もっとラフに。
初めて1人で息子を連れて高速に乗って、友人に会いに行った。
1月末までの時点でペーパードライバーだった私にとって、高速道路は怖いしか印象のない場所。
しかも、息子への不安も多々。
普段のお昼ご飯の時間が移動中に当たってしまうため、ミルク時間を調整したいけど飲んでくれるかな?とか、
夕方帰宅する頃に1時間~1時間半の運転は長すぎる夕寝を誘発してしまって、夜寝ないんじゃないか……?とか。
結論、全然考えなくて大丈夫だった。
ミルクをしっかり飲んで行きはほぼずっとお昼寝、ベビーカーでも少しお昼寝したけど周りの音ですぐ起き、さらに帰りは混んでなかったし、息子は夕寝もせずにずっとオモチャで遊んでいてくれた。
新生児の頃、実家に遊びに来てくれた友達。
親戚以外で新生児の息子を抱いた人は他にいない。
それからもたまに会っていたからこそ、成長を一緒に感じてくれた。
意思表示がしっかりして、つかまり歩きもする息子と手を繋いで一緒に歩いたり、
抱っこを求める息子を抱っこしたり喃語に返事をしたりして本当によく遊んでくれたし、動き回りたがる息子に合わせて芝生遊びも付き合ってくれた。
友達の希望で文明堂茶館へ。
……と書くと、どこら辺へ行ったのか分かる人には分かってしまうけれど。
初めて食べたパステルは想像よりも大きくて美味しかった。
息子にも少しあげると、とても美味しかったのか何度もおかわりをしてよく食べた。
普段の離乳食の進みは遅いけれど、やっぱり、食べたいものは食べられるらしい。
正直、息子を連れて行くと日々のスケジュールが崩れることや、それに伴って夜泣きを心配したり、家事の進捗や翌日以降の料理のことを気にしたり、夫のお弁当や昼食、夕食を準備できないことを申し訳なく思ったり、考えることが多すぎて友達に会うことすら億劫になっていた。
心配していたことはひとつも問題なかったし、
なんなら息子もとても楽しそうだったし、
私は私でとても楽しくてリフレッシュになったし、いい事しか無かった。
この後、夜泣きをするかもしれないし、しないかもしれない。
私にとっても今しかない時間を、もっと楽しく生きていいと思った。
今までは、赤ちゃんがいるからここは行かないようにしよう。とか、
息子のスケジュールをなるべく守って、夫の仕事に合わせてご飯を……家事を……とか考えてばかりで、自分で自分に制限をかけて、私の生きる時間に余白がなかった。
でも、何でもかんでも息子のため夫のためと我慢することは、果たして本当に息子のため夫のためになっているのか疑問に思った。
もっとラフに、生きていい。
肩肘張って真面目に生きなくていい。
寝る時間が遅くたって、家事ができなくたって、
みんなが笑っていられるならそれが一番いい。
明日の私と、真面目に生きすぎてしんどい思いをしている方々が、今日よりももっとラフに生きられますように。
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