に生きて老いて、そして旅立つ準備を始めます。
私達もそれに合わせて人として成長していくんだと思います。
そう、魂の成長を手助けしてくれていると母の看取り体験から感じました。

母を家族で看取った様子をせのさんに伝えると
「おめでとうと言いたいぐらいだよ」と言って下さいました。
その意味が分かりますでしょうか。
普通ならご愁傷様でした・・・ですよね。
家に帰りたいと何度も訴えていた母をやっと連れて帰り、家族水入らずで最期の時を迎えれた。
バラバラになっていた家族がひとつになり
もう一度母との関係性をそれぞれが取り戻せた。
母の死は家族の環を閉じ、そしてまた始まりを意味していました。

死は避けては通れない人間のプロセスです。それはごく自然なことです。
私達は未来の夢や希望を目指して歩みがちで、老いや介護、死というWordを見ない振りをして遠ざけていないでしょうか?

母を看とった私は感覚で察しました。
母は無意識に私に伝えたいことがあるんだと。
少しずつ呼吸が弱くなっていく母の側で
私はこれから生きていく力を授かったように感じました。
もう一度生まれたかのように魂が目覚めたような、輝きを取り戻したかのようなそんな感覚でした。

せのようこさんとのご縁ややまかわさちえさんとのご縁を頂き
こうやって意見交換会を開催することが決まり母も喜んでいると思います。何よりご先祖様全員が背中を押してくれているようにも感じます。

私達の体験したことが皆様のお役に立てれば幸いです。

お申し込み受け付けております。

・看取りの準備って何をしたら良いの?
・現状の介護に困っている
・親との関わり方これでいいのかな?
・皆も同じような事で悩んでいるのかな?

小さな疑問でも良いので私達に投げかけて見て下さい。

親の看取りZOOM表

親の看取りZOOM裏



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