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映画:ナイトスクール

memo

視聴時期:2020年7月
公開時期:2018年

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あらすじ

インプットめも

秀才の双子の姉・デニーズとは違い、テディは勉強と向き合おうとすると文字や記号がふわふわ浮き上がって暴れ出すように見える。大学進学適正試験の最中についに爆発して高校を中退してしまう。
それからバーベキューグリルショップで店を譲りたいとオーナーから指名されるほど営業成績がよく、口もうまい。
でも本当の自分よりも、デカく見せようとする悪い癖がある。
その悪い癖によって、彼女へのプロポーズが成功した直後に店を爆破してしまう。店のオーナーは保険金をもって逃亡し、仕事も失う。
親友が金融業を紹介してくれるが、その職に就くためには高校卒業資格(GED)が必要になる。テディは高校の校長に話をしてGEDを手に入れようとするが、昔の同級生が校長になっていて、ズルは叶わなかった。
真面目に夜間学校に通うことになり、担任のキャリー、クラスメイトと時間を共にする。
キャリーの提案によりあるテストを受けると、テディの学習障害が発覚する。そしてテディ仕様の勉強を始める。
彼女から婚約者になったリサに、夜間学校に通っていることも高校を中退することも秘密にしていたことにより、フラれてしまう。
失意の中でも自分の人生を立て直そうと勉強を続けて、GEDの試験に臨むものの……。

感想

主人公の言い訳・ごまかしにちょっとうんざりするところもあるけど、担任の先生のポジティブで強い思考が魅力的。クラスメイトもいい方向に進んでいこうとする姿勢が見えてくる。
努力していい方向に向かおうとする人、その努力が実るのを見るのは幸せ。束の間だけど自分も何かを達成したような気分になれるし、じぶんも何かを成したいと思う。
何かとても意地悪なものが成功を阻むわけじゃなくて、主人公自身の嘘やごまかしが別れの原因になったり~なのでとても納得。試験になかなかパスしないのはテディの学習障害によるところもあるけれど、努力に努力を重ねてそれもパスする。降って湧いたような幸運が訪れるわけれもない。あ、でもいい先生にで出会えたのは幸運か。
先生が主人公の特性に合わせた指導方法をとってくれるのが素敵なんだけど、指導方法として正しいかはちょっと不明。これはコメディ的に脚色されてると思う。でも「個人に合わせて」っていうところが素敵だなって。
同級生だった現・校長先生はもうちょっと意地悪な演出があってもいいかも~と思ったんだけど、この人も最後には反省を表現していい人だったなと思わせてくれた。
人種・セクシャリティ・障害とかいろんな要素があった。それに対して正しい(理想的なと言う意味で)対応や表現が作中でされていたかはわからないけど、この作品の中では和気あいあいとしていて、この空気はいいなと思った。

いい仕事を紹介してくれる友達がいてうらやまし~~~!!
こっちが最大の幸運?
幸運をキャッチするだけの努力を惜しまなかったから得られた幸運だよな。自分も努力しよう。

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